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「まぐわう」という奇跡を体験する

「なぜか満たされない」

というとき、

「性」

が絡んでいることが多いです。

「性」の話は、非常に根本的なものですが、

なかなか日常で話せる相手がいなかったりして、

ついつい一人で抱えてしまいがちです。

もしくは

「性欲などなかったことにして」

日常を過ごしていたりします。

しかし、「性」のことをないがしろにしていると、

どこか「言葉にならない」不足感が出てきます。

それは、「性が足りない」というふうには感じないで、

「なんか子供にイライラする」とか

「なんか自分が好きになれない」とか

「ダンナの何を見てもイライラする」

ということとして表現されてくるのです。

ぼくがいつも、

「人間は、じぶん一人では、自分のホンネには気づけない」

と言っているのは、そういうことです。

「思いもよらないところ」

にイライラの原因があったりする。

「想像もつかない部分」が

人生の邪魔をしていたりする。

とくに女性は、

「言葉にするのが苦手」

が多いので、そのあたりのイライラのもとを認識できずに、

「なんか知らんけど、イライラする」

ということで八つ当たりしてしまったり、

そんな八つ当たりしてしまう自分を

責めたり、嫌いになってしまうことがよくあります。

で、ぼくが思うに、これは

「閉じている」

という状態なのです。

「性を満たしたい」

というのは、人間として当然の欲求で、

悪いことでもなんでもありません。

「エロス」は人間に必要です。

けれども、それを

「ないこと」

にしてしまう。

それが「閉じている」です。

すると「天地」からも「人」からも

エネルギーが入ってこないので、

「気」が「枯れ」てしまいます。
(ケガレの状態)

すると、

やたらとイライラ、セカセカ、カツカツ、

カリカリ、ピリピリしてくるわけです。

では、それはどうしたらいいのか?

「性を満たしたいけど、ダンナとはイヤだ」とか
「ダンナが雑だし下手だし、満たされない」とか
「そもそもパートナーいないんですが」

みたいな話があると思います。

で、そのときに役に立ってくるのが

「話す」

ということなんです。

ぼくのいう「性」というのは、

あくまで「エネルギー」(気)の話なので、

いわゆるセックスのことのみを

指しているわけではありません。

大切なのは、

「ひらいて、まじわる」

ということです。

略して、「ひらまじ」です。

これが「満たされる」の根幹です。

だから「ひらまじ」がないセックスというのもあるのです。

これは「閉じセク」ですね。

女性側の

「早く終わらないかな」

などは、「閉じセク」の代表格です。

「穴貸し屋」みたいな感覚だと、

からだの「締まり」が出ずに、たるんでしまうのです。

だから

「”何”をしているか」ということよりも、

「”どのように”しているか」の方が大事なんですね。

で、その状態(あり方)は「ひらまじ」。

「ひらいて、まじわる」

があればいい。

その状態なのであれば、

「話す」だけでも

「触れる」だけでもいい。

そしたら「満たされる」のです。

それはエネルギーが「まじわる」からです。

合気道というのは、そういうボディワークだから、

終わると元気になっている。

「ホンネ対話」というのは、

それがオンラインで行えるのです。

オンライン上だけれども、

「目の前の人に、ひらいて、まじわる。」

それは「信じる」とか「ゆだねる」とか「まかせる」

にも似ています。

ちょっと怖いけれども、

「ひらいて、聴いてみる」

「ひらいて、話してみる」、

そのエネルギー交流の

「快感」「心地よさ」「気持ちよさ」

を体感していただきたいのです。

これは、やればやるほど、交流が深まります。

もちろん「下ネタを話す」ということではないですからね(笑)

じぶん自身の思いの丈を

「ありのままに」
「忖度ではなく」
「遠慮しすぎずに、率直に」

話して、伝える、ということです。

この感覚をつかむことで、

日常の人間関係やSNSの発信にも活きてきます。

ぼくとしては、この

「ホンネという快感ーエロスー」

をシェアしていきたいなぁと思っているのです。

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「ひらまじ」の感覚を身に付けていく「ホンネ道場」



一般向けの個人セッション、再開しました。
https://il-c.jp/personal-session/

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