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Pink Floyd / More 映画と融合した音楽の探索

モアは、なんと、初めて買ったピンク・フロイドのレコードです。アニマルズと狂気はエアチェック(>死語)や友達のレコードからダビングしてもらってカセットテープで持っていたからなのかもしれないのですが、何故これかは今となっては不明です。
見開きに写真が載ってて豪華に見えたのかな?
とにかく初めて購入し何度も聴いたので耳に馴染んでしまっているところはありますが、サントラとはいえ、単体のレコードとして鑑賞に耐え得るいい曲作りがなされていると思います。
いちばんのお気に入りは冒頭のサイラスマイナーですが、シンバラインの穏やかなメロディーもいい感じだし、あのヴォイヴォドもコピーしているフロイド中最もハードロックなナイルソングも入ってますしね!
さて、以下はGPT4の解説です。


東芝EMLの国内盤

ピンク・フロイド『More』の深堀りガイド

第1章:バンドの沿革

ピンク・フロイドは、1965年に英国で結成されたロックバンドで、サイケデリックロックやプログレッシブロックを代表するグループとして知られています。シド・バレットの創造的な才能により芸術的な地位を確立し、彼の退団後はデイヴィッド・ギルモアが加入して音楽性がさらに深化。アルバム『狂気』や『ザ・ウォール』など、数々の傑作を世に送り出しています。
(注:Wallは個人的にはアウト!)

裏面

第2章:アルバムの制作経緯・特徴

『More』は、1969年にリリースされたサウンドトラックアルバムで、バルベット・シュローダー監督の同名映画のために制作されました。ピンク・フロイドにとって初のサウンドトラックであり、このアルバムによって彼らは映画音楽の分野でもその才能を発揮。アルバムは実験的な楽曲が多く、アコースティックな曲からヘビーなロック、さらにはジャズ風のトラックまで多彩な音楽性が詰め込まれています。

オリジナルはシングルジャケでしたが、国内盤は見開きになっていて映画の写真、解説、歌詞、翻訳が印刷されています!

第3章:録音メンバーと担当楽器

  • ロジャー・ウォーターズ(ベース、リード・ボーカル)

  • デイヴィッド・ギルモア(ギター、ボーカル)

  • リチャード・ライト(キーボード、ボーカル)

  • ニック・メイスン(ドラムス)

この4人により、『More』の全曲が制作されました。メンバーそれぞれが複数の楽器を操ることで、アルバム全体の音の幅が広がります。

映画はいまだにみていないけど、なんだか雰囲気伝わりますよね

第4章:アルバム『More』に収録された全曲の解説

『More』は多岐にわたる音楽スタイルを探求しており、各曲が独自の雰囲気と物語性を持っています。以下に、アルバムに収録されている各曲の特徴を解説します。

  1. Cirrus Minor

    • オープニングトラックは、穏やかで瞑想的なメロディとナチュラルなサウンドスケープで始まります。鳥の鳴き声とオルガンが幻想的な雰囲気を作り出しています。

  2. The Nile Song

    • アルバム中最もヘビーなロックトラックの一つ。力強いギターリフと激しいボーカルが特徴です。この曲はピンク・フロイドのカタログの中でも異色の存在感を放っています。

  3. Crying Song

    • 穏やかで心地よいバラード。滑らかなアコースティックギターの伴奏によるリチャード・ライトの柔らかなボーカルが聴き手をリラックスさせます。

  4. Up the Khyber

    • ジャズ風のインストゥルメンタル曲。ニック・メイスンのドラムとリチャード・ライトのピアノが印象的で、緊張感ある曲調が映画のシーンを想起させる構成となっています。

  5. Green Is the Colour

    • フォーク風の楽曲で、穏やかなギターのメロディとデイヴィッド・ギルモアの温かみのあるボーカルが心地よい。優しさと哀愁が同居する、アルバムの中でも特に美しい曲です。

  6. Cymbaline

    • 心理的な恐怖をテーマにした歌詞が特徴のミッドテンポのトラック。不気味な雰囲気とストーリーテリングが見事に融合しています。

  7. Party Sequence

    • 打楽器を中心にした短いインストゥルメンタル曲。映画の特定のシーンを彩るためのもので、エキゾチックなリズムが印象的です。

  8. Main Theme

    • 映画の主題を表すための楽曲で、サイケデリックな要素とスペーシーなサウンドが特徴。実験的な音楽手法が用いられており、バンドの多様性を示しています。

  9. Ibiza Bar

    • "The Nile Song"と同様にヘビーなギターが前面に出たロック曲。迫力あるサウンドがエネルギッシュな印象を与えます。

  10. More Blues

    • ブルージーなギターのインストゥルメンタル。ゆったりとしたテンポで、映画のあるシーンの感情を深く掘り下げています。

  11. Quicksilver

    • 実験音楽に分類されるトラック。エレクトロニックな音響効果と変わりゆくリズムが特徴で、幻想的な雰囲気を作り出しています。

  12. A SpanishPiece

    • - 短いが印象的なトラックで、スペイン風のギター演奏とジョークめいたボーカルが特徴です。

  13. Dramatic Theme

    • アルバムの締めくくりとして機能するこの楽曲は、映画のドラマチックなシーンを象徴的に表現。穏やかなメロディとサウンドスケープが印象的です。

『More』の各曲は、映画の異なるシーンを彩るように計算されており、ピンク・フロイドの音楽的幅広さと実験的な試みが感じられる作品集です。このアルバムを通じて、彼らの音楽的な探求と映画音楽としての新たな側面を発見することができます。

サントラのLPの想定はこうでなくては?という気がします。

第5章:総括

『More』はピンク・フロイドのディスコグラフィーの中でも独特な位置を占める作品であり、映画のサウンドトラックとしてだけでなく、彼らの音楽的範囲を広げた重要な一枚です。サイケデリックな雰囲気と実験的なアプローチが組み合わさっており、ピンク・フロイドの初期の探求心を感じさせます。まだ聞いたことがない方にも、このアルバムからピンク・フロイドの新たな一面を発見していただけることでしょう。

出典

このガイドがピンク・フロイド『More』の魅力を深く理解する一助となれば幸いです。

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