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【第3回:切って盛ったらもう料理!】

本日の一品:
【サラダは料理だ! 切って盛ったらもう料理!】

【過剰な謙虚は後進を潰す】

ある程度料理に慣れてくると、「手がかかっていないものは料理ではない」、「手間のかかる料理ほど優れている」というような思考に陥る時があります。
僕もまさにその思考に陥っていたのですが、それだと「これから学んでいく人」のハードルを、無意味にガン上げしていく事になってしまうのでは? と、およめさまが気づかせてくれました。

僕が好きなamazarashiというバンドの「フィロソフィー」という曲の歌詞に、「謙虚もつつましさも、むやみに過剰なら卑屈だ」という一節があります。
確かにそのとおりなんですよね。どっかで「できる人側」に立ってる自分に気づかないといけないんじゃないかな、と。

ということで今回は、ハードルガン下げで参ります♪

【切って盛ったらもう料理】

お料理で一番大変なことって、何だと思いますか?
味付け? 火加減?
いいえ、食材を切って洗う(洗って切る)ことなんです。

食材と料理によって、最適な切り方というのは変わってきますし、「洗う」と一言で言っても、大根や長ネギのような長さのある野菜は小さめなシンクだと取り回しが難しかったりします。ごぼうやジャガイモなど泥のついている野菜は、落とすのにひと苦労ですし、皮も剥かなきゃいけない。
これは、結構な労力なんですよ。カット野菜なんてものを売っていることが、その作業の大変さを物語っていると思います。

お料理で一番大変なことをこなしているのですから、それを切って盛ったら、もう料理と言って過言ではないと思うんです。

これは先日朝食として食べたトマトです。
輪切りにしてお皿に並べ、オリーブオイルをかけて塩コショウ。
最後に刻んだ大葉を散らしています。
これだけしたら、もう立派に料理です。

ひとつだけ裏技(?)を。切れ味の悪い包丁でトマトを切るときに、僕がやっている方法です。
包丁のかかとの部分を、トマトに刺してしまいます。

皮の部分さえクリアしてしまえば、あとは普通に切れてくれます。

火を使ったり、複雑な調味料を使って味を作るばかりが料理ではありません。
レッツセイ!
「サラダは料理だ!」

それでは、いただきま〜す!


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