見出し画像

家を買う話④ 新築物件の見学に行きました

こんにちは。p0k0です。
今回は前回の 中古物件の見学に行きました に続いて、新築物件の見学に行った際の話をしようと思います。

新築物件の探し方

新築分譲の物件も中古物件と同様に suumoさんや東急リバブルさんのようなサイトで探していました。

ただ、私たちはあまり新築分譲物件に興味が持てなかったので、中古物件ほどは積極的にサイトで探しませんでした。

あまり興味を持てなかった理由は以下です。

・新築分譲マンションの価格が高騰しており、今購入すると高掴みするだけになりそうなイメージがある&予算に合わない
・都内の新築分譲マンションの場合70㎡が基準となるものが多く、希望の広さに満たない
・都内の分譲戸建ての場合、採光の関係でLDKを2階に持ってきているものが多いが、1階にLDKが希望
・都内の分譲戸建て / ハウスメーカーのシリーズものの場合、予算に合わない
・分譲戸建てで現在建設中のものの場合、物件内外の写真がなく、内覧に行くべきかどうかの判断ができない

2日間ほどサイトで探しましたが、わたし達は住みたいエリアや土地が決まっておらず、どちらかというと物件の間取りや印象重視であったため
すでに完成して内覧ができる分譲戸建てしか検討対象になりませんでした。

(一度内覧に行った物件が建設途中で、建設現場の中を案内してもらえたのはなかなか機会がないことだと思ったので、一度行ってみるのはいいかもしれません。注文住宅を建てるとこんな感じで見に行くのかなーとか想像ができます。)

なので、ハウスメーカーが自分たちで用意しているサイト経由ですでに分譲開始しているものや、
街を歩いていて見つけた「分譲中」ののぼりや交通広告でみて気になった戸建てを見に行くことにしました。

(新築分譲マンションは一つも見に行っておらず、参考になる情報がなくてすみません、、新築分譲マンションを買った友人は suumoカウンター で紹介してもらったと話しておりました)

新築物件見学 〜 23区内戸建て編 〜

中古物件の紹介をお願いした東急リバ○ルさんに、内覧の際に「おすすめの新築がある」ということだったので、東京23区内にある新築分譲戸建ての内覧に連れて行ってもらいましたが、
案の定以下の理由で却下となりました。

・建物面積が小さく、希望の広さでない
灯りを消すと雨の日のような暗さになる
採光が取りづらいため、2階がLDKになり家事導線が希望通りでない
階段が急すぎて子供が小さいうちや老後が心配
・いくつか分譲物件が並んでいる場合、隣との距離が近すぎて圧迫感がある

いわゆるペンシルハウスと呼ばれる3階建ての細長い家で、2人だけ生活だったらどうにかなるかもな、とも思いますが、
これから家族が増えるにあたっては懸念点の方が多く、わたし達の中では検討の余地がありませんでした。

画像1


ただ、23区外であれば上記のような懸念点がなくて予算に合うものがあるかもしれないな、と思い、
サイトで23区外を中心にいくつか探し、実際にその土地に行った際に広告などで見かけて良さそうなものがあれば見に行くことにしました。

新築物件見学 〜 23区外戸建て編 〜

情報サイトで検索していたところ、いくつか建物面積が広そうで、LDKが1階にあり採光も良さそうな物件が出てきたので、
直接ハウスメーカーに電話して物件を内覧しに行きました。

ハウスメーカーが売主の物件に関しては、仲介手数料が要らなくなるため、絶対にハウスメーカーに直接連絡してください
なんでも仲介業者さんに依頼すると仲介手数料が発生します。
物件の3%は何百万にもなりますので、手間を惜しまないように…

さてさて、結果的には23区外の戸建てを、そしてハウスメーカーさんが売主の物件を見に行ってよかったな、とわたし達は思いました。

・仲介業者だけではわからない話が聞ける
・具体的には家の中で使っている設備や、なぜそれを選択しているのかについてを聞ける
ハウスメーカー別に何に強みがありそう、何に強みがなさそうということが体感できる
・もし注文住宅を検討するのであれば、注文住宅で使用する設備の標準が建売住宅で使われていることが多いので、見に行っておくべき

仲介業者が知らないこと、はとてもざっくりした言い方ですが、
仲介業者は不動産のプロであっても住宅のプロではない、というのが感じた点です。

つまり物件の概要や周辺環境について、また住宅ローンの相談に乗ってもらうことはできても、住宅の間取りの詳細や設備についてはわからないことの方が多いと思います。

わたし達はトヨタホームさんと三井さんの建売住宅を見に行きましたが、
トヨタホームさんの担当者さんが以前は不動産の仲介の仕事をしていたとのことで、詳しく業界の話をしてくれました。

現在は建売や注文住宅の営業をされていて、トヨタホームで標準で使われている設備やトヨタホームは何を強みにしているのか、などを教えてくれました。
(トヨタなので、住宅買ったら車も検討してくださいね〜と言われました。)

画像2

三井さんは三井のリハウスの建売住宅「ファインコート」シリーズが中古物件でもいくつか出てきており、新築物件で好みの駅や周辺環境があればいいなと思い、
近所の三井のリハウスの事務所に行って紹介してもらいました。

紹介をお願いした翌日に、ちょうど分譲案内が始まったばかりの物件に車で案内していただき、見に行きました。

さすが!!というべきの均整のとれた区画内としっかりした建物群、そして案内人の数、、、
そしてこの分譲フェアにかかる経費や広告費分もしっかりのっているのだろうなと思うお値段。

場所と敷地面積に対してはわたし達には予算オーバーかなぁと思いましたが、
昨今のリモートワーク事情やお掃除ロボットブームも考慮した間取りや設備になっていて、それはそれでいいなと思いました。

新築物件のメリット

実際に新築物件の内覧に行って、新築物件のメリットだなと思ったのは以下の点でした。

・すでに完成している分譲住宅の場合、希望の間取りを選ぶことができる
・ハウスメーカーが売主の場合、仲介手数料がない
・ハウスメーカーが設備オプションも担当してくれる場合が多く、設備の統一感を持たすことができる
・新築で購入するので瑕疵担保責任がつく
・住宅ローン控除の最大限度が、控除額が毎年最大40万円、10年間で最大400万円までとなる

見ていただくとわかるのですが、中古物件のデメリットに上がっていたものが、新築物件を選択する際のメリットになります

新築物件も数はあるので、希望の間取りのものを探して選択することができますし、ハウスメーカーが売主の場合にはオプションでキッチン収納を入れる等の対応をしてもらえます(もちろんお金はかかります)。

特にわたし達が最も大きいメリットだと思ったのは費用面です。

同じ間取り、建物面積でも多くの中古物件だと住宅控除が最大200万円なのに対して、新築物件は最大400万円となります。

またハウスメーカーから直接購入すれば仲介手数料がかかりませんから、例えば5000万円の物件を買うとなると中古物件だと必要となる仲介手数料の約156万円を払わなくて良くなります。

住宅控除と合わせると5000万円の物件を買うときには最大356万円もの費用が軽減されることになります
(もちろん条件によって住宅控除の額は変わりますので、あくまで目安の金額です)。

356万円費用が浮くのであれば、その分貯金してもよし、お気に入りの家具なんていくつ買えるでしょうか。車だって買えます。

また瑕疵担保責任がついていることも安心材料となります。
住み始めて雨漏りしてしまった、カビが生えて木が腐ってしまった、なんてことは時間が経過しないとわかりません。
その時に売主負担で修繕してもらえる安心感は、あるに越したことはないでしょう。

新築物件のデメリット

逆に新築物件のデメリットだと思ったのは以下の点です。

・分譲開始をしていない物件だと内覧ができないため、生活のイメージがしにくい
・分譲開始している物件でも人気のシリーズの物件で抽選がある場合、気に入っても購入できない可能性がある
・注文住宅と違って間取りや設備の細かいオーダーができない

もしお気に入りの土地や環境があって
「どうしてもこの駅から徒歩5分がいい!」という要望や、
「お気に入りのハウスメーカーの〇〇シリーズがいい!」という要望がない限りは、
分譲開始していない物件や分譲しているシリーズの新築物件を買うメリットはないのかなぁとも思いました。

もちろん人気のエリアで広く区画が取れる場合は、ハウスメーカーがその土地を買い上げているケースが多いので、結果的にハウスメーカーの新築分譲になることは多いと思います。

また中古物件と比較して、「絶対に新しい家に住みたい!」や「無駄な費用(仲介手数料)を払いたくない!」という気持ちは
新築分譲を選択する大きな理由になります。

ただブランドものだと
営業人件費や販促費用ものせた価格になっているのでとても高いなぁと思ったこと、
ちょっといいなぁと思った住宅でもクロスがださかったり家事導線が考えられていない間取りだったり、
ビビッと来るものがなかったなぁというのが都内の分譲戸建ての印象でした。(完全に主観的な意見です…)

昨今の新築住宅事情

昨今は在宅勤務が増えていることから、広い住宅に住みたい、マンションの騒音が気になるため戸建てに住み替えたい、という欲求があり
戸建て住宅は売れているそうです(ハウスメーカーの人談)。

有名ハウスメーカーのシリーズもの、かつ分譲で複数戸売り出すものは購入にも抽選になるようで、分譲開始から1ヶ月程度で抽選申込を締め切り、売っていくそうですが、すぐに抽選満員御礼となるとのこと。

需要があるから売り出し価格が高くてもいいのだなぁ、と思ったのと、
ブランドものだと2、3年で中古として売り出してもある程度高い価格で売れやすいようでした
(実際に中古で売りに出ているファインコートは suumo で探してもある程度数があるようでした)。

新築分譲物件はあまり検討に入らなかったので、このへんで。
次回は住宅ローンについて書こうかと思います。

ではでは👋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?