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レーシックしたときの記録

手術数日前

レーシックを受けることを決意し、一日レーシックをネットで予約。当日の流れの説明と持ち物などの説明を受ける。

手術当日

10時 家を出る
ああメガネ生活ともお別れかという感慨にふけることもなく、ふつうに家を出て久しぶりの電車。

病院到着。受け付けで問診票を記入し待合室へ。
人多い。眼鏡率高い。普段コンタクトの人も手術の日はメガネなので、だいたいの人が眼鏡。

検査開始。右目眼鏡は過矯正らしい。このメガネで目が疲れ気味だったのはこれが理由かも。左のメガネの矯正度合いはぴったりだったとのこと。効き目が左目なのであまり気にならなかったのではと言われた。レーシックでの矯正度は、右目はめがねより弱くなる(過矯正をやめる)ので、最初は両目での見え方に違和感を感じるもしれないとのこと。

遺伝子検査。待ち
目の動きの検査。瞳孔開く目薬。

少し眩しくなってした。手元が見づらい。ピントが、合わない感じ。手元が見づらい、これが老眼っぽい感覚なのかな?遠くを見る分には何も問題ない。このあとお昼食べに行けるだろうか…  

昼頃
カウンセリングを受ける。相手は医師ではないかた。最初にレーシック一般の説明で、ネットにあるのと同等の情報。その後、検査結果をもとに適当なプランを見ていく。どうも私は、角膜の厚さが平均以下で、かつ近視乱視で削る量が多くて、角膜強靭化が推奨される項目に二つ該当しているそう。表を見せてもらった。ガイドラインが細かく決まっているよう。欲を言えば、各プランやオプションごとに、何人にどれくらいの効果があったか、なかったか、具体的なデータが見たい。が、おそらくこれは聞いても答えてくれないだろう。強靭化について色々質問してみるが、このオプションをつけるか判断つかず。後ほど医師とも話すことができるということで、この場は一旦終了。強靭化つけて一番いい機械にすると、予算の1.5倍くらいの金額。一番いい機械と2番目の機械の違いも説明してもらった。たしかに1番の方がよいみえかたになる理屈はわかった。一方でオプションがこの価格差に見合うのかが不明。金額としては払えなくないが。一番いい機械で強靭化オプションだと、もうICLにしたほうがよいかなという価格だ。
それにしても、今このメモをスマホで書いているが、近くが見えづらくてつらい。

その後、瞳孔開いた後の検査。検査後、角膜強靭についてググる。は先ほどのカウンセリングを思い起こしても、ここだけモヤモヤが残っていた。ことあと医師との診察になるが、どうするか。

角膜強靭化、クロスリンキングについて気になり、ググりまくる。以下の記事を見つけて熟読。

そうこうしているうちに、手元の見づらさが治ってきたかも。

上記の記事を読めば読むほど、この角膜強靭オプションはいらないかなという気持ちに。読めば読むほど、どうにも要らないものに見えてくる。素人判断だけど。

少し待ったあと、医師の診察とプラン決定の時間に。
おすすめは2番目にいい機械で強靭オプションありとのこと。
こちらは前提として、レーシックとしては一番いい機械がいいと主張したところ、強靭プランの方だと〇〇万になるとのお答え。そこそこ高い値段だ。
うーん、どうしようかなというと、それじゃあ△△万円に値引きしますよ、との返答。(正直、ここで、オプションはその程度の施術なんだなと思った)。ネットで見かけた鬼値下げだ。
金額は気にしてなくて、強靭化が必要かどうか意味があるかが気になっていますと言うと、私の角膜の薄さと削る厚さの話に。でもやる意味がまだ腹落ちしてません、というと、角膜の強度が3倍になりますよと。やったほうがいいのではと。いや、私は、それがききたいのではない。たとえば3年後にどれくらいの人がこの恩恵にあずかったとか、そのあたりの数字はありますか、と聞いたところ、目の状況は個人差があるのでという返答。

あらためて、先生このオプションつけた方がいいですか?と聞くと、絶対はないしプランそれぞれのメリデメをご説明して最終的にはご自身で判断してもらうことになります、との返答。そりゃそうだ。自由診療だし。明らかにお勧めできない手術プランや、ガイドラインから逸れた手術だとしたら、それははっきり言ってくるだろう。オプション不要と判断。選択を伝えた。待合室へ。

書いてたらもう昼をだいぶ回っている。お腹が減ってきた。

同意書を受け取りお会計。外へ。眩しさはそんなに感じない。どっと疲労感。

お昼を食べて買い物。数時間後、病院に戻る。受付。

数人と一緒に呼ばれ検査。手術で使う写真を撮るとのこと。

ほどなくして医師による術前チェック。疑問点があるか聞かれたが、事前にいろいろ聞いていたので、とくに質問なし。術後の目の痛みや充血について説明あり。痛みは一日くらいで治る、痛いときは目薬刺すように言われる。

もう夕方だ。
手術待合室。メガネなしの状態でいるのだが、本当に、メガネなしだと何も見えんなあと。なお私の視力は、右0.1、左0.1未満です。両目に乱視があります。

ドキドキのピーク。歯医者で治療を受けるときの恐怖の2倍くらいか。手術室前へ。ハットを被り手を消毒。麻酔を点眼。手術室内へ。4、5人の人が慌ただしく動いている。挨拶してすぐ台の上へ。見たこともない機会が頭上に。怖いので目を瞑る。二人が数字を読み上げて、手術内容のダブルチェックをしているようだ。謎の安心感。体と頭の位置を微調整。全身に毛布が巻かれる。あたたかい。もうどうにでもなれという気持ちに。

手術スタート。まつ毛や瞼を固定して麻酔など。フラップを作る。目の表面にちょっと円形の感触あり。緑のランプを見つめるようにしているのだが、途中でそれな見えなくなるタイミングあり。その後、レーザー照射。何かが焦げる匂いが立ちこめる。右目終了。ドキドキは気づいたら収まっていた。

なお、痛みは全体を通して全くない。目薬が染みる感覚のみ。あっという間に左目も終了。

待合室へ行って検査と目薬についての説明があり、終わるとそのまま解散。視界はだいぶぼやけている。

頭痛がするので、持参していたバファリンを飲む。ついでにもらった目薬もさす。目の違和感は、例えるならコンタクトつけてドライアイ感が強く出ているときに近い。

もう夜だ。
外に出ると、街灯の光が滲んで見える。でもすでに視力はそこそこ戻ってる感。

帰りの電車。視界は全体的に霞んでいるが、どんどん遠くが見えるようになっている。ごろごろ感はある。痛みはなし。

メガネ生活23年、それも今日で終わりか…

帰ってパンを齧り首から下にシャワーを浴びて寝る。

手術翌日

朝、すごい見える。ごろごろ感があるけど。世界が変わった感じ。

昼頃、車でスーパーへ。屋内駐車場だと、対向車のライトが滲んで見える。真正面から照らされるとちょっとつらい。

夕方、手術翌日の検診へ行く。視力は左1.2 右1.5。医師の診察。目の状態としては問題ないとのこと。先生に左目の視力はこの後どうなりますか?と、聞いたところ、手術翌日の視力は参考値程度とのこと。あとは、もともとの眼鏡の矯正後視力は、左1.2右1.5だったので、いまのままでもあまり違和感ないはずであると。いまの左目の視力が右目と同じ程度になるかと聞いたところ、そこを手術で保証しているわけではないとのこと。まあ、目はこれから回復していくことだし、一週間後の検診を待ちますか。昨日にしても今日にしても、医師の言葉は、患者とトラブルにならないように細心の注意が払われていると感じた。

そういえば目のごろごろ感がほぼなくなっているな。

夜、目の違和感はほぼなく、仕上がりには満足している。

一週間後

通院。視力検査の結果、両目とも1.5で一安心。医師の診察でも問題なし。次は3ヶ月後だが、見え方気になる場合に予約を取って来院してくださいとのこと。

一週間仕事と日常生活をしてみて、手元が若干見辛い気もするが、そんなに気になる程でもない。夜に光が滲む感じも少しあるが、これも覚悟していたのよりはだいぶ軽い。

世界が鮮明に見えすぎですごい。

二週間後

目の違和感ほとんどなし。一週目は新しい視界に酔う感覚があった(メガネやコンタクトを新調した人ならわかると思いますがあのなんとも言えない気持ち悪い感覚です)が、それもなくなった。近くのちょっとした見えずらさも軽減。今の目の状態に合わせて、体が自然にスマホやPCと目の距離を調整しているのだろう。今のところ手術の結果には満足しています。


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