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僕が旅に出る理由は 大体100個くらいあって

例えば、苦しんでる人を救い出そうとか、孤独で寂しい人の傍らにいてあげようとか、そういう考えが偽善視されるこの世の中では、結局誰一人救うことは出来ないと思うのね。

いや、別に俺が誰かを救ってあげる、とか、俺がやらなきゃ誰がやる、とか、そんなドデカイ事を思っているわけではないんですが。

えっと、じゃあこういう話。人ってのは、空を飛ぶことを夢見たわけでしょ。鳥に憧れたわけでしょ。じゃあ、なんで翼がないの。鳥には翼があって、空を飛ぶ為の翼というモノは、実際にこの世の中で具現化されてるわけじゃないですか。じゃあなんで創造の段階で、その翼が人間に生えなかったのかな。

ここまでの器用な手足、類稀なる知能、そういうの全てが具現化されてて、なんで翼がないんだろう。

もしくは、弱肉強食。これだって、なんでこの種がこの種に対して強くてとか、弱くてとか、そういう限度とか制限とかが作られたんだろう。

まぁ、確かにこれは哲学的な考えというか、今で言う電波的な考えになってしまうのかもしれないです。

でも、何もないところ、この世界とか、宇宙とか、その先とか。そういうのが全て、真っサラな事を想像してくれるとわかると思うんだけど、そこからなら何でも創れるわけでしょ。

そして、これは根拠とかそういうんじゃなくて、他に考え得る答えが一つも無いから言うわけなんだけど、実際にこの世の中も真っサラな所から始まったはずなんです。じゃあ、なんでも出来るはずで、なんでも創造し得るはずだったのに、なんで今のこの世の中には手に入ってないモノとか、限度とか、制限とか、縛られてばかりなの。

えっと、だからさ、ほら、今みたいな考えをしていくと、「なんで、なんで」って掘り下げて、自然と迷宮入りしちゃうわけじゃないですか。無限ループじゃないですか。そんな毎回毎回、答えのない答えを求めて迷走していたところで、疲れるだけだと思うんです。

次の電車まで30分待ちで、何故かその間に3本の回送電車が通過して、「それに乗せてくれりゃいいんちゃうんか」とイライラすることもあるかもしれない。でも、そこには鉄道会社にしか分からない、正当な理由がきっとあるんです。

だから、「何か理由があるんだな」って、それだけ思ってればいいの。そこに、ハナから他人にわかる理由や答えは無い。やるからやる。それだけでいいじゃないですか。

じゃあ、明日から、一日一善。まっとうに生きるように。


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