P49 シャフトブレードver.3(PP、強化対応)
こんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。
ロングセラー商品である「シャフトブレード」の新型を作りました。
P23よりも若干対辺が細いバージョン。
差し込みを考えて先端に円柱をあしらっています。
【P49 シャフトブレードver.3】
P49 シャフトブレードver.3
1セット2本入
3,666円(税込)
取り扱い店舗様先行販売
ECサイト 11月末発売予定
素材:SUS303
シャンク径:Φ3mm(コレットチャック3mm推奨)
【開発経緯】
お客様より「差込時にホイールの六角に合わせるときに傷つけないように差し込む時気を使う」というお声が以前よりありました。これを解消するために、六角貫通する際に「ガイド」的なものがあれば、と思っていました。
また一方でこんな記事を以前書きました。
個人的には1.7mmがべストだと思っていて「だったら先端に1.7mmの円柱が取り付けられないか」と思い、この形状になりました。
しかしながらきっちりと六角貫通もできる物に仕上がりました。
【合わせやすく、差し込みやすく】
テーパー形状にすると六角の形成ができないため、円柱形状になっています。これによってホイール本体の六角穴にはセンターに合うようになっています。
その他の使用方法としては、基本的には今までのシャフトブレードと変わらず、ドリル貫通の後、シャフトブレードで貫通してくれたらと思います。
サイズ的にはP23シャフトブレードthinよりも若干対辺が細いです。
ホイールによってはPPならばそのままするすると入っていくものもありました。
ただこちら、若干従来品より短くなっているためCraft&Customizingのホイール貫通ツールとは互換性はありません。そのかわり、接着ツールの方では使用ができます。
個人的なやり方ですが、
1.7mmドリルで貫通
↓
ver.3で仮六角貫通
↓
P11、23で本貫通
↓
ショートシャフトビット等に差し替えてホイール、タイヤ成形
という順番が一番失敗が少ないやり方だと思っています。
【できるけど、自己責任での使用方法】
この使用方法は自己責任でお願いします。
一応これ一発で貫通と六角形成ができます。
ただしPPホイールのみにしかできません。
強化ホイールでやると高確率で折れます。
また、もともとのホイールの精度によって、貫通しても真っ直ぐに貫通できません。もしこれで貫通するなら、P11,P23等で六角穴の再矯正貫通をおこなってください。
何個か試しましたが、ホイール依存によるところが多かったです。
以前のシャフトブレードでも一発貫通をする方が結構いらっしゃっいましたが、推奨はしておりません。
あくまでこの方法をやるときは自己責任でお願いします。
【おまけ:シャフトブレード各種の仕様用途】
・ホイール別
P11シャフトブレード、P32シャフトブレードver.2
→強化ホイール向け
P23シャフトブレードthin、P32シャフトブレードthin ver.2
→PPホイール向け
P49シャフトブレードver.3
→両対応、仮貫通向け
・ツール別
P11シャフトブレード、P23シャフトブレードthin、P49シャフトブレードver.3
→六角貫通、リューター単体での仕様
P31シャフトブレードver.2、P32シャフトブレードthin ver.2
→ペラニスルンダー等ツール使用向け(ロングver)
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