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短編より長編派


ここ数年 本を読む習慣ができました

1冊はまるで誰かの人生そのものだと思っていて


自分と異なった人生観や環境、考え方感じ方

無数の主人公達は無数の刺激をくれます





この記事に訪れた人には是非知っていただきたいし、備忘録にもなればいいな


読書を楽しむきっかけになったのは
″永遠の0/百田尚樹″

神風特攻隊の話。最終的に信じられるのは結局自分だけでありたいと、何年先の自分が振り返ってもその時後悔しない感情が湧き上がるよう、感性を研磨せねばならんなーと感じさせられた一冊

本を読んで欲望がこみあがったのはこれが初めてだったかも。

それまではなにかに追われるように
タスクのように本を読んでいたけど

自分の感情が出てくる楽しさを知れたのはこの本。百田さんありがとう。




私ってやっぱり人間くせえなとなったのは
″本日はお日柄もよく/原田マハ″

結局人を諦められない愚かな人間
でも、そんな人間くさいのが好きでいいや、それが私だしな〜

人を信じるのは怖いし、何度も怖くなって不安という目的地へ大爆走しちゃう時もある

結局信じたいからなんだと思う
だから悲しい経験を引きずってまで、人間を諦められない

けど、そんなところが自分の好きなところだったりしたり〜〜〜!
すんごく愚かだけど。どうしても期待しちゃうし。



あと、優しさって人それぞれ解釈違うと思うんですけど

同じ著者で、私の思う″やさしさ″に触れられるのが
″影法師/百田尚樹″

関係ないんやけど、作中に出てくる表現で

「厄介叔父」
(武士の家を継ぐのは基本的に長男で、弟達は婿や養子に入るんだけど、その話がまとまらずに生まれたままの家でずっと暮らしてるオジ達のこと)
ってパワーワードすぎて勝手にわろてた

やめたれよ
本人達が1番気にしとるやろ草

厄介叔父はさておき

たしか主人公格が2人ほどいて
2人から別々のやさしさを感じて
なんか、、、人って自分の弱さを認めて強さになりそれがやさしさへと変わるのかなって。思ったな。良い本です。


あーやっぱ人ってマジ繊細よな。けど繊細やけど絶対に切れない芯ができちゃったりするからほんと大好き。

もはや生きることがエンタメ



あともう1冊

″羊と鋼の森/宮下奈都″
この人日本語使いこなしすぎててびびった
日本語って、英語だと一言で済むことをわざわざ言い回しが5つあったりするじゃないですか。

一言で済ませられるスマートさや容易さは無いけれど、言葉1つでこんなに繊細な情景を表現できる言語に素晴らしいと誇らしい気持ちになった。
和食も言葉の意味を含む美しさも、年々好きなものが増えて嬉しい


多分ここに載せたもの達は手放さず置いてるはずなので、気になった本があったらすぐ会える間柄の人は教えてね。貸すわ。

これからも色々な本を読みたい
時には読みが進まなくても、時に読むことを挫折しても、それが読書なんだと思います

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