ここではなるべく、同じ音源からは複数曲を書かないようにしよう、と、なんとなく決めてたんですけども、同じEPから3曲目ですよ。そのぐらい、すっかりハマってしまいました。すげー良いです、このEP。『Sing Sing Sing』ね。
元曲はNina Simone歌唱のもので、大元はミュージカル用にかかれた楽曲みたいですね。まぁ、スタンダードってやつですけども、ACOのこれまでのイメージからはあんまり想像出来ないようなドスが効いた感じの声と、演奏がまた素晴らしい。
こういう「歌」にフォーカスしたカバーアルバムをACOが出して、その表現力にうっとりする、なんて日が来るとは、あの時RSRの夜にライブを見てた俺には想像出来んかったなぁ。去年の年末はCharaのアルバムの“若さ”にハマったけど、今年はACOの“大人”な感じに引っ張られそうです。あの頃から変わってるものと、変わってないものと。