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経営者?の仕事とは

 自分のことをインチキ社長と称しています。
 実際の代表取締役は母なのですが、会社を回しているのは私なのでインチキ社長です。しかも、年間の取引なんて片手で数えるほどしかない。はぁ…。不動産賃貸業なので売掛買掛もないし手形もありません。なので、さらにインチキ度が増します。
 しかも役員報酬は母よりかなり少なくもらっています。私はバイト代と少ない役員報酬などで細々暮らしております。今の私の年収は同じ年代の平均年収より結構低いです。こんな世の中なので将来は不安じゃないと言えば嘘になりますが、何とかなるでしょう。
 賃貸の事業を拡大したかったんですが、昨年までお世話になっていた税理士の先生から「相続があるから株価(会社の持っている資産から計算する)を高くしないために、新しい物件を買わないでくださいね!」と言われたので買いませんでした。父が亡くなって相続がありました。物件を増やさなかったのが正解だったかどうかって、何とも言えねえなぁ…。

 今年に入って税理士の先生を変えました。私よりかなり若い先生にお願いしています。電子帳簿保存法ができたおかげで、デジタル化にも対応しなくちゃいけませんしね。そんなにやり取りしているわけじゃないけど、様々なことを教えてもらえたし、レスポンスが速い。ありがたいですね。
 私も20代とか30代の時は今よりも仕事が速かったなあ。どうでもいいけどタイピングが速いって言われていました。今は自信ないです。
 
 そんなダメでインチキ社長の私が言うのも何ですが、中小企業の社長の仕事って電話対応が多い気がします。私が働いていた薬局の社長は始終電話をしているイメージでした。スマホが手放せないというか…。報告があったら電話、相談をされたら電話、取引で電話、商談で電話、飲食の予約で電話…などなど。ゴルフの帰りであろう車中からもハンズフリーで電話。
 社員からすると一見、野暮用に見えることでも一つ一つすぐに対応していたんだなぁ。と、自分が会社を回す立場になってから改めて気付かされました。
 
 何かするにも「よっこらしょ」と言って立ち上がり、対応するにも億劫になることも多々ある私は…インチキ社長なのでしょう(苦笑)
 息子が中学の時、担任の先生が「明日やろうはバカ野郎」と生徒に諭していたそうです。ドラマのインパクトより、セリフのインパクトが勝ったという有名なフレーズ。今の私そのもの。


 このドラマが放映された2007年はまだ世の中が回っていた。ハワイのアラモアナショッピングセンターがしまむらのようでした。今や日本は世界のしまむらやダイソーとなっている。2010年代になってからは「いつやるか? 今でしょ」リーマンショック後でも、まだ日本は何とかなっていた。
 今の経営者は多かれ少なかれ疲弊しているんやで。「喜びがない~・・・」

 今日も脱線しちゃったね。オヤスミナサイ。



サムネの画像は松竹のホームページからお借りしました。ありがとうございます。
【作品データベース】釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束

https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04668/


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