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横浜高校出身の内野手、三菱重工East・津田啓史が躍動 2023年のドラフト候補として期待大!

「プロアマ野球研究所」は全国のドラフト候補について、その実力や将来性について分析している。今回は、2023年のドラフト戦線で浮上が期待される、名門・横浜高校出身で、高卒2年目の内野手にスポットを当てたい。

2022年8月25日 大学野球・社会人野球オープン戦
桐蔭横浜大2-5三菱重工East

津田啓史(三菱重工East) 20歳 遊撃手 181cm84kg 右投右打 横浜

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桐蔭横浜大の主砲、吉田賢吾(4年・捕手・横浜商大高)を目当てに三菱重工金沢グラウンドに足を運んだ試合だったが、三菱重工Eastの津田啓史が強いインパクトを残した。

津田は、中学時代からU15侍ジャパンにも選ばれるなど評判の選手で、高校入学後、1年春からベンチ入り。その年の秋からは不動のショートに定着し、2年春に出場した選抜高校野球でチームは初戦で明豊に敗れた一方で、津田自身は2安打をマークしている。

社会人1年目の昨年は、主に代走出場が多かったが、今年は徐々に先発出場の機会を増やし、6月に行われたJABA北海道大会では3試合で11打数5安打、打率.455と見事な成績を残している。

この日も2番、ショートで出場すると、1回にいきなりセンター左へ先制となるソロホームランを叩き込んだ。8回裏にはダメ押しとなる2点タイムリーを放ち、3安打3打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

高校3年時のプロフィールは身長180cm、77kgだったが、現在は181cm、84kgに成長している。社会人の選手の中に入っても全く違和感がなくなり、打席の様子を見ても、中軸を打っていても不思議ではない雰囲気が漂っていた。

◆打撃も守備も及第点…2023年のドラフト指名はなるか?

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