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“名門横浜”にとんでもない1年生左腕が現れた!「奥村頼人」は阪神ジュニア出身 2025年のドラフト有力候補に浮上へ

12月14日に配信した「プロアマ野球研究所」のコラムでは、来春の選抜で注目を集める可能性が高い投手として、健大高崎の1年生投手である佐藤龍月を取り上げたが、高校1年生の“逸材”は他にも多く存在している。今回は、神奈川県の名門・横浜に現れたサウスポーを紹介する。

 2023年11月25日 くまのベースボールフェスタ練習試合
横浜0-0敦賀気比(延長10回引き分け)
※10回からタイブレーク
 
奥村頼人(横浜) 1年 投手 178cm73kg 左投左打

敦賀気比打線を相手に力投する奥村頼人(横浜)

「くまのベースボールフェスタ」とは、毎年11月下旬に三重県熊野市を中心に行われている大規模な練習試合。今年も全国各地から強豪校が集まり、熱戦が繰り広げられた。その中でも、横浜対敦賀気比という甲子園常連校同士の注目カードは、息詰まる投手戦の末、0対0で延長10回引き分けとなった。
 
10回を1人で投げ切った敦賀気比のエース、竹下海斗(2年)も見事だったが、竹下を上回る投球を見せたのが、横浜の1年生左腕、奥村頼人である。
 
奥村は、滋賀県の出身。小学校6年生の時には「12球団ジュニアトーナメント」で阪神タイガースジュニアに選出されている。中学時代は滋賀野洲ボーイズでプレー。当時から評判のサウスポーで、高校進学時に数多くの強豪校から誘いを受けたという。

◆奥村がマッチする2球団とは…!?

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