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父は中日、ロッテなどで活躍 横浜・椎木卿五がドラフト戦線に浮上!捕手として”総合力”は高校トップクラス

年々、ドラフト市場では、高校生捕手に対する需要が高まっている。2024年2月5日に配信した「プロアマ野球研究所」の記事では、桐光学園が誇る強肩強打の捕手、中村優太を取り上げて好評を得たが、今回は、中村と並んで、同じ神奈川県でしのぎを削る、横浜の椎木卿五にスポットを当てたい。

椎木卿五(横浜) 新3年 捕手 179cm78kg 右投右打

椎木は中日、ロッテ、西武で捕手としてプレーした椎木匠氏を父に持つ。中学時代は、関東で屈指の強豪である「京葉ボーイズ」で活躍し、3年生の時に、春、夏連続で全国大会に出場している。

 横浜に進学すると、入学直後からベンチ入りし、夏の甲子園のメンバーに選ばれた(試合には未出場)。1年秋には、不動の正捕手に成長。2年春の県大会、桐光学園戦で2本のホームランを放っている。ライバルの中村に見せつけるような大活躍だった。

2023年11月25日 くまのベースボールフェスタ練習試合
横浜0-0敦賀気比(延長10回引き分け)※10回はタイブレーク

筆者は、昨年11月に和歌山県で行われた練習試合、横浜対敦賀気比戦(延長10回、0対0で引き分け)で椎木のプレーを取材している。両チームとも反発力が少ない新基準の金属バットで行われ、打撃に苦しむ選手も目立つなか、4番、キャッチャーで出場した椎木は、第2打席で、ライト前に鋭く弾き返すヒットを放ち、さすがの対応力を見せた。

◆マッチする球団は一体どこだ!?

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