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社会人でイギリスの大学院5校からOfferをもらった話⑥-応募篇-

概要

 本稿では、手元に全ての応募書類が揃った前提で、いよいよ大学院への応募についてご説明致します。
 前提としては、私は以前ご説明した通り、BEOという留学エージェントを通した応募した為、出願の大部分をアウトソースしていた形になりますが、本稿では応募で一般的に何が必要なのかをご説明致します。

応募ですること

 応募は多くの大学で9月から次年度の応募が始まる事が多いです。基本的には応募した順番で選考が始まる為、応募が始まったらすぐに応募をする事をお薦めします。
 実際の応募の流れは以下のイメージです。

  1. 応募者用のアカウントを各大学の応募用ポータルサイトで開設

  2. 必要事項の記入(応募者の情報や専攻コース等を入力)

  3. 応募書類のアップロード(大学の卒業証明書・成績証明書、英語力を証明する書類、Personal Statement、推薦状*等)*推薦状は推薦人から直接送る事もできます。

  4. 合否通知(オファーの受諾)

ポータルサイトでの操作は各大学によって違う為、気になる大学があれば一度アカウントを作ってみて、中身を確認する事も可能です。先にアカウントを開設すると、Personal Statementのテーマや文字数制限等を前もって確認することもできます。
 1~3までの手続きが終了すると、およそ2週間~程度で合否が届きます。合格の場合はOfferというのが届きます。そこで必ず無条件(unconditional)なのか、条件付き(conditional)なのかを確認しましょう。条件付きの場合は、追加の書類を送付する必要がある等の追加の手続きが必要になります。また、せっかくOfferをもらってもそのOfferを受諾(Accept)しなければ、正式な合格にはなりません。受諾にはデポジットが必要な場合もあり、かつ期限も決まっている為、前もって志望順位を決めておき、またほぼ同時にOfferが届き、もらったOfferの中からしっかり志望度が高い学校を選べるようにしましょう。志望校のOfferを受諾したら、いよいよ次は渡航手続き等次の作業に入ります。

まとめ

 本稿では、実際に大学院に応募する流れをご説明しました。大学院の選考は応募順、かつOfferの選択等が必要になる為、事前の準備をしっかりしておき、志望校にほぼ同じタイミングで早めに応募できるように準備しましょう。また、Offerをもらった時はその内容を確認し、次の手続きを確認しましょう。
 本連載は次回が最後になります。最終回は、合格後の動きについてご説明致します。


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