不登校児の昼夜逆転・理由と解決方法

不登校をしている我が子が、なかなか朝起きない。完全に昼夜逆転している・・・と悩んでいる方も多いと思います。なので今回は昼夜逆転する理由とその解決方法を記していきます!

と言ってもこれはあくまでも私の場合に限った話であり、多くの不登校児には当てはまらないことの方が多いかと思います。

「一般的」にはどのような対処をした方が解決しやすいか、が知りたければ専門家が書いている市販の書籍などを参考にして下さい。

もちろんそんな本はとっくに読んでるよ!でもうまくいかなかった・・・
という方に向けて、おそらくあまり「一般的」ではない私のパターンを述べていきます。

昼夜逆転してしまう理由

昼夜逆転してしまうのには、主に3つの理由があります。

1)寝るのが好き

2)昼間は他の子が学校に行っているので、「自分は学校に行っていない」という罪悪感をヒシヒシと感じてしまうし、親と顔を合わせるのも気まずい。夜中だったら他の子も学校に行ってないので、罪悪感を感じにくいし親も寝ているので安全。

3)寝たらすぐに朝になってしまう。朝になってしまったら親や先生からいちいち「今日は学校行くの!?休むの!?」と聞かれるので憂鬱。なるべく朝まで時間を稼ぐために頑張って寝ないでいる。結果、朝起きられない。

そして何より、布団から出ないというパフォーマンスをすることで、会話をせずとも「今日は学校に行きませんよ」という強い意思を周囲に伝えることが出来るので便利です。

このような理由で昼夜逆転しているので、「不登校解決法!」みたいな本でよく書かれている

・まずは3日間、頑張って朝起きて朝日を浴びよう
・眠くなくても早寝する習慣をつけよう

という手段はほとんど効果がありません。実際、眠ることが好きな私は、たとえ早寝をしてみても睡眠時間がどんどん増えていくだけで、早起きできる訳ではありません。

起きられないのは体の問題ではなく、完全に気持ちの問題です。

ちなみに大人になった現在でも、どんなに早寝をしようとも翌日何も予定がなければ、起きるのは昼です。15時間くらい寝てしまいます。逆に、深夜3:00まで夜更かしをしていたにも関わらず、翌朝7:00には遅刻もせず仕事場にいることもあるので大丈夫です。

つまり早起きが必要ならちゃんと起きる。起きたければ起きます。逆にいうと、必要もないのに起きたりはしません。

唯一の解決方法

このような場合、「昼夜逆転している生活をどうにかしたいという悩み」を解決する方法は一つしかありません。

それは、昼夜逆転でも気にしない!ということです。

よく聞いてください。
朝起きられないから学校にいかない訳ではありません。学校に行かないから、朝起きないのです。朝起きたからといって学校へ行けるようになる訳ではありませんので注意が必要です。

早起きなんて、必要に応じてすればいい。

なので、私は無理に昼夜逆転生活を直さなくてもいいのではと思っています。必要に迫られたら自ずと朝起きられるようになるでしょう。

多分。

とはいえそれでは納得が行かないという親御さんもいると思います。なのであえて昼夜逆転を解決する方法をというのであれば

朝起きる理由や楽しみをつくる

です。

朝日を浴びるといいんだよ!などと言われても正直、不登校児は全くときめきません。老人じゃあるまいし・・・そんなことで早起きの習慣がつくわけありません。

実際、平日は昼まで寝てるくせに日曜日だけはアニメを見るために朝から起きたりもするのはそういうことです。

なので自発的に朝起きたくなるような楽しみを見出せたら素敵です。

でも平日の朝に起きたくなるような楽しいことなどあまりないので、まあ起きられなくても気にしないでいることの方が現実的な解決方法かなぁと思っています。

以上。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?