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厳島神社、工事中だってよ。

コロナも私の日常3-99
99日目 11月16日(火)

 早いものでこの日記も初めて1年以上経った。始めは毎日書いていたけれど、だんだんと頻度が薄れ、いつの間にか月1くらいになってしまっている。毎日書こうと思えば書ける、はず。でも、そこまでの熱意を注げなくなってしまったのはなぜだろう。コロナが長引きすぎたせいだな、きっと。うん。

 そんな感じで、転職前の有休消化期間ということで母と広島に来た。人が足りないらしく、上司に頼み込まれてしぶしぶ明日と明後日最後の仕事だけど。うける。

 初めて宮島に上陸。「島」ってなんかいいよね。別世界みがあってなんかちょっとワクワクする。心はまだ小学生。なんか修学旅行生がたくさんいた。若いっていいな。今はもう修学旅行も解禁され始めたのだろうか?修学旅行に行けなかった子たち可哀想すぎるから大人になったら行ってくれ。

 私的には厳島神社を見れればそれで良いくらいの気持ちだったのにまさかの工事中でほんとに萎えた。なに?この足場で覆われた建物は。再来年くらいまで工事は続くらしいから行こうとしている人は要注意ね。でも逆に言えば70年に一度くらいしかこの工事姿は見れないらしいから、逆にラッキーということにしておこう、うん。

工事中の厳島神社

鹿に紙食べられた

 ソフトクリーム食べてたら鹿に食べられそうになった。逃げたら紙を食われた。仕方ねえからこれで我慢してやんよ!みたいな生意気な目つき。ヤギなの?あなた。

 素敵な旅館で一泊。母との旅行もたまには悪くない。(お金の面でも)

 今日は車酔いで吐きそうになりながらもバスで2時間、三段峡という名所へ。滝とわずかな紅葉とマイナスイオンを浴びて満足。自然っていいね。

 そのあと、さらにバスに2時間乗る。生まれてはじめて、原爆ドームを見た。原爆の日から半世紀以上、いまだにこうして当時の凄惨さがわかるものが残っているというのは、凄いことだなあと思う。資料館に行って、さらに酷い現場の様子を見る。焼けただれて落ちてきた目ん玉を左手で受け止める男の子の絵が飾ってあって衝撃を受けた。目ん玉が落ちるって、なに?どうしたらこんな酷いことができるのかわからない。どんな美術館よりもちゃんと説明を読んだ。はじめてのことだ。胸がぎゅっと苦しくなる。何が起きているのかもよくわかっていない庶民を見殺しにするのは、いつだって一部の権力を牛耳っているキモ金持ちたちだ。今も昔も結局は同じ方程式で成り立っていることに吐き気を覚える。早くこんな世の中、脱出したいね、というきもちで。

 そうやっていろんな思いをぐるぐるさせつつも、なんだかんだですっかりリフレッシュして、現実へと戻っていく新幹線。明日は仕事、明後日で終わり。来週からはもっと大変になる。それでも、今という時間をめいいっぱい楽しみたいと思うこの心は、いつまでも覚えておきたいものだ。ありがとう、広島。

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