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【海外フェス体験記】MAHO RASOP 2023 in バンコク

昨年12月に行ってきたタイ・バンコクの音楽フェス「MAHO RASOP」の体験記です。

「MAHO RASOP」とは?

MAHO RASOPは2018年からタイ・バンコクで開催されている中規模インターナショナル音楽フェス。主なジャンルはインディーロック中心でヒップホップなど。2022年からはBoiler Roomとのコラボによるテクノ・ハウスを中心としたステージもあり。タイ国内に加え、US、UK、韓国、そして日本からも多数のアーティストが出演。2023年は12月2日(土)、3日(日)にバンコクのESCパークで開催されました。

昨年の春にコーチェラフェスに行き、海外フェスへの心理的ハードルが下がっていたこともあり、ジョニーウォーカーが全面的にスポンサーしているフェスがあると知り(私はジョニーウォーカーの会社で働いている)、軽いノリで行くことを決めた。今回も一人で。

まずはチケットを確保。開催1ヶ月前くらいで前割りチケットがあり、二日間チケットで4,490 THB(約19,000円)。フライトは時期の問題なのか思ったより高く、人生初のLCC(エアアジア)を購入。深夜着という微妙な便。座席指定込みで8万円。ホテルも会場であるESC PARKの隣にあるESC PARK HOTELは既に満室。会場から次に近いホテルで良さそうなところを探した結果、会場から車で15分、歩いて1時間強のFuture Park Randitのホテルを確保。三泊で約4万円。これは大きな失敗であることを後で気付く。ちなみに到着日のみスワンナプーム空港近くの送迎付き安ホテルを予約。

DAY1

昼過ぎにホテルからGrab(配車アプリ)で会場のESC PARKへ、約15分で到着。リストバンドを受け取って入場。

会場エントランス。一般とVIPで別れる。
フェスロゴのオブジェで撮影する来場者
会場のセンターにある休暇スポット、下はマーチャン。VIPレーンもあり。

会場での支払いはICチップにチャージするシステム。現金、カードから都度都度できる。通信環境の心配など無くて良い。

センターの建物、裏側にはTOP UP STATION。ここでICチップにチャージ。こちらもVIPレーンあり。

ステージはメインのMAHOLAN STAGE、セカンドステージのVIMAN STAGE、Boiler RoomとのコラボのDJエリアSWAN CLUB。そこまでステージ離れてないので移動は楽。

みんな酒飲んでないなと思ったら急に列が出来た。後で聞いたら、タイでは法律で酒の販売が17:00-24:00に制限されてるとのこと。

17:00前に人がブースに集まって来た。
まずはタンカレーのジントニック

ここからはステージを楽しむ。

YARD ACT

ALEX G

美しいサンセットにALEX Gの音楽がマッチして、最高なフィーリング。

おとぼけビ〜バ〜

初めて見たけど、客の心を鷲掴みするパワフルなステージ。思いっきり日本語の歌詞で盛り上がる姿が新鮮。

BOILER ROOMとのコラボステージがあり、一日中、DJアクトがあるのが良い。

フードエリアは、タイフードは勿論、ピザ、バーガーなど、充実。カップ麺を売ってて、お湯を入れて出してくれるブースもあった。

Day1は早めに帰ることに。会場で会ったタイの知人から、会場から帰る手段が無いから、車で帰る俺達から離れない方がいいと言われたが、あまり迷惑掛けたくないという気持ちと、何とかなるだろうと舐めて掛かってとりあえず会場を出る。とりあえずGrabを使うも近くに車がいない。バンコク市内行きのシャトルバスは事前予約制。どうしようかと思っていると、今まさに会場に到着したタクシーを発見。すかさず客を降ろしたタクシーに乗車し、無事にホテルに帰った。運転手からお前はラッキーだと言われる。

DAY2

ホテル付近でダラダラ過ごして、ゆったり目に会場入り。

新しい学校のリーダーズ

すでに大人気。初めてLiveを観る。アジテーションにより盛り上がる。

MICHAEL KANEKO

HOMESHAKE

レコードショップ

envy

日本のハードロックバンドenvyも人気があった。みんなで頭を振っていた。

今日もBoiler Room滞在時間長め

INTERPOL

Balming Tiger

フジで観て以来、大ファンとなり、今回のお目当てのBalming Tiger。今回もタイトなステージ。シンガロングする客も多い。

24時にステージが終了し、会場を後に。

昨日に続き、帰る手段が無い。今回はラストまでいたのでタクシーが来ることもない。とりあえず駐車場までの無料の小さなシャトルに乗る。ここからホテルまでは約1時間。殆ど歩いてる人はいない(一人だけ白人男性が歩いてた)大きな道路の脇の道を歩く。最初は地元の屋台もあったが段々人気がなくなり、廃墟的な建物や森があったりちょっと怖い。それでもひたすら歩いて、あと半分くらいのところで激しい雨が降って来る。コンビニに駆け込みテロテロのレインコートを買って濡れながら帰った。

今回の学びとしては、ホテルは早めに会場隣のホテルを取るか、バンコク市内のホテルを取って、シャトルバスで移動の二択しか無いです。

最後に

MAHO RASOPは中規模ながらインターナショナルなアーティストと多様なジャンル、来場者の雰囲気含めて会場内は快適なので、日本からふらっと行く海外フェスとしてはとてもオススメです。移動手段だけが少ないのでホテル選びは慎重に。

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