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中高一貫校を受検した先に未来はあるか①

はじめまして、こんにちは。
ぱちぱちあざらしと申します。

突然ですが、あなたは人生のどのタイミングで人生のレールを敷く試験を受けましたか?もしくは、自分の子供にどんな道を歩んでほしいですか?

私はタイトルのとおり、小学6年生で受検をし「中高一貫校に通う」という道を歩むこととなりました。果たしてそれが自分にとって良いことだったのか、良くないことだったのか、卒業して6年ほど経った今も「わからないな」と思いながら過ごしています。
中高一貫で過ごした日々を思い返すと「大変だった」「しんどかった」が最初に頭に浮かびます。勉強も大変でしたし、部活も大変でした。人にも環境にも恵まれていたけれど、毎日なにかに追われていて余裕のない日々を過ごしていたなという印象です。そして中学・高校時代の過ごし方というのは、その先の人生の考え方や心の持ちようを形作ることになるのだなと、大人になった今ひしひしと感じています。

勉強へのコンプレックス、自分の好きなことがわからない、自己肯定感の低さ、向上心のなさ…今、私はたくさんのことに悩みながら日々仕事をし、生きています。

「中学受験(検)」や学校名をキーワードに入れて調べると、大体は偏差値だとか進学先だとか、あとはいじめはあるのか、学校の雰囲気はどうだとかが引っかかります。もちろん大事ですよね、6年間過ごすんですから、できるだけ嫌なことのない日々に身を置きたい。子供に害のない環境で過ごさせたいという親も多いでしょう。

偏差値も大事ですよね。高ければ高いほど、人間に箔が付くような気がして。
でもそれって本当でしょうか。
もちろん、通う学校の偏差値は、低いより高い方がいい。

でも、学校には1学年160人、つまり成績が1位の人から160位までの人がいます。合格ラインを余裕で突破してきた人と、ギリギリで受かる人がいます。つまり、学校が提示している偏差値より頭の良い人とそうでない人が共に勉強していかなければならないのです。入学できれば「あなたはその偏差値である」と証明されるわけではないのです。

これから、中高一貫校で落ちこぼれの日々を過ごした人間の考えていたことやしんどかったこと、勉強へのコンプレックスなどについて書いていければと思います。

つづく

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