月輪観大事4

入我我入のこと四重
次に月輪を広げるまで常の如しです。

月輪の光の中に意識を溶かした状態から、「自分」が普通にある状態に戻ります。

この時の戻る状態は、月輪の際がない状態か月輪の際を世界いっぱいに広げている状態です。
それを保ったまま、そこから一気に地上の肉体の所まで、肉体としての心臓があるところまで自分の意識を戻します。

そのまま、普通に暮らしてください。
もし問題が起これば、自分の心臓を中心にして縮尺の違う同心円の月輪を何層にも出して、その縮尺に応じた見方で問題をただ観てください。
慣れてくると観てるだけでこうだなと答えが自然に浮いてきます。
伝統説のテンプレでは九重の月輪、つまり九層のウインドウでのマルチタスクくらいはできましょうね、と言う説です。

そのようにして生きていき、最後死ぬときはもう一回光り輝かせた月輪の中に溶けていくものイイでしょう。

以上第四重をもって入我我入のことを終わります。


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