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きっと私はアリスだった〜コンセプト再考道中〜

おこげです。

自問自答ガールズソロ活動継続中でございます。


少し前にコンセプトを練り上げまして以後運用していたのですが、最近「コンセプト、作り直そう!」と思うようになりました。

前回のコンセプト決定noteはこちらです。


この時できたファーストコンセプトが
「知的探究心と茶目っ気が人を惹きつける、ティータイムを愛する柔らかな麗しさのレディ」
です。

個人的脳内イメージとして
領地のあるようなお屋敷住まいの令嬢でお屋敷の書庫で冒険物や図鑑や詩集など様々な本を読むことが好き、お屋敷周辺の林にある東屋や大きな木の木陰でお茶を楽しむ…
そんな人物像を持っていました。

『不思議の国のアリス』のお姉さんと言ったところでしょうか。

関係ありませんが今観返すとこの家の敷地、とっても広いですね…?!

知識を取り入れる対象はお屋敷内の書物。教養と礼儀作法はしっかり身についている。行動範囲は広大と言えど基本的にはお屋敷と一族で有する領地内のみ。
根幹の部分で伝統やルールを重んじていそうで、冒険物を読んでも完全に創作の世界として割り切って楽しんでいる感がある…おそらく生涯貴族の生き方の枠内から出ず(疑問とか持たないし誇りに思って)生きていきそうです。

省エネと言いますか、うーん…エネルギー発出量が多くないと言いますか。
浮き沈み、波風、そういったものの少ない安定した人生を歩んでいく。そんな人物像なんです。


おこげよ、お主はそんなに大人しいか?

コンセプト決定時はこれこそ自分の目指す道なり、と思っていました。
が、ちょっと待てよ?とブレーキを踏むきっかけがありました。

先日受けたストレングスファインダーの個別セッションです。

認定講師であるしずかさんとのセッションにより、波風立てず周りと調和して…という私は生存戦略の結果作り上げられたもの、学習欲駅や今はまだ完全開業前の自我駅発自分の興味関心にもりもりアグレッシブな姿こそ本来の自分なのだ………
と、厚くなりすぎて最早本体よりも本体らしく振る舞っていた皮の存在が明らかになったのです。

🦜「…何ですが、おこげさんの調和性は何というか、やんちゃなんです」
🦜「本来の調和性ではありません。おこげさんは実のところ、それほど平和を求めていません割と波風ある状況でもそれを楽しんでやっていけます

🦜「おこげさんの本来あるべき姿は学習欲スタートの思考回路なんですね。それがこれまでの人生の中で自分を抑圧して周囲の求めに合わせた方が上手くいく、と自己を押し込めた結果本来もっと下の方にいるはずの調和性が人工的に押し上げられてきています
🦜「生存戦略なんです」

つまり、つまりですよ、


もしかして : 糖衣

コンセプト練りをする前何度も目を通したこちらのnote。
自分のコアである正露丸部分を明確にすることが自分らしい服選びには必要だとあきやさんが説いてくださっていて、かくいう私も「まずはコアを掘り出そう!」とキーワード挙げに臨みました。

しかし個別セッションを経た今、ハッとしました。
私が掘って掘って掘り進めた先で到達した核だと思っていた場所は、地表のごく浅い層のカチコチに固まった岩盤だったんだ…!

ファーストコンセプトは詰まるところ"滲み出る苦味と上手くバランスの取れた糖衣でできた飲みやすくよく効く薬"、ではなく"誤差程度の正露丸と99.99%の糖衣"だったのです(治験におけるプラシーボみたいですね)。


コアを見つめる

個別セッションの掘り下げは馬力が桁違いです。
それまでがスコップ1本でちびちび時間をかけて掘り進めていたものとするとこちらはですね、ダイナマイトを仕掛けてドカンと大まかな穴を開けそして巨大掘削機で一気に核目掛けて突き進む感じ。
岩盤なんて何のそのです(きっとセッション受けられた方は頷いてくださるはず!)。

無事?身ぐるみ剥がされたコア…自我&学習欲ルートの思考回路をを観察します。

これが好き!これが気になる!知りたい!
これが重要だと思う!自分にしかできないことがやりたい!

ゴーイングマイウェイな超前のめりコンビです。
興味ある対象に対してどこまでも積極的。動きたくてうずうずしちゃう。
未知の世界への恐怖心より好奇心が打ち勝ってしまいそうです。

いや、実際打ち勝っています。
学生時代訳あって当時本当に興味ある分野を専攻できず親の意向に沿った学部へ進学しました。
当時何を学びたかったかというと、歴史的な建築物の装飾、特にイスラム建築がすごく自分の中でホットだったんです。

で、投げやりに可もなく不可もなくな表面上優等生な成績で卒業単位を取得した後、決めました。
行こう。

行った。
今でこそ日本との直行便が出ていますが、当時の私にとって一大決心の大冒険でした。
トラブルもありましたが行ってよかったな。あの時の行こう!の気持ちに素直になった自分、偉いぞ。

分厚い糖衣に追いやられていたコアを見つめ直したら、自認よりもずっと動的な自分に気がつきました。


ああ私はアリスだったんだ

ファーストコンセプトの人物像、アリスのお姉さんに戻りましょう。

知識欲は書物で満たす…本当に満たされる?実物を目にしたくない?
行動範囲は敷地内のみ…もっと外に飛び出したくない?
決まった生き方の中で生きていく…親の敷いたレール、現におさらばしたわよね?

間違いありません。お姉さんは糖衣です。
ではコアは?

気になるもののためなら穴にだって飛び込める。
そうか、私はアリスだったんだ…!

きっとこんな具合に画面外へ追いやられていたのでしょう
お姉さんだったら絶対にうさぎを追いかけません



こうして良薬部分が日の目を見ファーストコンセプトがプラシーボだったと判明した今、これはもう一度0からコンセプトを作り直すしかないなと思うに至った次第です。

前回のコンセプトも真剣に頭を悩ませ考え抜いた結果出来上がったものです。命そのものです。
ですが、コアたる自分そのものが明確になった今改めて内に眠る「なりたい自分」「キラキラ光るキーワード」を探ったなら、前回とは違った面々が掘り起こされるのではないかと半ば確信しております。


これを機に私おこげ、孤高のもぐら活動ファーストステップへと立ち返ることをここに宣言いたします!
紀元前・後ならぬ個別セッション前・後で「なりたい」がどう変わるのか、ワクワクしています!