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第11回 イベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」(ニッポン放送) 


どうも自家焙煎珈琲パイデイアです。
今回は、日本中のラジオファンがまだまだ興奮の冷めやらぬ、大歓喜イベント、「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」を配信で見たよって書留です。

私はかれこれ10年くらいの、15周年の歴史で見ると、中堅程度のリトルトゥースですが、去年、生放送でイベントの開催が発表された時には「東京ドームでラジオをやる」ということの実感がわかず、全くピンときていませんでした。
とりあえず、オードリーが、特に普段はテンションの上がり下がりのない春日さんが異様に高いテンションで、しゃべっているんだしね、まあ、二人にとってはすごいことなんだな、くらいにしか実感がありませんでした。
そこから、毎週の放送で東京ドーム、東京ドーム、東京ドームと、自転車を買った、スーツを作った、いろんな人の東京ドームライブに通った、と若林さんのトークを聞いて、宣伝Tシャツを作った、ヤマニ果実園に大きな看板が出来た、と発表されるので、だんだんとこのイベントの凄さが見えてきました。

そして、2月18日、当日です。(本当はここに来るまでも話したいことめちゃくちゃあるんですが、ここまで飛ばさないと、それだけ本当に書きたいことが溢れてきますので。)
配信用の前説動画で、一人の部屋で「(着物ダブチ)ババア」と叫んで、笑う準備を済まします。
二人がいつか話していた映画をパロディにしたOP映像の後、二人が登場した時には、なんというか、もう、泣くしかなかったんです。
あの映像を言葉にするとか、もうすでに出来なくなっていました。

画面いっぱいに映る、あの東京ドームを埋め尽くしている人、人、人、あの人たちは全員がリトルトゥースなわけですよ。
いやいや、東京ドームって、日本人の広さの基準ですよ。「東京ドーム〇個分」って言われる時の東京ドームですよ。
そんな東京ドームをリトルトゥースが埋め尽くしている映像って、そして、その大量のリトルトゥースを沸かしているオードリーの二人。
それに対しては、かっこいい、とかいう陳腐な言葉しか浮かばず、もはや、この最高の景色を見せてくれてありがとう、という誰が誰に対して感謝しているのか、届け先不明の感謝が次から次へと湧き上がってきます。

舞台中央にセットされたいつものニッポン放送のラジオブースに座って、普段通りのラジオを始める二人。
これがまた格好いいというか、すごいんですよ。
土曜の深夜1時なんですよ、日曜の18時が。

いつものようにオープニングトークして、それぞれのトークゾーンがあって、チェひろしのコーナーがあって、「死んでもやめんじゃねぇぞ」があって、5万人以上のリトルトゥースを前に、本当にいつものオールナイトニッポンをやってしまうのです。

東京ドームの大舞台だから派手なことを、いつもより豪華なことを、と肩肘を張らないあたり、オードリーの二人がいかにリトルトゥースを大切にしてくれたかってことの表れだと思いました。
それを想おうと、またジーンときます。

東京ドームの大舞台でいつも通りのことをする。
それはつまり、いつもやっていることに誠実であるということなんじゃないかと思います。
いつもやっているラジオは規模が東京ドームに変わっても見劣りしないものだ、という自信です。この自信を負うだけの誠実さで毎週の放送に挑んでいるということだと思います。


この15年、ラジオで語ってきた二人の土曜1時の内輪ネタは、その輪を拡大して、拡大して、全国のリトルトゥースに広がり、ついには東京ドームを埋めるほどの内輪にまで広がっていく感動たるや。
内輪ネタの持つ自分たちだけが分かるものという閉塞感から生まれる特別感は、私たちをワクワクさせます。その一方である意味では、他を排除して、どこか閉鎖的な笑いだと思われがちです。
それだって、あんなに人をアホほど集めちゃえば、関係ありません。
あんなにオープンに閉塞感を一切感じせない、5万人の内輪ネタで、5万人がワクワクしたんです。

笑いが起きた全ての瞬間、瞬間、私たちはその都度「リトルトゥースでよかった」という幸福感で包まれました。

配信が終わって、Twitterを見ると、とにかく、オードリーが一緒に仕事をしてきた人たちのツイートで溢れていました。
リトルトゥースと同じ熱量をオードリーの近くで仕事する人たちまで共有している、このことがもまた、私たちを熱くさせました。

転売されたチケットを無効にするという、毅然とした対応など、オードリーと付け焼き刃の皆さんがどれだけこのイベントに真摯であるか、それだけの想いが全部、全部、全部が感謝のバットに乗っかって、リトルトゥースに打ち込まれました。
あの場にいた、ライブビューイングにいた、そして、私のように配信で見ていた、全てのリトルトゥースがしっかり受け取りました。

本当にありがとう、それしか言えない最高にトゥースな時間でした。
おやすみミッフィー、また夢でお会いしましょうアディオス!!

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