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【MBTI】INTP女から見た16タイプ【偏見がすごい】 | N型編

はじめに

 16タイプ性格診断と出会って久しいが、そういえば、実際に周囲の人間に当てはめて考えてみたことがなかった。そこで何となく周囲の人間を観察し分類してみたところ、彼らについて随分と解像度が上がり驚いた。
 もちろん、外面的な行動に性格診断を当てはめるだけで、人間の本質をすべて読み解けると信じているわけではない。だが経験則として、彼らとのコミュニケーションに齟齬が生まれる原因や、彼らが何に不満を抱きやすいかなどを予測できることがある。そして、それらの経験が16タイプ性格診断とあまりに符号していることに、改めて気づいた次第だ。

 というわけで、noteの人気エントリに則って、自分から見た各16タイプの印象について語ってみたい。
 多分に想像や偏見が含まれるのを前提として、エンタメとして楽しんでいただければ幸いだ。

 尚、つらつらと書いていたら随分長くなってしまったので、本記事ではN型についてのみ言及する。


分析家

INTP (Ti-Ne-Si-Fe)

強烈なシンパシー

 INTPの男性はすぐに見分けがつく。外見がどうと言うより、内面的に強烈なシンパシーがある。興味を持つ対象が似ているし、対象へのアプローチが分析的で、少々俯瞰的な視点を好むところも似ている。話しているとどんどん脳が活性化するのがわかり、一緒にいると子供のように楽しめる。

 一方、INTPの女性は少ない。私はおそらく人生で一度も出会ったことがない。INTPの男性は一般的に外見が "チー牛"らしいが、女性の場合は意外と外見を飾るのを好む人が多いため、パッと見は見分けがつかないのも原因だ。
 個人的に共感を覚えるのは、ハリセンボンの箕輪はるかさんだ。私は大型車の運転技術をYouTubeで見るのが好きなのだが、はるかさんは重機が好きなのだそうで、その意外な一面に興味を持ったのを覚えている。彼女がINTPと知ったのは、それから随分後のことである。

 最近のはるかさんは、一人で飲食店に入ったり散策したりする姿をYouTubeに投稿しているが、それらも自分の姿と重なる部分が多い。調べると大学では思想宗教を専攻していたそうだが、私も大学の卒論では人間と宗教の関係をテーマにしたため、そこでもまた共感した。
 さらに、パートナーたる春菜さんがENFPというのも興味深い(私の夫はENFP)。

 話を戻そう。

 INTPの私が同じINTPに対して抱く印象は、言わずもがな「シンパシー」だ。
 だが、いざ昵懇の仲になれるかどうかは正直微妙である。INTPはコミュニケーションにおいて、発信量が多いくせに受容量は少ないという歪さがあるため、興味も感受性も思考もすべて一致する相手とでないとコミュニケーションが一方通行になりがちだからだ。
 INTPが心から求めるコミュニケーションは「壁打ち」である。自らの内的思考を一方的に発信し、他者の"適切な"知見を得て、さらに自分の中の論理を発展させたいという我が儘な欲求があるのだ。言わずもがな、どちらかが壁にならなければならない人間関係など続くわけもない。INTP同士は、一方がインターネットを使って情報を垂れ流し、もう一方はそれらの情報が興味範囲に引っかかったら受信し、そうでなければ無視する、くらいの距離感が最も心地よく感じるだろう。


ENTP (Ne-Ti-Fe-Si)

承認欲求が爆裂に高く、それを満たしてあげないと面倒

 私の父親がおそらくこのタイプである。INTPと思考が似ているので、とにかく話しやすい。政治や経済、行政など興味範囲が似ており、対象への思考アプローチも似ている。我が家は3人姉妹の5人家族で、他の女性陣は典型的なSF型だったため、家族の中で最も話しやすいのは父だった。私は父と一緒に風呂に入るのが好きで、湯船に向かい合わせで入り1時間も2時間もペラペラと語り合っていた。この事象が別の事象に関連しているのではないか、この仕組みはこうすべきではないかなどと語るのは、刺激的で楽しかった。父が遠慮して14歳を境に一緒に風呂に入ることはなくなったが、今でも帰省する度に、リビングでニュースを見ながら父とペラペラ語り合っている。母は「似た者同士ね」と呆れている。

 惜しむらくは、承認欲求が爆裂に高いこと。INTPの承認欲求は自分に向いており、自分を知識で満足させることが最優先事項なので、他者と語り合うことにはそこまで価値を置かない。特にネットが発達した今は尚更だ。だがENTPは違う。他者を自分の論理で納得させることに最も快感を感じるため、必ず第三者の存在が必要になる。
 この性質は、特に年を取ると厄介になる。人間は年齢を重ねると頭の回転が鈍るので、多くの人間が活発な議論を交わすより感覚的な楽しみを分かち合うことに関心を持つようだ。会う度に議論をふっかけてくるような人間は迷惑がられるだけである。
 生来の発達障害の特性も相俟って友人の少ない父は、承認欲求を満たせないフラストレーションを晴らして家族の注目を集めようと、子供のような振る舞いをするようになった。正直なところ若干面倒臭い。

 個人的には、一緒に旅行に行くには最高の相手だろうと感じる。荘厳な歴史的建造物や美しい自然景観を楽しみながら、スマホを開いて歴史や地理の情報をかき集め、それらの知識を基に対象物をより深く楽しもうとする行動を鬱陶しがらないのはINTP以外ではENTP以外にはおるまい。また、ENTPの強い好奇心は、INTPの閉じた世界をどんどん開拓してくれるだろう。


ENTJ (Te-Ni-Se-Fi)

自分以外はすべて駒

 職場の後輩がおそらくこれだ。後輩とはいえ、あっという間に私を抜いて役職者になったので一応上長でもある。

 プロジェクトの推進力が桁違いだ。目標を定め、最短ルートでアクセスする力に長けている。情報の取得と取捨選択が上手い。どこまでも手を広げて情報を追究したりしないし、他人がやればいいことは他人にやらせて、必要な情報だけを攫っていく手際の良さもある。

 あと凄いなと思うのは、聞き齧った情報まで積極的に発信すること。一定の効果が見込めることが既にわかっている新技術などは、さっさと表面だけなぞった検証を行ってから発信したりもする。その匙加減が上手い。情報を積極的に発信する人ほど頭が良く見えるという人心の妙をよく掴んでいる。INTPが新技術を触ろうものなら、あらゆるユースケースを用意して隅々まで検証しなければ気が済まないだろうし、情報発信もそれからと考えるだろう。

 他者の舵取りも上手い。組織における「影響力」が如何なるものかを正確に理解している。
 たとえば、相手の肩書きや集団の中での立場に応じて態度を変えるタイプの人間がいる。同一の内容を指摘された場合、同僚に指摘されたら無視するが、上司に指摘されたら直すようなタイプの人間だ。そういった権威に弱いタイプの人間をコントロールするには一定の権力を持つのが最も有効だが、ENTJは自身のプロジェクトの推進に必要な権力を必要なだけ獲得する。あくまで目的は権力ではなくプロジェクトの実現なので、無駄に権力を追い求めたりはしない。ENTJは無闇に威張りたいわけではないのだ。
 また感心するのが、S型の人間に対する情報伝達が上手い。S型は抽象的な情報を処理する能力に乏しく、また権威に自己評価を依存するためプライドを満たすコミュニケーションが求められるが、そういった性質をよく把握したコミュニケーションをこなしている。元はNT型だし、まだ若いので失敗することもよくあるが、謙虚な姿勢で適宜修正していき、着々と信頼を勝ち得ている。

 一言で言えば「優秀な人」なのだが、敢えて欠点を挙げるなら、周囲を駒と考えている節があるところだろうか。うまく持ち上げられて使われている感がいつまでも拭えない。それも含めて魅力的ではあるのだが。


INTJ (Ni-Te-Fi-Se)

なんかすごい人

 残念ながらINTJの知人を思い出せなかった。おそらく身近にはいるのだが、彼らと同じ部署で働けるほど私の能力は高くない。INTJはENTJとは異なり、指揮力や推進力よりも高い知性や技術力を求められるシーンが多いためか、専門部署や専門機関に引き篭って公の場には殆ど姿を現さない印象がある。

 気になるのは、彼らの人間観がどこか浅いように見えるところだ。INTJが書いた記事をいくつか読むと、人間を単純な経済単位とみなし、社会学を数学と考えている節がある。直観機能も感情機能も内側を向いているため、自分以外の人間への理解力が乏しいと考えられるが、彼らが成熟していないINTJだった可能性も高い。


外交官

INFP (Fi-Ne-Si-Te)

めんどくさい

 思春期の頃の私は、感情型コミュニティに過剰適応した結果、一時期このタイプを発露していたように思う。その経験も含めて語ると、このタイプはとにかく扱いが面倒だ。

 まず傷つきやすい。これはおそらく、INFPが非言語コミュニケーションに長けているためだ。他者を観察し、普通の人なら見逃してしまうような身体的サインのみならず、コンテキストや思考パターンまで読み取って、相手の感情を推測してしまう。そして勝手に自分を投影して感情移入する。他人が傷つくと自分も傷つくので、自分のせいで他人を傷つけたくないと心から思っている。実際には多くの他人が自分とは異なる感覚や思考で動いているのだが、INFPはすべての人間を自分という物差しで測ってしまうのだ。この性質が「優しい」と捉えられる場面ももちろんあるが、特に一定数の人間が集まった社会においては、様々な力学や思考が交錯する中で「私の感情」一辺倒で物事を判断する性質は、ともすれば地雷になりかねない。

 自己表現欲求や自己実現欲求が高い割に、それを実現する手段に乏しいのも厄介な特徴である。INTP同様、INFPも「努力」が苦手なタイプだ。自己実現欲求を満たすために作戦を考えて適切に努力するのではなく、ありのままの能力を興味の赴くままランダムに放出し、それが誰かの目に留まることを願う。
 惜しむらくは興味を持つジャンルだ。INTPが興味を持つジャンルは、突出した才能や努力に依存しない。興味の赴くままに追究していれば、日々の蓄積によって一定の成果が見込める分野が多い。しかしINFPの興味範囲は違う。芸術や文学、スピリチュアルといった感性的な分野に関心が高いが、これらの分野で芽を出すには、生まれ持った才能や環境、運の良さが大きく作用する。したがって、多くのINFPが売れない芸術家のような心情で日々の生活を送ることになる。

 INFPは根が非常に純粋で、世に蔓延る悪意に対してあまりに無防備だ。しかし社会は歪である。全体主義と見せかけた権威主義、功利主義と嘯いてマジョリティを正当化する"民主主義"社会は、人間の本質と個性を尊重するINFPには受け入れ難いものだ。
 結果としてINFPは、恨みのような感情を抱きやすい。どう考えても自分は清廉潔白に生きているのに、世界は「正しくない」人間が得をするようにでき上がっていることに、激しいストレスを溜める。

 周囲に親しいINFPがいないので憶測になるが、彼らとは早い段階で気を使わない関係を築いてあげなければならないと感じる。そうしないと、ちょっとしたことで過度に邪推して勝手に感情を募らせていきなり関係を切ってきたり、かと思えば随分経ってから突然連絡してきたりと、面倒なことになる可能性が高いからだ。


ENFP (Ne-Fi-Te-Si)

無類の人たらし。対人許容量がウワバミ級

 私の夫は典型的なENFPである。夫の交友関係を見るに、このタイプは日本においてそれほど珍しい存在ではないようだが、彼が私に興味を持たなければ一生交わることがなかったであろうタイプだ。実際、彼が交わるコミュニティのノリが私には今だに理解できない。

 彼らの対人関係における許容範囲の広さと許容量の多さは他タイプの追随を許さない。ESFPと混同されがちだが、最も大きな違いは「自分が一番大事」という価値観だ。他者への寛容性はピカイチだが、集団主義に追随したり、INFPのように相手の感情に過度に配慮したりするタイプの寛容さではないため、他者を許容しすぎてパンクしたりすることはない。根本的には他人に興味などなく、泰然と"自分"を保ちつつも、謎の愛嬌を駆使して様々な業種の様々なタイプの人間の懐に飛び込んでは仲良くなっていく。趣味友達や後輩にベタベタに懐かれ、定期的にイベントを開いて楽しみ、かと思えば就職や転勤でコミュニティが変わると、あれほど仲の良かった人々と一切連絡を取らなくなるさまは、見ていて不思議な性質だ。

 ENFPのもう一つの特徴は、博愛主義であることだ。ESFPのように「ウチの友達に手を出したら許さないかんね!」という家族主義的な愛着はない。目の前に現れる人物を無尽蔵に許容し、愛想を振り撒き、何となく仲間の輪の中に取り込んでいき、去る者も追わない。

 私がENFP夫を選んだのは、この無尽蔵の人たらしっぷりが、INTPの自分には到底理解できなかったからだ。
 それまでに出会ってきた他のタイプの心理については、共感はできないまでも何となく理解はできていた。だがENFPに関しては本当にわからない。ENFJのように利他的ではないし、INFPのように共感力が高いわけでもないし、ESFPのように人情に熱いわけでもなく、多くのS型のように本能レベルで社会的欲求が強いわけでもない。傍から見れば無類の人好きのくせに友達はいないと言うし、一人の時間がないと無理で、毎日のように飲んだくれても必ず終電に乗って帰宅する。それでも周囲にわらわらと人影が途切れることはなく、本人もこのわらわらとした対人関係の中にしか己の価値を見出せないようだ。
 薄く細い縁を触手のように四方八方に伸ばして、刹那的な人間関係で刻々と承認欲求を満たしつつフワフワと生きる様は、まるで海月くらげだ。このENFPと周囲の人間たちの生態が、私には今だによくわからない。

 INTPは頭抜けて怠惰だが、ENFPの怠惰っぷりも負けず劣らずである。ただ、ENFPとINTPの怠惰性は側面が異なるため、互いの欠点を補いやすい。物は増やさないがゴミを堆積するタイプと、ゴミは堆積しないが物を無尽蔵に増やすタイプといった具合だ。互いが互いの怠惰性に目を瞑ってカバーすれば、ニコイチで何とか生活を維持していくことができる。

 ただし、ENFPの怠惰性は企業組織と相性が悪い。INTPは専門職への適性が高いため、何とか適した仕事に就けることが多いだろう。だがENFPは、「クリエイティブで人を楽しませることができて自己肯定感も上がるような仕事」という夢をいつまでも見ている節がある。企業においては総務課の中間管理職くらいの出世がせいぜいだろうし、起業して成功するタイプでもない。いわゆる「男らしさ」からはかけ離れたタイプである。
 個人的には、義務教育の学校教員などは意外と向いた職業なのではないかと感じる。

 ENFPは分析的な思考は不得意だが、直観的な認知力は高い。ENTPのようにニュースについて討論する楽しさは望めないが、芸術鑑賞や自然景観への探訪といった瞬間的な感性を分かち合うアクティビティは一緒に楽しむことができる。

 尚、彼らに誠実さは望めないことは考慮しておく必要がある。「今この瞬間に何をしたいか」を最も大切にするため、金遣いが荒く、酒や異性といった快楽にも弱い。それらを踏まえた付き合い方を考えたい。


ENFJ (Fe-Ni-Se-Ti)

陰キャの女神

 私が人生で出会ったことのあるENFJは2人だ。2人とも女性だった。

 1人は中学時代の同級生だ。Aちゃんとする。
 彼女の特殊性は小学校時代から有名だった。彼女が在籍するクラスは活気があり、団結力があって、如何にも楽しそうだったのだ。中学に入学した私は早速、無視という名のイジメに遭う。クラスには私を含め浮いている女子が何人かおり、少し変わった行動をするBちゃんや精神薄弱なCちゃんは早速不登校がちになっていった。そんな我々スクールカースト底辺ものにとって、学校生活の中で定期的に発生する「グループ学習」は小学校時代から常に地獄の時間だったのだが、中学では一転して楽しくなった。Aちゃんがいたからだ。
 男子にも女子にも好かれ慕われていたAちゃんは、浮いている子やハブられている子を積極的に仲間に引き入れた。朗読劇を披露するというグループ学習では、浮いている女子を含めて特大のグループを作り、全員を自宅に招いて稽古をするというイベントまで開いてくれた。友人と互いの家を行き来する経験に乏しかった私にとっては、クラスの人気者であるAちゃんの自宅にお邪魔したという経験はとても嬉しく、良い思い出として残った。
 2年生になると、Aちゃんは当然のように副会長に当選した。彼女に委員長をやらないかと持ちかけられた私は、生徒会に入ることになった。暗黒の小学校時代には想像もつかなかったことである。家庭の事情で部活動に入れなかった私にとって、生徒会活動は大変刺激的な経験だった。
 その他、修学旅行では自分の班にBちゃんを入れてあげたり、合唱コンクールや文化祭といったクラスが一丸となるべき行事においては、クラスを積極的にリードしつつあぶれる人がいないように気を配ったりと、Aちゃんの存在感は絶大だった。彼女のおかげで、私のクラスの女子間にイジメはなくなったし、たまに揉め事が発生しても彼女が丸く終わらせた。

 私が出会ったもう1人のENFJは、社会人演劇に参加していた頃に一緒に舞台に立った女性だ。Dちゃんとする。
 彼女もまた、明らかに主人公タイプだった。とても明るく前向きでオープンマインドな女性で、私のINTPさながらの陰気な行動も意に介さず、フラットに友達のように接してくれた。彼女のように華やかな外向性を持ち、且つ陰キャにフラットに接することができる人間は数少ない。私はすぐにDちゃんの虜になった。彼女はまたJ型らしく、目標に向かって着実に行動する実行力も持ち合わせていた。誰もに明るく優しく接し、誠実に目標に向かう姿は皆を惹きつけた。
 Dちゃんはのちに舞台演出家になり、今もあちこちで人を集めては、全国各地で精力的に芝居を打っている。

 ここまでお読みいただければ分かるかと思うが、私はENFJが大好きである。外向的感情と直観を合わせて使うためか、ESFJと比較して対人スキルの柔軟性が高く、許容範囲が広いのが特徴だ。

 敢えて欠点を挙げるとすれば、自分が抱える組織や信念が危機に直面した時、それらを守るために主観的に過ぎる言動が見られる点だ。おそらく論理的思考があまり得意ではないタイプで、客観的事実に即していない感情的で過激な発言も往々にして見られる。あくまでも自分に連なる者を守りたいという博愛的な精神に端を発するため、学校やサークル、ママ友といった小規模の非経済的なコミュニティにおいては好ましい性質だが、仕事を一緒にしたいかと問われると微妙なところだ。


INFJ (Ni-Fe-Ti-Se)

なんかすごい人

 こちらも周囲にはいないタイプだ。代わりに芸能人によく見かける印象がある。特にKPOPアイドルグループには、1グループ1人はいるのではないかと感じるくらい発現率が高い。芸術的な感性を持ち、且つ目標を達成するための適切な努力の術を心得ている人が多いのだろう。
 私の好きなアイドルもINFJだ。彼が表現する音楽は感性的で理想的に過ぎる世界観だが、心の奥底の繊細な部分に触れる深みを持っている。尊敬するアイドルの一人である。

 余談だが、KPOPアイドルの中でもクリエイティブな能力を発揮するタイプには、INFPも多い。INF型が発揮する芸術的な感性は羨ましい限りだ。


おわりに

 周囲の人間や自分自身への分析を元に、16タイプへの印象を僭越ながら書き連ねてみた。
 N型の思考は総じて心地よい。殊にNF型の持つ感性は、AI時代が到来した今となっては人間としてもっとも価値がある能力だろう。

 次回はS型について書いてみたい。