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2022.10.8

メモ程度でいいのだ。

2016年7月18日、沖縄にて。どういう経緯か「コミュニティデザイナー」という言葉を知った。当時は沖縄に旅行に来ており、国際通りの裏側の休憩スペースにて、Googleで「コミュニティデザイナー/なり方」と打ち込み検索をかけた覚えがある。頭に山崎亮さんの名前が出てきた、そこがはじめての出会い。「コミュニティデザイナー」というのは、なりたくてもなるものではなく、そういうあり方があるのだというような結論で記事は終わっていた気がする。そのころは大学院を休学しているタイミングで「居場所」だとか「サードプレイス」だとかいう言葉がとても気になっていた。しかし、当時はリサーチ力も乏しく自分のやってみたいことに関する情報を得る方法がわからず(今なら助言したいことのひとつやふたつあるが)、唯一辿り着いた起業プログラムに応募してみたりした。応募書類には、なんの具体的な計画もなくただただ想いだけが先行した『海の見える誰でも来られる表現の家を作りたい』という文章を書き走り、どうしてか合格の末、起業塾のプログラム生となった。ただその後も想いばかりが先行し、情報を整える力も形作る力も「小さく始めてみる」という思考もなく、「始めるときには大きくしないといけない」とばかり思っていた自分は、実現可能な状態まで計画をしあげきることが叶わずに、その時の構想は立ち消えとなった。

そこから6年。境港にて今日はじめて山崎亮さんにお会いして、コミュニティや場づくりに携わっている。当時は気づかなかった「小さく始める」「実験をしてみる」というハードルを低くしてでもやってみることがわかってきた。のと、当時とても憧れていた「人と人との情報を繋げていく」といったことの周辺のことを仕事にさせてもらえている。ありがたいことに。当時「何がいいのか言語化できないけれどもなんかイイ」みたいな感覚でやってみたこと、行ってみた場所が、今、意味をもって立ち上がってきていると、久々に6年前の写真を見て思う。

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