今回はジョニー流「ドリップパックのコーヒーを美味しく入れる方法」をお伝えします。

とても便利なドリップパックですが、とても簡易的な装置で抽出するため、どんなに美味しいコーヒー屋さんのコーヒーでも「こんなものか…」という味になりがちです。味の偏りをなくすためにカップの上に乗せる補助的な道具もあるのですが、ドリップパックの強みであるスマートさが薄れるのはもったいないようにも思います。

インスタグラムのリールになりますが、さっそくまずは動画でドリップパックの美味しい淹れ方をご覧ください。

いかがでしょうか？
ドリップパックの味が今ひとつになる大きな理由のひとつに、コーヒー粉全体にしっかりとお湯が浸透していないということがあります。その問題を解消するために
・コーヒーオイルで固まっているコーヒー粉をほぐす
・蒸らす時はスプーンで混ぜて粉全体にお湯を満遍なく行き渡らせる
・粉全体にお湯が注がれるようにカップを回しながら注湯する
という3つがポイントになります。
これに加えて湯量や湯温を適正にしていただければドリップパックでもかなり美味しくなります。

カップの上に乗せてドリッパーのような役割をする補助的な道具もありますが、ドリップパックのもつスマートさが少し薄れるような気がします。しかし、自宅などで使うならこれもアリかと思います。

ジョニーが紹介する抽出方法も道具としてスプーンを利用します。これは袋の中でコーヒー豆自身がもつオイルで固まっているコーヒー粉をほぐしたり、粉全体にしっかりとお湯を浸透させるために使いますが、開封前にドリップパックを軽く揉んで、お湯を注ぐ前に軽くゆすってコーヒー粉を平らにならすだけでも変わりますのでお試しください。
ポイントを理解した上で何度か練習すれば、ドリップパックでも十分美味しく豊かでワンランク上のコーヒーライフに変化します。

これからどんどんお出かけが楽しくなるシーズンです。
ぜひコーヒーと共に楽しいお出かけ（もちろんいつもの自宅や職場も）ができますように。