きょうだい児メモ

自閉症の等級…A、B、C  ※愛知県の場合
(自治体によってはA、Bのみだったりする)

C判定以上の知的障害だと診断されると療育手帳が取得できる。

A判定…重度の知的障害(IQ35以下程度)
B判定…中度の知的障害(IQ36〜50程度)
C判定…軽度の知的障害(IQ51〜75程度)

法律に基づいた制度ではなくて、『療育手帳制度について』という通達(?)に基づいて各自治体が独自の制度を作成しているっぽい。

療育手帳を取得すると色んな公共サービスとかを受けられるのと、『障害基礎年金』が受給できる可能性が出てくる。

障害基礎年金の受給条件は障害等級の1級又は2級
に該当すること。
ここで、1級、2級に該当するかどうかとA〜C判定に該当するかどうかは関係ない(C判定でも2級に該当する場合がある)。

障害基礎年金は2級の場合は毎月6万円、1級の場合は毎月8万円程度受給可能となる。

※障害年金には『障害基礎年金』と『障害厚生年金』があって、初診日によって区分が分かれるらしい(?)。
自閉症などの先天的な知的障害は出生日=初診日となって『障害基礎年金』の対象となるっぽい。

俺の弟の場合はA判定で2級の障害基礎年金受給対象者だから毎月6万円程度の補助金が入る。
グループホーム(障害者の面倒を見てくれる施設)に入れる場合、家賃や飯代とかで毎月6万円程度かかるらしい。(俺の親調べ)
毎月6万円の補助金はほとんどはグループホーム代で消えることになる。住む場所と最低限のご飯は確保できるけど、弟が自分で着る服や日用品だったり嗜好品としてのお菓子、娯楽品としてのゲームとかを買うのに必要なお小遣いは今のうちから貯金しておく必要がある。
俺の親があと20年間、弟の面倒を見ながら一緒の家で生活して、障害年金の6万円のうち5万円を毎月貯金に回すとして
5万円×12ヶ月×20年=1200万円(貯金額)
弟が20年後(40歳時)に施設に入り、残り40年を施設で生活するとして、服や日用品を買うための毎月のお小遣いを2.5万円とすると
2.5万円×12ヶ月×40年=1200万円

これから20年間、毎月5万円を貯金に回すことが出来れば弟は細々と施設で暮らせることになる。
(めちゃくちゃざっくりした試算だけど)

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