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ハンカチ奮闘記

こんにちは。panです。5日目です。

私は忘れものを割とする方です。
コンビニで買った傘などは、
降水確率以上の確率で職場や行った先のところに置いてきます。
コンビニから運んだだけ。

それから、学生の頃、
かなりの確率でハンカチを忘れてました。

社会人になり、
特にハンカチについては、
子どもたちの前に立つ仕事についた以上、
「これはイカんな。」
と思い、努力しました。

でも、
これはかなり長い年月を積み重ねてきてしまった習慣で、
矯正するのは手こずりました。

例えば、
玄関先に紙で、
ハンカチ
とデカデカと書いて、
ドアに貼っておく。

という方法を試してみました。

これはかなりイケると思いました。
でも、出かける前の状況の想像が足りてませんでした。
私の出かける前の状況というのは、
大抵、コンマ数秒でもズレると遅刻するというギリギリのことが
やってくるんです。

そんな状況でドアの紙を見ることを忘れるということが起こったんです。
ハンカチを忘れたことに気づいた時に、
「あれ、ドア見たっけ?」というのすら思い出せない始末。
そんな具合。

ひどい時には、
ドアの「ハンカチ」がちゃんと目に入ったのに、
コンマ数秒の戦いなので、
「無理!」
と言って、出て行くというありさま。

そんなこんなで、苦戦しました。

なぜこうなるのかをあるとき、
超真剣に考えました。
というのも、トイレに入り、手を洗っているところに
子どもたちが入ってきたんです。。。

もう、逃げ場がない

そこで私がとった手は、
「トイレ掃除をしている最中という体にする」でした。
だから、掃除用具のところに行って、
雑巾を持ち出して、
子どもたちが出ていくまで、
ゴシゴシと大して汚れてないところを
フキフキしました。

そういう痛い目にあって、
ようやく真剣に向き合うことになったんです。

ハンカチを意識するために紙をドアに貼るというのは
意味はありました。
でも、コンマ数秒の状況で、実際に今、ここで靴を脱いで、
ハンカチを取りに行ったら確実に遅れる。
から取りにいかない。
ということは、たぶん今後も起こりうる。
それも、ちゃんと計算に入れとかないといけない。

ここでポイントとなってくるのは、
生活導線
です。

自分の出かける直前の生活導線の中に
ハンカチのあるところまで足を運ぶというのがなかったんです。
これが一番の原因でした。
(もう、グズとか不潔とかなんとでも思ってもらっていいです。)

大事なポイントは、
ハンカチが100%の確率で、出かける際にちゃんとポケットに収まること。
私の性格を変えることではありません。
#開き直りやがった

で、結局、
ハンカチは持っていけるようになったのか?
ここまで引っ張ったんだから、
さぞかし画期的な方法を思いついて、
「なるほど~」
と唸らせるようなことが待っているんだろうな。
と期待している方には申し訳ないですが、
それほどでもない方法で、解決に至りました。

でも、100%忘れなくなりました。
いや、100%は言い過ぎ
1か月に1回くらいの頻度だから29÷30=0.9666666
つまり、97%は いってる

導線上にハンカチを置く

というのが解決方法です。

家に帰ったらハンカチを洗濯機に放り込みます。
その時に、必ず次の日のハンカチを玄関の下駄箱の上に置くんです。

いや、その行為を忘れたらどうするんだ!
という文句が来そうですが、不思議と忘れません。
たぶん、ハンカチを放り込むときに
ハンカチへ意識が一瞬向くので、
ハンカチへの意識が向いた→次の日の準備
というプログラムを頭に叩き込んだんです。

だから、バグもあって、
始めのうちは、100%に近いという今の状況は作れず、
7割くらいでしょうか。

面白いのは、というか、大事なことはむしろ
ここから先のことかもしれません。

割と正解に近いと思われる方法を思いついた
ところまでいいですが、
やっぱり、抜けはあるんです。

玄関から風呂場までに一つ大きな難関があります。
愛犬の「ぱん」です。
この子がかわいいもんだから、風呂場にハンカチを持って行った後、
次の日のハンカチを取りに行く前に
「ぱんちゃん、ただいま~」
のあいさつをしないといけないんです。
それで、次の日の準備が抜けるんです。

ぱんちゃんの顔を見たら
デレデレになってしまうことを想定して、生活導線を修正しました。
玄関からハンカチの置いてある自分の部屋に直行することに
決めました。
先にぱんちゃんに会っちゃうのがいけないということにしたんです。

そんな感じでちょこちょこと今でも生活導線の修正は行っています。

大事なことは、
自分の生活導線上にハンカチを置くこと
以上に
多少の軌道修正も想定の上で、ある程度は習慣化するまで徹底する。
です。
でも、
始めから徹底してたらいいんじゃない?が正しいですが、
痛い目にあって、真剣に向き合うこと
が一番学んだことなんだと思います。

こういうことを勉強の世界では
ケアレスミス
というんだと思います。
ケアレスミスって、
まず、そのことへの関心がないことから起こることだと思います。
そして危機感がないことも原因。

私のハンカチと同様、
痛い目にあい、真剣に向き合わないと
結局、根本的な解決に至らない。

ケアレスミスをしないように!

その言葉一つで直っていたら、
勉強という世界にケアレスミスという言葉はこんなに
市民権を得てないと思います。

だから、私も指導する立場にいるもんですから、
ケアレスミスとの戦いは日々続いております。

ケアレスミスについての深掘りは
とっても長くなりそうなので、また別の機会に。


今日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。




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