行く人来る人

(騎手の敬称と「騎手」は省略します)
先日、地方競馬の調教師試験の合格者が発表になり、船橋の左海や川崎の酒井の他に、門別の五十嵐冬樹も合格。そこで合点がいったことが。
この前の日に、門別競馬の有馬記念と言える道営記念があって、勝ったのは五十嵐冬樹。道営のエースが、何故か入線後にガッツポーズ。何で今更、と思ったのだが。まさにラストランの勝利だったとはね。

さて、エリザベス女王杯。阪神2200といえば宝塚記念と同距離同コース。スピードよりは底力が要求される条件で…
そうじゃない。今週から短期免許でムーアとレーンが来た方が重要。先週からデム弟も居る。ここから先のG1連戦、外厩で仕上げた馬を外人に乗せる「今どき」と、昔ながらの調教師と騎手が仕上げるスキーム、この新旧のせめぎ合いがポイント。
と、思ったんだが。現役のアイルランドオークス馬が参戦。何故? 馬主に答えあり。オーストラリアで馬産も手がける張氏、先日の日本競馬のセリでも爆買いを連発したらしい。馬産か、馬主かいずれは日本競馬に進出する手土産かと思いきや、JCにも出るという。ここは張氏に花を持たせても、というのが日本競馬界、生産地の本音だろう。
◎マジカルラグーン
◯アンドヴァラナウト
ウィンマイティー、丸田笑

アンドヴァラナウトは何故かこのレースに居ない福永が仕上げた馬。雨とコース適性で同じ福永仕上げのジェラルディーナよりこちらを採用。
空いてたレーンを使うマリリンより、「昔ながら」の流儀のマイティーを選ぶ。
荒れるなら恵みの雨のホウオウエミーズ。母系は南関ファンなら胸熱だ。

さて、何で福永はこのレースに乗らないのか、自分が仕上げて外人へ任せる…

コントレイルの仔を預かるにはもう準備を始めないとね。

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