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134 食べ物の話

もうすっかり7月。
今年も夏越しの祓に行ってきました。

茅の輪はこの暑さに晒されて
カッサカサになってましたけど、
この夏の健康を無事お願いしてきました。

ところで
先月の体調不良で。
以前よりも色濃く、
体に合うもの合わぬもの、というものが
わかるようになってきました。

ダメなものはダメ。
ペン先のような厳密さになってきました。

それは
食べ物の種類というより、品質。


世間的に、
「〇〇を食べると健康になる」みたいな紹介宣伝をされるのをよく見かけますが、
そんなことよりそのものの品質の方が問題だって思っていて。

一番突っ込みたいのはグルテンフリー問題。
本当に小麦だけが悪いのか?
その小麦の生育環境については不問?なんで?

健康問題なんて、概ね環境ホルモンが鍵を握ってるっしょ。

その小麦がどんな環境で、どんな化学物質を与えられて育ったのか。
なぜそこに目を向けないで、小麦だけを排除するのか。(もしくは、パンに入ってる添加物)

それは例えば
社会にとって悪いことをした人を摘み出して排除する行為と変わらない。
何一つ根本解決には至らないし、
そんなことをしているとただのイタチごっこになるだけ。

次の悪しきものが出てくるだけ。
その度に情報に踊らされるだけ。


そんなわけで、
生育環境から素晴らしいヨーグルトを買ってみました。

何が素敵って、遺伝子組み換え食品を飼料として与えてないところです。

命は命でしか作られないのに、
なぜ金に目の眩んだ遺伝子組み換えなんというものを作り、流出させるのよ。

命は金で作られているわけではないのよ。


とまあ、世の中の動向に愚痴りましたけど、

私はヨーグルトが昔からダメで、
心底体が受け付けなかったんですが、

この秋川牧園さんのヨーグルトは
砂糖をかけなくて全然問題なく美味しく食べることができたんですよ。

なるほど、質の問題か、と。


「奥様、んなこといっても、お高いんでしょう?」

確かにお高いとは思いますけど、
ただ「本物」は少量で満足できるんですよ。
だから結局イーブンです。

本当、食品の品質問題は
完全多数派になるのは難しいでしょうけど、
もう少し市民権を得てほしいと思う問題です。

だいたいこういう話をすると、
「該当業者の回しもんなんか?」と疑いたくなるほど、
烈火の如く怒る人が一定数いるんでね。
そういう反応が少しずつ減ってほしいですねえ。

食に限らずあらゆることに関して、
足し算より引き算よ、これからの100年は。

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