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訪れし紅葉の寺、京都の心色褪せても変わらぬは、人の流れ

NO.193
京都の秋、
それは紅葉の宝石箱。

東福寺と瑠璃光寺、歴史が息づくその場所で、

私たちは自然の芸術を観賞するために訪れました。

しかし、
今日私が訪れた時、もはや鮮やかな紅葉の

季節は終わりを告げ、落葉は色褪せていました。


それでも、
この寺々が放つ静謐な美しさは変わりません。

この変わりゆく
自然の美しさは、
人生の移ろいを思わせます。

色鮮やかな瞬間は
一時的ですが、

色褪せた葉にも
美は宿ります。

私たちの人生もまた、時には色褪せ、時には輝くことでしょう。


だからこそ、
その一瞬一瞬を
大切に生きることが、
何よりも重要なのです。

紅葉狩りは終わりを迎えたかもしれませんが、

それでも私たちの心には、移りゆく季節の中で
見つけた小さな
輝きが残ります。

そして、
それが私たちの人生の旅路を照らし続けるのです。

俳句を詠んでみました。
色褪せてもなお美しき紅葉かな

いろあせてもなおうつくしきもみじかな

この俳句は、
色が褪せた紅葉でも
美しさを保ち続けることを
表現しています。

季節の終わりにもかかわらず、
その存在感と風情を失わない
自然の姿を称えています。

人生のどの段階においても、
変化することの美しさと
重要性を伝えているのです。

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