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#477 どんな先生で在りたいのか

  僕は東京都で小学校の教員をしています。2023年1月からnoteの更新をこつこつと続けています。2024年の目標は「noteの毎日更新」「30,000PV」「3,000スキ」です。そのために毎日継続してnoteを書いていきます。noteは日々感じていることや考えたこと、教育だけに限らず習慣化やお金についても書いています。もし、読んでいただき、共感いただけるなどしましたら「スキ」をポチッと押してください。毎日更新の励みになります。

 もともと僕はこの仕事が好きになれませんでした。毎日の授業が嫌いで、早く授業を終えて子供と一緒に遊びたいという子供の成長に寄与できていない教員でした。それは授業のイロハが分からないまま教員として現場に立ってしまったからだと思います。

 そこから数年が経ち、体育主任や学年主任などを経験して、少しずつまともな教員に近づいてこれたと思っています。仕事に時間やお金を全振りしてストイックに努力をしていた時期が数年ありました。今は仕事と仕事以外のバランスを意識して働けるようになりました。それは自分がどんな先生で在りたいのかを考えられるようになったことがきっかけです。

 世間で教員がブラックだと言われるようになり数年が経ちます。子供たちもその状況を知っていて、「先生ってブラックなんでしょ?」とよく言われます。僕はそれに対して「そうなんだよ。残業代も出ないしね。」と自虐的に答えていました。しかし、あるとき子供たちに「教師になりたい。」と思える教師像を自分が体現しなければいけないのではないかと思うようになりました。世間的にはブラックだと言われようが、教師という職業を毎日楽しんでいる姿を子供たちに見せることが自分にできる最も簡単なキャリア教育であると気づけました。

 それから仕事に時間やお金を振りすぎた生活を改め、仕事と仕事以外の版ランスを意識した過ごし方を考えています。趣味や自己研鑽、家族との時間をタイミングに合わせて優先して、できるだけ仕事にかける容量を減らしています。ただ質は落としてはいけないと思うので、時間対効果を考えて働いています。

 子供たちに「先生って楽しそうな仕事だな。」と思われる、そして楽しさが伝わるように日々笑顔で余裕をもって働いていきたいものです。

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