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2018-09-10 「Software Engineer Meetup ~イノベーションを 生み出すエンジニアリング~」に参加してきました

経緯

2018年4月から、自分も新規サービスを考えたりする部署を率いており、色々参考にさせてもらえればと思い、参加させていただきました!https://mercari.connpass.com/event/100347/

感想

考えていた自組織のビジョンとか考え方は結構近いところがあったりして、背中を押してもらえたような気がしました。

一方で、「日々の業務では難しいから専任の組織を作った」「イノベーションを起こしやすい環境は用意してあげられている」という言葉が出てきたとき、自分の組織は日々の業務からしっかり切り離せているだろうか?イノベーションを起こしやすい環境を用意してあげられているだろうか?というのは振り返りが必要だな、と感じました。

他にも色々と、細かいところでなるほどっと思ったり、懇親会でも色々な人とすごく良い話ができました。これをどうやって自組織にフィードバックしていくか。もうすぐ上期も終わりますが、上期の振り返りと下期の戦略を考えるときに、良い材料になりそうです。良い機会をありがとうございました!

あ、あとご飯が美味しかったです!
フリードリンク、社外の人招いて勉強会するときにも便利だな、なんてふと思いました。

以下、メモです。
(あくまでも、私が受け取った内容でのメモであり、私の主観が含まれていたり、勘違いして受け取っている可能性があります)

なぜInnovation組織を立ち上げたのか

Innovationチーム マネージャー 木下 慶さんhttps://speakerdeck.com/kkino0927/introduction-of-mercari-innovation

●何故イノベーションチームを立ち上げたのか
 => 新しい概念をいち早く察知し、プロダクトに取り込むため
●どのような体制 / 方法か
 => 日々の業務では難しいので、専任の組織を作った
 => プロダクト寄りと基礎技術寄りで分けている
●イノベーションチームはプロダクト寄り
 => R4Dチームが基礎技術寄りで、イノベーションチームとは別にある
●イノベーションチームの対象スコープ
 => メルカリ(フリマアプリ)+周辺サービス
 => 新規事業はスコープ外
  ここはソウゾウがやってる
●プロダクト系とテクノロジー系のアイデアリストを作成する
 => 各チームがリストから選択し、検証を進める
●組織には10名いるけど、まだまだ募集中
 => Software Engineer:メルカリへ実装
 => Design Engineer:プロトタイプ開発
 => Product Designer:プロダクトデザイナー

イノベーションをどう起こしていくか

メルカリCTO 名村 卓さん
●イノベーションパイプライン
●GoogleX
 => 最初に大量のプロトタイプを作る
 => 事業化に進めるにつれて、リスクを減らしていく
 => 代わりにコストが増えていく
 => なおGoogleXにはリスクが減ったあとのものが含まれている
  「最初に大量のプロトタイプを作る」は含まれていない模様
●名村さんの案
 => ひらめき = Inspiration ≠ 天から降ってこない
 => Serendipity
 => 課題、技術、アイディアを戦略的に組み合わせるのは難しいので、とにかく大量に試す
 => インプット x 視点 x スピード
 => 引き出し(Tech, Problem, Idea)の数 x 視点(組み合わせ方、見方)の数 x 試行回数
●どんな人がイノベーションを起こすのか
 => 好奇心の塊
 => とにかく実践
 => 自分の壁を作らない人
 => 本質の理解を求める人
●「イノベーションを起こしやすい環境は用意してあげられている!」

Web Re-Architect プロジェクトにおける技術的チャレンジ

フロントエンドエンジニア 宮崎 優太郎さん
●どんなときに最新技術を取り入れるか
●Re Architecture Project
 => これはFront end以外でも行われている
●Microservices Projectというのもある
 => とは言え、最適なアーキテクチャへのリプレイスとかしていったら、自然とMicroservicesになっていく
●なぜ上記2つのプロジェクトをやるのか
 => プロダクトを更に先へ進めていくため
 => 技術挑戦の場
 => 新しい技術の取り込み
●スケジュール
 => ページ毎にリプレイス
●技術選定
 => Issue, Slack, 口頭で議論する
 => 必要ならプロトを作る
 => 誰かが決める、ではなく、各自がオーナーシップを持って進める
 => ディスカッションの中でベストが決まる
●まとめ
 => 組織と仕組み(メルカリでは力を入れている)
 => オーナーシップ、チャレンジ、コードを新しく保つことへの理解
 => 一緒に課題解決ができるメンバー
 => プロフェッショナル、目的意識と手段
 => 世の中を変えていくチャンスや文化
 => プラットフォーム、基盤を作る2つのプロジェクト

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