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旅する囲碁カフェ~香港1日目~

始めましての方もそうでない方もこんにちは。
カフェと囲碁ひだまりのMayuです。

いつか海外に囲碁カフェを作りたい!
それで香港に行ってみました。
囲碁に関わったのは1日ですが、記録のために残しておきます。

旅立ちに至った経緯はこちらから。


1.コロナでフライトがキャンセルになりました

香港1のデザイン

木曜日の仕事を終えてそのままスーパー銭湯で時間をつぶして
早朝4:05発羽田国際空港行きのバスに乗る。

仕事中に一度抜けて荷物を取りに行こうと思っていた矢先に、
数週間後に台湾に行くスタッフが
「僕の台湾行きのフライトはキャンセルになりました。」と。

えーー!今日の夜、私は出発なんだけど、、、
「どうするんですか?」
「ちょっと考えさせて」

まだコロナがそこまで感染していない時期だった。
親族にパイロットがいるので、その人に連絡。
「こういう状況で海外に行って、帰ってこれないなんてことあるかな?」
「香港はわからないけど、日本人が日本に帰れないっていうのはないと思う。」

ほっとしたので、荷物をピックアップしにいく。
3年間海外に行かず毎日頑張って働いてきた。
このチャンスを逃したら、しばらくいけない!

今思えば今年海外に行ける最後のチャンスだったので、正しい決断をしたと自負しています。


2.出国と入国審査

香港2

コロナの影響か、早朝すぎるのか、
バスにのっていたのは私一人だった。

空港についてもマスクは100パーセントで、
してない人はほぼいなかった。
そしてがらがらの空港。こんな空港は初めて見た。

出国自体はなにも問題なくでき、飛行機に乗り込む。
席は4分の1くらいしか埋まっていない。
正直、一人1列座れるくらいの人数である。

それなのに、隣の席に座る人がいる。
いや、席を移動してくれよ、、
その方は別の国のアジア人の女性だったけれど、ちゃっかり高い席の方に移動して座ってたw

3つくらい後ろの席にモラルが低い人がいて、映像をイヤフォンせず聞いていて全然眠れない。うるさすぎる。
かと言って言えないのが小心者だなと思う。

飛行機に搭乗したときに、コロナ予防で雨合羽をきて、透明の花粉予防のようなサングラスまでしている女性をみた。
日本人ではなかったが、
席に座る時も念入りにアルコールスプレーをしていて愕然とした。
そこまで神経質にならなきゃいけないのか。

今となればそれくらいは当たり前になってしまったけれど。。

香港には11:00ごろに到着。約5時間のフライト。
ヨーロッパやアメリカばかりだったのでそれに比べたらめちゃくちゃ楽。

空港に着くも、こちらも全然人がいない。

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イミグレーションを通る時に、韓国や中国への滞在を聞かれた。
香港もマスクは100%。

たまたま感じが悪い担当者にあたってしまい、書類が書き直しになる。
今度は感じがよさそうな別の人のところに並び、すんなりと入国。
入ることはできたけど、果たして出ることはできるのかな。
お店は大丈夫かな。不安が絶えない。


3.海外満喫!


香港3

ホテルへはバスでいけるので、A32のバス停を探す。
20分間隔で来るのに、全然来ない。
私が乗るバスだけ休業してないよね??
結局40分待ってようやく来た。
ロンドンで乗った2階建てバスと同じ形をしている。

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その前に、のどが渇いたのでコンビニでオレンジジュースを買う。
これは最高!25ドル(380円くらい)と少し高いが、マシンに入っているオレンジジュースが目の前で絞られてでてくる。
味はもちろんフレッシュなのでとてもおいしい。

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バスに乗り込み街中を見る。
地下鉄だと外の景色がみれないけれど、バスは景観がいい。
本当は2階に乗りたかったけど、荷物の心配があったので1階に。

40分ほど乗って到着。
ホテルまでを歩くが、そのローカルな景色にカルチャーショックを受ける。
野菜や冷凍肉が店頭で平積みで売られている。
日本だったら衛生的にお肉はありえない。
狭い路地でたばこをすいながら麻雀している人たちがいる。
香港の景色にマッチしている。

20階を超えるビルが乱立している。
そして洗濯物も干されている。風でとばないのかなと考えてしまう。

10分ほどでホテルに到着。
無事にチェックインしてひとまず昼寝。

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起きたら夕方だったのでシャワーを浴びて好きなブランドの洋服を見に歩く。30分くらいで到着したが、はじめ間違えて隣のビルにはいってしまった。こちらもドン・キホーテばりの雑多な感じ。
個人店が一つのフロアに乱立しているのだが、飲食店の向かいに洋服屋があったり、色んな匂いが混じっててカオスだった。

物価は日本より少し安いかなという印象。
それにしても活気があって、なんでもありという感じが、
今までハイソな国にしかいってなかった私としてはとても楽しい。

色々食べたかったけど、夕方から友人と会う予定だったのでがまん。
しかし、食べたいものは写真にとりメモをしておく。


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4.ようこそ香港へ

1時間ほどうろうろすると友人から仕事がおわったとの連絡があった。
今日は会う予定じゃなかったけれど、
夜のクラブイベントまで時間があったので、ビクトリアピークに行くことになった。

近くの駅からメトロにの乗って中環(セントラル)まで。
日本よりマスクをしている人口は圧倒的に多い。
ガスマスクのようなものを付けている人までいる。

すんなりと友人と会える。
カールはいつも日本で、またひだまりでしか会っていないためなんだか新鮮。ちなみにカールはノーマスクだった。大丈夫?(マスク嫌いと言ってた)。

そして徒歩でビクトリアピークに向かうトラムの駅へ。
色々なビルの説明をしてくれたので楽しかった。

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ビクトリアピークトラムは展望台までついて$99(1500円くらい)。
安い。

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すぐに乗車できた。
山頂までに駅があり、そこにはリッチなピープルが住んでいるとカールはしきりにいっていた。
カールも16階に住んでいると言っていて、
気になる洗濯物事情を聞くと部屋干ししてるとのこと。

ピークはすごくきれいでゴージャス。
しかも晴れてて最高のお天気だった!

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私は高所恐怖症なので、壁際にくっついてしか移動できなかったけれど、夜景はそれでもきれいだった。
10分くらいしか滞在しなかったけど、怖すぎて汗だくになってきたので帰ること。おしりがスースして心拍数も上がってまずい。

途中でポストカードをみつけたので、今回の旅の後押しをしてくれた方にお手紙を書く。ここはすごく便利で、主要国までの切手を発行できる自販機があって、簡単に購入できた。

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そしていよいよご飯。ようやくおなかがすいてきた。
カールが香港の麵はどう?というので、
ワンタンメンを食べに行くことにした。

セントラルからさほど遠くないお店に入る。
こちらは何度もミシュランに掲載されているらしく、たくさんの賞状がかざってあった。

私は3種もりというえびワンタン、牛肉、魚のすり身のボールがのったものにしたが、全てがボリュームが多くて食べきれなかった。特に牛肉は日本のもとの比較して分厚かったのでごめんなさい。
これからオーダーするときは写真を確認して食べれるかチェックしよう。

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香港のローカルなおみせは、おしぼりも飲み物も出てこないらしい。
カールは以前きたときにTさんも困っていたといっていた。
なるほど。Tさんが出発前にたくさんおしぼりをくれた理由が理解できた。感謝。

それからスターフェリーに乗って香港島から九龍に戻る。

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以前メトロがないころはこのフェリーでしか移動できなかったが、いまはもっと簡単にアクセスできるようになってしまった。
だけど価格をさげて運行しているらしい。なんと2ドル(30円)
あっという間の船旅だったけれど、夜だったのもありとても素敵だった!

尖沙咀についてからは海岸線を歩く。
カップルやストリートミュージシャンがたくさんいる。
ストリートミュージシャンはみんなスマホを見ながら歌っていた。
日本でまだ歌詞を見ながら歌っているストリートの人には出会っていないが、これも時間の問題かもしれない。

海岸線のはじにはブルースリーの銅像が。

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写真を撮って、翌日泊まるホテルの場所をチェックして帰宅。

5.クラブを満喫!

少し仮眠をとってからクラブへ。
クラブにいくために少し辺鄙な場所に宿をとった。

クラブはクラブというよりも普段はスタジオらしく、
バーカウンターがない。
皆外で飲み物を買ってきたようだったけれど、私は知らなかったのでなにも買えず。
しかし、買ったものがテーブルや床に散乱していて床が汚い。
音もあまりよくなく、たばこ臭く、最後までいられなかった。
そう考えると、日本のクラブは今まで見てきた世界のクラブと比較しても断トツできれいだと思う。

空いたボトルがあればスタッフがすぐに片づけに来る。
トイレには常にトイレットペーパーがある。

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引退するMenno De Jongを堪能できた!
帰国して結局共演することができましたが、
今回はソロイベントなので長時間DJを楽しめた。

6.まとめ

旅行は日本にいると当たり前と思っていることが、本当はそうではなくて、
几帳面な日本人の生活の上に成り立ってきたものだったのだと気が付くことができる。

クラブから帰って心地よい疲れ。


明日は香港の囲碁サロンにいく!
あと4日。どう過ごすか楽しみ。

サポートして頂いた皆さまには後悔させません!