欲望 12月29日の日記

・今年ももう1週間切りましたね。いかがお過ごしでしょうか。

・先日、2023年に実施した企画生放送の「個人的名シーン」を20個紹介する記事をアップしました。多くの視聴者さんに見ていただけたようで何より。



・合わせて13000文字超の記事になりました。やっぱ書いてるとドンドン思い出が連鎖してくる。


・書きながら、今年の最後に思うこと。

・生放送で(去年比)多くの方を楽しませることができたな、と。自分で言うのはアレですけれども。

・視聴者の方はもとより、配信者の方もゲストとしてお招きして巻き込んで、そこから繋がったご縁からさらに知り合いさんをお招きして。さらにはROM専・コメント専から初めて凸参加しました!という方も多数いらっしゃったり。

・配信の内容として、満足が残る1年になりました。

・まあ細かい所だと、司会進行で「もう少しここツッコミ掘り下げられたな〜」とか「もうちょいルール説明・画面準備しとくべきだな〜」とかはあったけど。配信の内容に関しては満足。

・ただ、1点心残りがあるとすれば。

・「自ら、チャンスをみすみす逃していたな」と。


・ここで言うチャンスは、「バズる」「有名になる」って点ですかね。

・今年のハイライト記事を書いてて「この笑いは、ニコ生を見ていない人たちにも通用する」と思うシーンが多かった。

・それならば、そのシーンを切り抜いてSNS投稿したり、YouTubeのshorts動画に投稿したり…。色々な手が打てたはず。

・それこそ、駒東さんの「ターミネーター2」の魔改造あらすじ朗読切り抜きなんて、めちゃくちゃバズってもおかしくないと思う。生業としているプロが頭のおかしい文章を良い声で読む、なんてのはウケる要素満載だろう。

・だけど、それをしなかった。

・自己分析すると、「動画を作る面倒臭さ」と「反応があった時の怖さ」が原因だと思う。


・まず、動画制作の面倒さ。これは自分の完璧主義にも起因する部分がある。

・当たり前のことだが、生放送は編集が効かない。配信開始をした後は、そのまま流れに身を任せて動くしかない。そして、ウケた部分も変な空気になった部分も含めて「アーカイブ(タイムシフト)」として作品となる。

・しかし、動画には「編集」という手がある。この無限の可能性が、完璧主義と甚だ相性が悪い。

・どこまでも完璧にしようとすると、頭が痛くなる、悩む、分かりやすさについて難しく考える。そして、作業が億劫になる。

・そうなると、もう作品は完成できない。せっかくの素材を6〜7割で出すのが怖い。

・結果、未だ見ぬ人・出会いを放棄する。切り抜きをアップしていれば生まれた機会を「0」とする。


・後者の「反応があった時の怖さ」。これが一番恐ろしい。

・これから話すことは「もしも」の話であって、売れても無いのにこんなことを文面で発するのは本当にバカバカしいことなんですけれども。

・バズった際に、身の回りの環境が大きく変わってしまうことが怖い。

・「金儲けをガンガンするぞ!!」ってことでは無いんです。一番は「視聴者の雰囲気・民度」が悪い方面に行ってしまうのが。

・今の自分の配信の雰囲気は、本当にストレスゼロ。ほぼほぼ視聴者の意見に腹が立ったことが無いと思う。軽口プロレスのようなやり合いはあるけど。

・その雰囲気をぶち壊すような幼稚なコメント連投するガキや、「ネットなら何でも言っていい」主義のネットマナー皆無おじさんが襲来してくること、これが一番ヤバイ。多分、雰囲気を戻すのは年単位でかかるんじゃないかと思う。

・というか、一度壊れた雰囲気に辟易して戻ってこない視聴者さんもいると思う。1~2割くらいと見た。


・大きくこの2点の要素があって「急激に有名になること」を拒否している自分がいる。

・もちろん、色んな人に興味を持ってもらえる・多くの人から面白いと言ってもらえるのはありがたいこと。現状「数は気にしていない」けど、見てもらえたら嬉しいよな程度の「欲望」はある。

・ただそれ以上に、今の日常が壊れることへの恐怖がデカい。

・もちろん「永遠」なんてものはない訳で、niconicoもプレミアム会員価格の件でどうなるか分からないし、自分自身の配信を来年末まで続けられているのか分からない。それならば、自由に動けるうちに多くの人に見てもらえた方が嬉しい。

・別の視点から見ると、ある程度の「新規参入組」視聴者を集めることで、持続する環境を保てる。身の上の理由でネットや配信を離れる人もいるだろうし。僕自身「現状維持」を続けることだけでも大変なことなので。


・正直「youtube大帝国」のような環境の中、ニコニコで配信を続けるなんて大方「物好き」しかいない。生計を立てたい、有名になりたいのであれば、youtubeやツイッチに移籍している。

・ただ「数」と「評価」と「雰囲気」と。3つの欲が雁字搦めになって、バズる・知ってもらう機会をだいぶ逃しているよなぁ、と。

・来年はどうなるか分かりませんが、もし気が向いたらshorts動画とかあげてみるかもしれません。

・まあ、アーカイブ全編公開はあってもコミュニティ限定になると思う。「大衆に受けそうなもの」、切り抜きはちょっと考えるかもなあ。民度が変わらない程度に。

・まあ、確実に言えるのは「(活動を続けられているなら)メインとなる活動はニコニコ生放送でやってる」ってことだと思います。誰が打ったどんなコメントも、匿名であり、平等である。その環境に尽きます。


・なんかモヤッとしてる記事になったので最後に伝えたい事!

・この記事見て「バズるのが迷惑ならシェアとかRTするのやめようかな…」と思ってるアナタ、それは今まで通りガンガンやっちゃってください。

・雰囲気を壊さない、「民度の高い」視聴者を獲得する一番の方法は「口コミ」だと僕は思っています。

・「類は友を呼ぶ」理論にはなりますが、今の環境はかなり民度が高いと思う。そういう方々と仲の良い人が遊びに来てくれれば、大きく雰囲気を壊すことは無いだろうな、と。きちんと雰囲気にあったスタイルでコメントや企画参加をしてくれるはず。

・僕が思うに、精神を病まない理想形の伸び方「持続的にゆるやかに上昇する」ってのを実現するには、この「口コミ」パターンが最適だと考えております。なので、シェアやRTなどなどは今まで通りやっていただければ幸いです。


・またマジメっぽい記事書いちゃったな!

・年内はもう1記事更新したい。すごーくどうでもいいことを書きたい。


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