適性 2024年4月3日の日記

・今年に入ってから自分主催の「ゲスト招待型」配信の頻度が増えた。

・企画で言えば、実録大喜利抗争・ito+・Discord座王・逆算クイズ。ゲーム実況ならマリカー交流戦・地獄ルドー部などなど…。

・これ以外にも身内での雪山人狼メンツのヤツとかね。前の記事でもちょいと話したけど、コラボに呼ばれる機会も界隈問わず増えてきた。


・元々、ゲストさんを呼んで実施する配信は多くなかった人間だ。おととし~昨年であれば月に2回あればいい方。

・ただ、今年に入ってから月3~4回はやってると思う。

・色々と理由はあるんだけども。誤解を招く前に言っておくと「視聴者参加型」の配信に見切りをつけた・限界が来た…という訳では一切無いです。これ大事。

・まだまだ視聴者参加型ができる規模であると思うし、そこから新しく「スター候補生」が生まれると思う。

・僕の配信における「名物リスナー」の存在はかなり特異的で、リスナー専であるのにも関わらず、凸出演しただけでコメントが一気に流れる人が何人もいる。それこそ、配信者の人がゲストに来た時よりも。

・リスナー専の方にファンや応援が付く現象を「ローカルタレント化」と僕は呼んでいる。ローカルタレントのように、その地域(当配信のまわり)では絶大な人気を誇るけど、それ以外の地域(配信外)では一般的知名度が無い。そんな感じ。

・そういう方を多く抱えており、実際番組告知をTwitterでした際に「この人が出るなら企画リアタイするか」という声をいただくこともある。これは非常にありがたい。

・こういう独自性のある番組特色を生かすためにも、参加型配信を辞める気は無いし、ローカルタレント化している「非活動者(リスナー専)」の人でもゲスト型企画に呼べる土壌はこれからも作っていきたい。そんな所存。


・んで、なんでゲスト型企画を多くやってるのかと言えば、最近考える企画配信が「最初から演者を決めておいた方がやりやすい」スタイルのものが多いからだ、と自己分析。

・参加型配信(凸待ちなど)を実施する上で、参加者の方に「番組の流れ・テンプレート」を提示することがある。通話をかけてください、合図があったら○○の話をしてください、話し終わったらそちらから切ってください…みたいな感じの。

・このテンプレート、参加型配信においては短ければ短いほど良い。長文を読ませることも申し訳ないし、くだりが長かった場合に(言い方は悪いが)内容を理解できない・誤解した上で参加される方も出てくる可能性がある。

・複雑・煩雑な番組の流れを要求するのであれば、事前に演者を決めておいてきちんと説明した上で番組作りをする…方が健全である。出演してくれる方も「ゲスト」として乗り込んできてくれるので、ある程度「番組進行」を気にかけてくれる。

・ここまでを総合して、自分の中で「そこそこ複雑なフォーマットの番組」を考えることが多くなってきた感はあります。


・で、ゲスト型企画をやる上で最近ちょっと悩んでること。

・「誰が、どこまでのことをできるのか?」がイマイチ分からない。

・「ゲストさんを呼んで企画をやる」と一口に言っても、内容によってゲストに求めるものが違うんですよね。ラジオ感覚で普通に話せばいいこともあれば、大喜利やモノマネなどの技術を要求することもある。

・ありがたいことに「PDさんの配信出てみたいです!」と言ってくれる人が徐々に増えてきた。これは本当にありがたいこと。

・同時に「この人を活かすにはどう演出すればいいんだ…?」と考える必要も出てきた。

・もちろん、自分がゲストに呼びたいと思うということは、その人には人間的魅力やその人にしか持ってないポジション・肩書きがあることに間違いはない。

・ただ、その人の適性がどこにあるのか。


・例えば、狭い範囲(特定のゲーム・Webサイト・タレントなど)を題材にしたトーク企画を実施する場合、やみくもにオファーを出すことはできない。当人が題材のものを全く知らないことがあるので。

・だから、昨年「IPPONグランプリ キャスティングドラフト会議」という企画を開いた際には、「お笑いについて造詣が深い人」「大喜利プレイヤーとし活躍されている人」をベースにキャスティングしたりしている。

・どうやってその特性を見極めているか、といえば「その人の活動内容」とか「twitterや凸待ちでの発言」が大きかったりする。配信で大喜利やってたり、お笑いの話題を出していたり…。おかげであの配信はかなり盛り上がったと思っている。

・逆に言えば、まだ「素性を知らない・よく分からない人」に対して、どのような企画をプレゼンすればいいのか。どこまでの耐性があるのか。この辺りを悩むことがあります。

・だから、凸待ち配信に遊びに来てくれると計画が立てやすい。「この人を呼べばこういうことをしてもなんとかなるな」「空いた枠に企画慣れしてない人を入れられるな」とか。そして、音質・回線状況が分かるのがホントデカい。

・あと、前の記事でもちょいと書いたけど、最近になってゲストさん呼んだ配信終わりに雑談を長~くやってるのは、これに関係するところがあるのかも。その人の素性や今までの歩みについて深く知りたかったり、そこで知った「適性」から次の企画に繋がったりするので。


・これは完全に余談なのですが、今までのゲストさんを呼んだ配信でも、自分なりに「この人ならこういう系の企画が合うんじゃないか…」と推量してオファーをかけています。

・例えば、下ネタが完全NGな人ならお笑い系・大喜利系の配信には声をかけない、自分から話し出すのが得意な人なら「前に出すぎてしまう」場合があるのでなるべく少人数の企画に呼ぶ、とか。その逆もしかり。

・それでも、オファーを断られる場合があります。こればっかりはしゃーない。

・ただ個人的にクるのが、スケジュール都合NGではなく「私○○するの苦手なんですよ…」「その企画に向いてないと思うので…」という理由でNG食らう場合ですね。

・ありゃりゃりゃりゃ~~~~~~!!!マジか~~~~~~~~!!!!ってなります。ホントにPCの前で言ってます。マジ小声。

・もちろん、お声かけされたお相手が悪いってことは一切無いんですけどね。企画配信・コラボ配信なんて、主催側が勝手にやっていることなので。断られても文句を言うのは甚だお門違い。

・ただ、自分なりに適性を考えて配慮を重ねた上で、企画内容が原因で断られると「小生、まだまだ未熟ですわ…」と思います。自分にそこを見抜く目が無かった、という証明。

・「この系統がNGとなると、多分別系統の企画は○○が原因で呼び辛いから、もうこの人呼ぶことできないかな…」となることも過去にあったり。

・前述した通り、ゲストとしてお声かけする=その人の魅力を僕なりに理解している訳で。人間的面白さを知っているだけに、この存在を視聴者に伝えられない、やり場のない気持ちになることがある。これも企画主催者のエゴでしか無いのだけど。

・何か愚痴っぽくなっちゃったね。やーねー。怒ってなーいよ。


・この記事読んでる方、企画オファーが届いても「自分に合ってねえなあ…」と思ったら無理せず断ってくださいね。お声かけしたこちら側に全責任があります。

・その際、「スケジュール都合」みたいな嘘をつくんじゃなくて、「この系統は合わない」としっかり言ってくれた方がありがたいです。これはマジ。スケジュール原因だったら多分次以降も声かけちゃうと思うので。

・あと、「××はできないけど、○○だったら全然イケますので!!」とか一声いただけるとホント救われます。ゲームの種類だったり時間帯だったり。何でも代替案出してくれたら「あ、この人番組に出てくれる意志はあるんだ!」って気づける嬉しさ。

・この手法は僕もよく使っていて、人狼のお話をお断りする際に「apexやマリカーならいけますので!!」的なことは添えてます。一度のお断りでその後のご縁が全部なくなるのはイヤなタイプだからね。仕方ないね。


・で、来週木曜なんですけども。

・参加者公募形式でゲスト招待型企画をやります。

・普段のゲスト企画では、呼んでも8人とかそこらへんなんですけど、この企画では多分15人前後の方をお呼びすると思います。

・そして、凸待ちであまり見かけない人(場合によっては番組初登場)の方も組み込むと思います。この企画キッカケで演者さんの適性が分かるかもしれないので…。

・もちろん、そういう方々onlyで番組を構築した場合、番組がとんでもない方向に向かう可能性がゼロではないので(めちゃくちゃ失礼な言い草になってしまいましたが)視聴者が求めているものをある程度分かっている「常連」の方々にもお声かけさせていただきます。

・視聴者あっての生放送なので。そこを裏切って出演者と自分だけで楽しくやる、ってのは個人的に心がザワザワするな、と。

・もちろん、演者に全責任を負わせるのではなく「ゲストさんが自分の魅力を最大限引き出せるよう」色々工夫をしないといけません。番組のフォーマットとか企画内容とかコメント対応とか。それは配信者のやるべきことだと思う。

・ということで、まだ僕に素性を知られてない方もドシドシご応募ください。音質・人間性さえ大丈夫なら多分なんとかなります。マジで。


・君の本当の姿を見せてくれ。

・心と心で会話をしようや。

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