見出し画像

春の始めに思うこと


はじめまして。ガラスドーナツと申します。
前年度まで京都の大学に通っていました。


前年度というのも、この春から大学4回生になるところでしたが、一旦休学することを選んだからです。


周囲の同級生たちが各々の将来を考えて就活なり勉強なりしている中、わたしは自分自身がなりたい姿、より深く勉強したいこと、そして将来就きたい職業というものがありませんでした。

親に対しては「安定しているから」等の理由で公務員を目指すと公言し、実際に試験勉強もしていましたが、途中から「本当にこれでいいのか」「後悔しないか」と思うようになりました。

ならば、大学生のうちにしかできないことを、と思い、1年間の休学を決意しました。

また、大学の講義とバイトの往復の日々に嫌気が差した、という理由もあります。
講義の後にバイト、バイトがない日に他の予定を入れ、月曜日になったらまた講義……そんな繰り返しの日々で、ただ1週間を消費している感覚、虚しさを覚えていたのです。

その他、休学に至るまで色々なことがありましたが、それはまた機会があったら書こうと思います。


じゃあ休学して何するの?

結論から言いますと、離島暮らしを始めました。
「大人の島留学」という制度で、島根県の隠岐島前地域で、仕事をしつつ島での生活を過ごすというものです。

配属先の事業所も決まり、今は研修をしたり島を知るために各所を回ったりして勤務開始日を待っています。島がかなり山なので、電動自転車のありがたみを実感しています。もう普通のママチャリには戻れない。


休学は少し立ち止まることだけど、立ち止まることは決して悪いことじゃない、と思います。
矛盾しているようだけど、むしろ、立ち止まる選択をしたこと自体が自分自身の大きな一歩とさえ思っています。

だからわたしは、都市の喧騒から離れた小さな島で、自分のことも、他のことも考えてみようと思って隠岐に来ました。
もし、将来のことがよくわからない方やビジョンが浮かばない方がいたら、わたしみたいな人間もいるんだよ〜と知ってもらいたいです。

この島には、それぞれの事情や思いを抱えながら参画した人がたくさんいます。そんな人たちと、そして地域の人々と交流をしながら、わたしも何かを見つけられたらいいな、と思っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
こんな感じでゆるゆる更新していこうと思います。
島暮らしのこと以外も、読書記録だったり、趣味の話だったりできればいいな〜と考えています。

それではまた。

港で購入したみかんサイダー。ご当地ジュース大好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?