好田パネ

はじめまして。エッセイストに憧れています。書くことは好きですが、公開は初挑戦です。夢を…

好田パネ

はじめまして。エッセイストに憧れています。書くことは好きですが、公開は初挑戦です。夢をいうのはタダなので、雑誌で連載を持ちたいと宣言しときます。一個人の日常をきりとりますので、お時間あればみてください。あ、私は食べることが好きです。

最近の記事

タイ料理が好きな話

タイ料理が好きな人はどれくらいいるのだろう。エスニック料理とひとまとめにされがちではあるがどの国にもアジアの国には美味しいものがある。タイ料理といえばパッタイやパクチーなどを連想する人もいるのかと思う。今日は私がタイ料理を好きになった話をする。 始まりはいつも母今日の夜は雨が降っていることにかなり引っ張られているタイトルだが(書いた日は雨)、美味しいものを外で食べる時はいつも母がいた。最初にタイ料理に会った時のは果物の名前がついたチェーンのタイ料理レストランに2回連続母と行

    • 気づけば2週間早すぎる近頃

      昨日の夜に久しぶりに投稿をしたが、前の投稿はいつだったかと見返すとなんと2週間前。あれまぁ時ってこんなに経つのが早いのか。としみじみ思った。 この2週間投稿をしなかったのは訳がある。そう忙しかったからだ。 忙しい日々の中でこの2週間は本当にすごかった。人生の一つの章が幕を閉じ、引っ越しをし、たくさんの別れと再会があった。みなさんのこの季節もそんな感じだろうかと思う。 バタバタとすぎていく日々の中で自分は何も変わらないのに、周りも景色も変わっていくのはなんだか寂しい。

      • 結局万国共通パスタ命

        久しぶりにおうちランチでパスタを食べた。本当に最近発見したことなのだが、100グラムずつ束になっているやつを買うと多すぎず少なすぎずパスタを嫌いにならない程度の量になる(のびた麺で換算している)。 アルデンテが好きなのに手際が悪くぼっーとしている私にはこの100グラムの量は食べる頃には少しかさが増していて、ちょうどいい。 イタリアの血思い返せばパスタはご飯に続く主食として小さい頃からの親友だ。パスタが食卓にでるだけで気持ちはカフェ。そして口に運べば体はイタリアに行った気が

        • 春の風が運ぶもの

          最近は朝晩の冷え込みも落ち着き、ようやく春らしくなってきた。春うららでお花もたくさん咲いてきたし、なにより晴れているのが最高! お洗濯物もよく乾くし、日がかげるのも遅くなって夕方のお買い物もしやすくなった。 春といえば春風にのってくるものといえば、そう花粉である。大敵である。もともと大の花粉症持ちの母を横目で見ながら「かわいそうにこんなに連続してくしゃみをして」と憐れんでいた私。バチがあたったのか先月から目のシパシパと鼻垂れが治らず病院へ。あっという間に花粉症と診断され、

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          えびって無限大

          私はエビが好き。海鮮の中でもあのぷりぷりした食感は唯一無二だ。エビは生で食べても美味しい。お寿司なんて最高。お寿司では普通のエビと甘エビなんて違う種類が味わえる。すごい贅沢。 あんまり可愛くない色から鮮やかに赤色に変わるのもなんか赤面症の私と共通点あるし、なんか可愛いじゃん。 節目のエビエビといえばおせちに入っている。年の初めに「背中が曲がるまで生きられるように」と願いが込められている責任重大なエビをパクリ。 どんな願いが込められていても結局エビは美味しいから困る。

          えびって無限大

          ケーキの話

          お誕生日という日は自分がいかに恵まれているかを感じられる日である。それは受け取るお祝いメッセージの量なんてことではなく、1人でも自分がこの世界に誕生したこと、無事育ってきたことを祝ってくれる人がいるだけで幸せなことだと思うからだ。 こんなことを書くのはこの3月に無事に誕生日を迎えることができたからだ。 お誕生日といえば振り返って考えてみると私は圧倒的に前者を気にして生きていたと思う。中高生、そして大学時代前半も何人がこの春休み中の誕生日を覚えてくれているのかを気にしていた

          ケーキの話

          おでんくんのメインどころ

          昔からの友人に会ったついこないだ。パン好きな私たちはパンをめぐる旅をする仲なのだが、お互いが人生の岐路に立っていることもあり記念にフレンチビストロでおしゃれにご飯をいただいた。そんな彼女はレストランに着くと持っていた可愛い紙袋の中から「はいこれ。好きだと思って。」と手土産を渡してきた。 コッペパンの神々しさ袋を覗くときれいに形が揃ったコッペパンが二つ。「冷凍もできるし、次会えるのいつかわからないし。」と照れくさそうにいう彼女を思わず抱きしめそうになったくらい嬉しかった。その

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          お茶しようという魔法

          私と母は買い物が好きだ。とにかくよく買い物をする。最近は母の勢いが下がり、もっぱら私の買い物欲が上がり続けているが… 私たちが好きなのは服にバッグに焼き物(お皿など)!好きなものがあれば自分のお財布と相談し、大体はお買い上げとなる。 定番のコース大体母は昔から私といる時に服はあまり買わなかった。自分の行きつけのお店に1人で行き、仲良しの店員さんと買うものを決めるからである。その時にたくさん買うことから母は自他共に認める「爆買い女王」だった。 そんな母と私の買い物は私の服

          お茶しようという魔法

          温泉施設って最高な話

          私は子どもの頃から祖父母の家に帰省すると欠かさず行く場所がある。溶けるような暑い夏休みでも布団にくるまりたくなる寒い冬でもその場所はいつも開いていた。祖母と私はタオルを脇に抱え、繰り出していたのだった。 塩湯に行こういつも祖母と通っていた温泉施設(通称:塩湯)は私と祖母の憩いの場所だった。10時30分くらいに家を出て、11時前に到着したらすぐ入浴。 入浴してスーパー銭湯特有の懐かしい感じのご飯を食べ、お昼寝をしたら2回目の入浴。そして小腹をまた満たし、帰りに文房具屋か魚市

          温泉施設って最高な話

          ダメと言われるとやりたくなる

          子どものから大の天邪鬼。末っ子で甘やかされていたのもあるが本当にじゃじゃ馬っ子で周りの大人はさぞ大変だっただろうと本当に申し訳なく思う。わがままだし、永遠のイヤイヤ期だし、あぁ字面だけでも面倒臭そうだ。 性分だから仕方ないそんなことを振り返っても元来、生まれつきだから治すことなんて到底無理。ただ知らない人の前では違う。あまり親しくない人の前では「外面よし子」を極めていた。世間では「頭がいい。素直。面倒見がいい。」そんな3点セットで語られることも多かった。 そう、私は典型的

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          ミニストップの話

          子どもの時から一番身近にあったコンビニはミニストップだった。有名どころの数字やミルク柄、家族を象徴した名前のコンビニはあったが滅多に使わなかった。今日はミニストップ:通称ミニプーは私にとってどんな場所だったのかを振り返りたい。 集合場所はミニストップ小学校の近くにあったこともあり、しばしば集合場所にもなっていたミニプー。いつも通っていた駄菓子屋が潰れたのをきっかけに遊ぶ前にお菓子を買う場所になった。駄菓子の品揃えがすごかったのをよく覚えているが、それはきっと私たちのような子

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          子どもの時嫌いなものが好きになる

          子どものときは「これは本当に食べたくない。食べるくらいなら居残りした方がマシ」と思って、居残り給食の常連だった。そのうちに流し込む技術を手に入れ牛乳で流し込み居残りを免れるようになった。そしてそれを続けるとなぜか食べれるようになっていた。 苦手だった大人になって好きになったものはたくさんある。まずマヨネーズ。私はマヨネーズが苦手だった。兄弟がマヨラーなこともあるがまじでマヨネーズに対しては「うーん…」と思っていた。 なので、マヨネーズの味がするポテトサラダとかマヨ炒めとか

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          私と家族と寿司と

          寿司と聞くとシャリとネタのあの王道な姿を思い浮かべがちだが、寿司にもいろいろなタイプがいる。私は気分で酢飯を作って食べていた幼少期があるくらいなので、大体酢飯がデフォの多くの寿司は大好物なのである。今日はそんなお寿司にフォーカスしていく。 おうち寿司ちゃんとお寿司屋さんに行く時もあるが、我が家はおうち寿司も本当によくする家だ。おうち寿司といってもこれもまたいくつかのパターンがある。でも決まって特別な日かおめでたい時、家族全員が集まる時などとにかくお寿司は一大イベントを飾る素

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          池袋グルメ飯(ハン)ターMの話

          池袋の話が続いているので今日も池袋の話をしようと思う。池袋から伸びる電車の沿線に住んでいたこともあり、池袋は幼少期からスペシャルな街だった。デパートを母と闊歩しながら美味しいものが食べれるそんなおめかしが必要な街だった。 街を見る目が少し大人になり中高生になると池袋は学校帰りに、週末に、遊ぶ街となった。時間が経ちおめかしは必要ない、いつもの街となったのだった。池袋の駅周りはほとんど遊び尽くしたと言っていいほど広範囲に足を運び新しい遊び場所を見つけていたあのパワーは当時を振り

          池袋グルメ飯(ハン)ターMの話

          アップルパイと私の変化

          こないだ通ったレストランの話を書いたときに池袋のレストランを思い出した。池袋にちょうど用事があった際に、再訪してみた。道もかなり広く綺麗になっていたし、なんか昔より鬱蒼としていない道を歩きつつ思い出の場所を見に行ったのは新鮮だった。 レストランの話はこちら 同じ場所違うことレストランの入っている建物も趣も何も変わっていない中、入り口に大きな植物の垣根があり、だいぶ入りにくかった。勇気を振り絞り中に入ると間取りは当時のままだった。でも、バーカウンターの後ろの席がソファになっ

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          お弁当の話

          お弁当作りを帰省した時に何日か担当した。人にお弁当を作るなんて経験はなかったので不安もあった。ただ工夫するのは面白くて盛り付けや詰め込みに結構な時間をかけた。中身はもちろん母作。ただ詰めるだけでも愛は込めたし、作り終えるとなぜか満足感もあったし、得意げになった。 お弁当の年表大好きな給食は小学校の卒業と共に卒業し、中高時代は母のお弁当だった。毎日基礎構成は変わらず、友達のお弁当のようにハイカラのものが入っていることもないため飽き性の私は機嫌の上下と比例して母お手製のお弁当愛

          お弁当の話