PANSYお姉さん

NPO WHITE CANVAS主宰。 オーストラリアのシエナアカデミーでコローメソッ…

PANSYお姉さん

NPO WHITE CANVAS主宰。 オーストラリアのシエナアカデミーでコローメソッド勉強中。 趣味は和太皷。 福祉のこと、ものづくりのこと、表現、芸術、セラピー、社会活動、コローメソッドについてなど考えまくる日々をここで書き留めて頭を整理したりいつか振り返れたらと思います。

最近の記事

peace and art

マツモトアートセンターで アーティストの卵を育てる北澤さんの展示と 同じ場所での福祉施設の作品展に参加して 何かもっと方向性を考えていかないとな、と思って これから未来に形作られていくであろう障害者の芸術作品・活動について 美術史の中に存在できるように、 思想を持っていきたいと、 支援と運営と経営に注力しているだけでは 辿り着けない何かを感じまして。 ICOM: International Council of Museums 世界平和の象徴としてのミュージアム WWⅡ後、

    • ART BRUT 考 続き且つまとめ

      素材の感触や、描くモチーフは必然で、純粋。 ただ味わいたくて描きたくて描いている。 展示されてそれがモチベーションになることはあっても 見せるため、それを意識して作られた作品ではない。 それが出ちゃうのが、我々支援者、制作支援者の時々出ちゃう悪いトコロ! そして、見る人は結構わかっちゃうもんだったりもして。 癖のある特性が強いほど、作品がエネルギッシュだったりするけれど それは辛さを助長するものなのか。 より健康的なバランスに働きかけることを怠っていないか 制作が力を与える

      • ART BRUT TRIAL

        駒ヶ根にある大きな施設の作品展を見てきました。 素敵な作品ばかりで、いい活動場所なのが伝わってきた。 ここは活動で選んで集まった人たちでは無く、 さまざまな理由で集まった方々に、より良い活動を提供する一つとして 行われている芸術活動。 ゴールはほぼ一緒なのだけど、組織の役割や規模的にも、スタートが大いに異なるこちらの施設。 セーフティネットであるが故の多様性があった。 まー、母体の性質が違い過ぎるから比べても仕方ないけど、 その中でクリアになることもあるわけです。 そして、

        • 2024 新年の抱負

          ☆生活 昨年からの継続は早起きと掃除。 今年の注力は運動と読書。 歩くことだな。 朝歩いて、夕方読書をしたいな。 月に一回はハイキングかスキーか太鼓か合気道みたいな しっかりした運動をする。 読書、読むのが遅いのは集中力の問題だろうか。 ・年末に買った倉俣史郎展の図録 ・年末に届いたdavid hockney展の図録 これは早いから読もう! ・PaulにもらったReinventing Organizations これは読み始めたから一月中に必ず。 読みにくいけど読み終えたい

          障害者と被災

          新年早々、大地震が起きました。 長野や東京とは異なるプレートだったのでしょうか。 実家、アトリエ、自宅ともに被害は無く、五日にはみんなと元気に仕事初めを迎えることができました。 被災された方々には、本当に一刻も早い落ち着いた生活が戻ることを願い 寄付はじめ、できることをしていきたいと思います。 さて、表題について。 こうして現実に起きないとリアルに考えられないものです。 そしてこうして現実味を持って真剣に考えたところで 実際には想像を遥かに超えた状況に絶望することでしょう。

          障害者と被災

          みなとみらいのフュージョン感

          なんだか心惹かれるみなとみらいに行きました。 父の設計した中でも私はナビオスが好きだな。 控えめで上品。 そして、海だか運河だかの上の汽車道を歩きながら、ナビオスを臨み その先に見える重厚な赤煉瓦倉庫がかっこいい。 なんだか変な現代アートが視線を邪魔していたけれど。 夜になると流行りの?プロジェクションマッピングみたいので 照らされていたけれど、街に置くアートには、街全体の見え方やあり方を 捉えてほしいものであります。 それはそうと、 みなとみらいー関内を歩いていると、

          みなとみらいのフュージョン感

          15年ぶりの再会

          大学時代のとても仲の良かった友人にやっと再会できた。 大学では何で仲良くなったんだったか、あまり思い出せない。 木工もガラスもIDも一緒じゃなかった気がする。 出席番号が近かったのかなあ。 2−3年生で親しくなってから、卒業までずっと、卒業してからも 私が放浪しているときもずっと仲良くしてくれて 会社勤めしてからも仲良かったけれど、 彼女がケニアに行って私が遊びに行ってお互い帰国後再会したら なんだかあんまり話が合わなくなっていたのは覚えている。 ケニアでの私の大切な思い

          15年ぶりの再会

          バイオダイナミック農法の調剤づくり

          秋分の日、オーストラリアの春分の日の本日、 表題のイベントに偶然参加することになりました。 イギリスで顕現祭の日だったかな。お水と混ぜ混ぜには参加したのだけど その後もなかなか興味が燃え上がらず ほどよい距離から眺めていた感じですが 今日はなんだかグッときた。 生きたBDに触れた感じがする。 物理的な効果や変化ではなく、精神的な霊的な働きをその土地に与えるための調剤。 4つの消化器官を持ち、霊的な動物である牛の骨、筋膜、腸、そして頭蓋骨を使い、そこにたんぽぽ、カモミール

          バイオダイナミック農法の調剤づくり

          My last module: YELLOW onsite

          2019年から始めたコローメソッドの講座の最後がいよいよやってきました。 14講座、あと1週間で完走です。 最初にindigoを受講してからは、オンラインで受講なんて無理ーと思っていたけれど、始まってみればオンラインの方がゆっくりで、英語もpcで訳しながら聞けて、飛行機代も食費も宿代もレンタカー代もかからなくて安く済む!と、腰が重くなってすっかりオンライン慣れしてしまった私含む学生たち。 しかし、最後はやはり直接サリーに見てもらったり、今後について相談したかったので、職場の

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          タヲリズム&マーケットにて

          2023年、開所から、いや、開所前から応援してくれた人がたくさんいる和太鼓タヲの一大イベント、タヲリズムのマーケットに出店しました。 自分で事業を始めるんだって思いを語りつつも不安や辛さもある中で、絶対やった方がよいという力をくれて自信をくれたkaolyさん、タロさん、千代さん、ひたすら応援して力になってくれたハコやん、ハコやんが声かけてくれた博美ちゃん、みっちょん、てるりん、いっちゃん、ざっきー、ムックさん、エルの方々。優しく見守ってくれるよりさわ親子。嘱託医の相談に乗っ

          タヲリズム&マーケットにて

          映画

          ロキシーで上映していたので、戦場のメリークリスマスを初めて見た。 名作って、やっぱり見ておくべきだなって改めて思う。 怖かったけれど、圧倒的な感動。 大人しくて礼儀正しいと言われる日本人の戦争中の顔は 映画が誇張しているだけではなく 本当にある程度こんな感じだったのだろうと思えてしまう。 何が人をここまで暴力的に残酷にできるのか。。 攻撃されたり、自分を守るために必死になって余裕が無いとこうなるのか。。 今の日本の平和を改めて感じる。 平和を失いたくないのは、人間がこんな

          注文の多い料理店

          美意識の高い、こだわりのお店でうどんを食べた。 美しく整った、奥ゆかしい空間。 上品で優しく深みのあるお味。 でも、なんだろうこの居心地の悪さは。 うーむ。 美味しいのだけど。 美しく美味しく、何かがとても満たされつつ、 何か違和感がある。 良くも悪くも、芸術的な料理です。 芸術は、自己満足です。 喜んでくれる人がいたら嬉しいけど、 自分の表現だから、大衆受けしなくてもよい。 そういう意味で、私と何かが合わなかったのかな。 自然の暮らしを求めつつ、東京や都会にいたことを振

          注文の多い料理店

          Vermillion & Viridian Green

          ふぁーーーーー! 6週間におよぶ講座が5/5に終わりました。 あと1モジュールでおしまいかあ。 すでに解放感の強い予感とともに、課題を与えてアドバイスをもらえる定期的な機会がなくなることへの心配が!!! その分、熱をもって集中して取り組めた6週間だったと思います。 まだまだ分析から道筋を立てる力は足りないけれど 始発点を、その人の今の色からスタートするか、その辛さを支える色からスタートするか、その2パターンがあることに気づいたのは成長したな!と自分を褒めてあげたいです。

          Vermillion & Viridian Green

          Sense of Beauty

          最近よくテーマになってる美意識。 NPOの大事な価値観。 価値観って広がっていって変容していくものではあるけれど 方向性が無いと法人として動きがゴールとずれていくからね。 多様性とか、本当の意志とかあるけれど、この美意識を欠かしてはいけないのだ。 いいものに触れておくべき、という教えの中で 高級品にやらしさを感じることもあるけれど 確かに高級品が高級品たる何かを知っておくことは ものづくりをして、そこから社会と関わろうとする上で 大切なことだとふと思う。 自己顕示欲と表裏一

          設計チームと語り合う夜。

          画像は翌朝の権堂。 私権堂好きすぎるんじゃないか。 会場もね、いろーんなお店を歩いて見て決めたのが結局いつもの駐車場近くの権堂だった。 もはや笑える。 しかし美味しかったなー。あんな洒落たトンカツがあるとはだなー。 お食事の写真が無いよ〜〜〜。 さて、2021年にプロジェクトを練った設計チームと、2年越しの打ち上げ。 その時は助成金採択に至らず実現はしなかったのだけど、 相当な時間を割いてたくさん考えて素晴らしいコンセプトを作り上げてくれたチーム。 数年を経て、改修案を常に

          設計チームと語り合う夜。

          芸術って難しい。

          金沢の21世紀美術館でヘラルボニー企画の展示を見てきた。 お正月に怜子さんと久しぶりに話して、 瑛子展以来、次のフェーズに入った怜子さんは美術館の館長として、広告をずっと作ってきた美意識や社会的な存在感が増してきた様にも思う。 家のことはいろいろありますが、何にせよ、一人で実績を作り続け、大きな危機を何度も乗り越えて来て、これはほんとにすごいことだ。。。 そうしまして、私の事業を心配してくれていた。 嘘の無い石岡家の人間が続けられているだけですごいと言ってくれることは、相当

          芸術って難しい。