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第6回 本好きの会


2023年11月12日(日)
参加してきました!
石本商店で開催された、第6回本好きの会。
わたしは今回で3回目の参加です。
毎回とんでもなく楽しみにしております。
参加者の中に顔馴染みの方が増えてきたことにも喜び感じております💕

今回の本好きの会は、
・自己紹介
・チームにわかれて課題図書トーク&一言発表
・文庫本交換会
こんな流れでした。

今回の課題図書は以下の4冊。

・マリエ(千早茜)
・エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)
・桃を煮るひと(くどうれいん)
・あなたのための短歌集(木下龍也)

私が選んだのは「あなたのための短歌集」
現代短歌って今まで全く触れたことのない分野なので、皆さんがどんなふうに楽しんでいるのか知りたい。
自分にとって初めての短歌を、一緒に楽しむ仲間がいたら絶対楽しいだろうなぁ!
なんてことを思って選びました。

短歌チームは5人でした👏

いやあ、最高でしたよ。
短歌集なので当然たくさんの歌が載ってるんですが

「〇〇番がすきです」
「「「良いですよねぇ〜」」」

「×番が好きです」
「「「わかります〜」」」

みたいなことを延々とやるのが、楽しすぎました。

そのほかにも、短歌のここがいい。この本のここが良い。こんな楽しみ方が好きだ。等というのをひたすら言い続ける。たとえば
「短歌一行で映画一本の世界観」
「捉え方によって、自分のための短歌になる」
「日を改めると、別の歌が沁みる」
「たった31音の言葉にこれだけの時間をかけて味わうなんて、なんて贅沢」
「誰かに贈りたくなるような言葉ばかり」
みたいな言葉が延々と出てくるんです。
楽しいんですよ。。。

ひとりで読んでもとても良い本ですが、皆さんとこの本について話せて本当に良かったです。
楽しい感覚を共有するのもいいし、時々よくわかんない感想を言ってくれる人がいるんです。それもまた良い。この本の世界を広げてくれてありがとう、そしてあなたのことを教えてくれてありがとう、と思います。

ハラさんが最後に発表してくれたのですがあまりにも上手にまとめてくれて、感激しました!心の中でも拍手喝采。本当に素晴らしかったです。

この記事の最後に私の好きな短歌をいくつか載せておこうかな!と思います。

続いては文庫本交換会。
bigあみだくじの出番です。
本当に大きいあみだくじを用意してくださって
映えてました💞笑
1番のあみだが、初っ端から大冒険でなかなか下まで辿り着かず。これを16人分は大変だ!
ですが終わってみると1番が最長旅だったようで。
なかなか面白かったです。

今回は「本好きになったきっかけの1冊」
を一冊ずつ持参して、あみだくじが当たった人から順に選んでいくシステムでした。

私の順番でゲットした本はこちら。

そして五人がいなくなる / はやみねかおる



え〜!小学生の頃に塾の友達が面白いと言っていて、気になってたけど読まずに20年近く経ってしまった、、
はやみねかおるの本だ!
嬉しい。やっと巡りあえた。

私は「1Q84/村上春樹」
持っていきました。文庫本の、一巻だけ。笑

「1Q84」を選んだのは、初めて読んだ一般向けの小説だったからです。それまでは殆ど子供向けの本しか読んだことがなく、大人向けの本は難しくて読めないと思っていたんです。
そんな時に母がなぜか勧めてきた「1Q84」
これがめちゃくちゃおもしろくて、
本屋にある一般向けの本、私にも読めるんだ!
と、本の世界がグンと広がった思い出の一冊、「1Q84」です。

ゆりさんが選んでくださいました。
楽しんでもらえたら、嬉しいなと思います。

今回は、周りの人と楽しむ余裕がたくさんあった気がしました。
(私が課題図書の回に参加したのが初めてだったから、かもしれません。私が以前参加した2回はどちらも課題図書はなく、おすすめ本を持参して紹介するスタイルでした。)
本の話だけじゃなくて、もっともっと幅広く交流を楽しめる時間。この雰囲気を楽しむのが本好きの会の醍醐味です。
本好きの会で、本の話をしてたらもちろん楽しいんですけど、どうしたってそれ以外の交流も生まれてくるわけで、これがまた素晴らしい。このライブ感?リアルな対面でしか起こらない楽しみがありますね。
SNSだったら、本の話だけして終わっていると思います。

私は人間関係が結構億劫というか臆病なタイプなので、せっかく人と関わる機会があっても消極的な態度やオドオドしてしまうことが多々…多々多々あります。ですが、やっぱり人と会って話すのは、いいなと、改めて思いました。

私が思う本好きの会の病みつきポイントは
「適度な緊張感」です。

以前参加した2回は人前で発表するスタイルだったので、その緊張感は結構凄まじく。笑
今回は、発表するのは全員ではなかったのですがまた新しい緊張ポイントがありました。
それが文庫本交換会で「本を選ばれる」点です。
なぜか、凄まじくソワソワしました。
こういう緊張感、責任感を感じるコンテンツこそが、プレッシャーもありつつ面白い。
なんで楽しい遊びなんだろう。

お料理も最高に楽しみました😍



本当に素晴らしい会を開いてくれるこずえさん、ふみやさん、そして参加者の皆さんに感謝して、余韻に浸ること1週間、、、
え、、、
まとめるのに1週間以上かかってしまいました🤣
他の課題図書の感想も書いてまとめたいし
全然間に合っていないです!

まあいいや!
楽しかったです!
次は忘年会!参加する皆さんよろしくお願いします🥺🫶


お気に入り短歌紹介⇩

008
エアコンの壊れた部屋で兄さんと海の匂いの部位を見せ合う
(こんなのもあるの!?という衝撃を受けた。)

026
いじわるな星だとしても母さんがそこにいるなら生まれてみるよ
(育児中に沁み渡る…)

047
ささみ・むね・もも・すね・てばにわけられて天国でまたにわとりになる
(これは依頼者と木下龍也さんの愉快な遊び)

060
音を止め心の声を聴くために神があなたへくれた休息
(常に心にもっておきたい一首)

072
ゆっくりと翼を手入れした君はどんな風でもきれいに乗れる
(これぞ、あなたのための、励ましをもたらす温かい短歌だなぁと。)

092
足のつくことに戸惑うこれまでは溺れるだけの海だったから
(なんて綺麗な、、、隠喩を楽しむのが楽しい)


まだまだまだまだあるんですが、この辺にしとこうかなと思います。本当にキリがないというか、すべてに一言コメントつけたい気分になります。
またこの本について語り合う会したすぎる…

おわり

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