ベトナム・タイ滞在記 11〜13日目

続き

11日目(クラビ)

ちょっと寝坊して7時過ぎに起きた。
そろそろ体の限界が近づいているのを感じる。

朝焼け眺めながらいつも通りバイクでジムへ移動。

爽やかすぎてモチベが上がる

ちょっと話逸れるんですけど、わたくし海外(東南アジア)でバイクを運転するのが凄い好きです。
初めてバイク借りて運転したのはアユタヤだったかな。
異国で現地の人みたいに移動出来るのがめちゃくちゃ気持ちよかったのを未だに覚えてる。
特にアユタヤは田舎だし道路を象が普通に歩いてて日本の交通事情と違いすぎたのがめちゃくちゃ良かった。

それからバリとか今回のダナン、クラビでもバイク借りるようになって旅行の選択肢がすごく広がったのでありがたい経験だった。
ヘルメットの装着要否は現地に従っていただくところですが、ジム帰りとかサーフィン帰りに上稞で体と髪乾かしながら、音楽聴いて歌いながら走るのが大変楽しい。

一番運転期間が長いのがバリなのでバリでの運転マナーが身に染み付いてるんですけど、ダナンとクラビの運転がお行儀良すぎてびっくりした。
みんな無理矢理抜かさないし、スピードもあんま出さないし、我先に行くために歩道走らないし、車に人権ある(バイクに進行方向妨害されない)じゃん…
クラビに至っては横断歩道渡ってる人優先してて感動した。大田区民ですら出来ないのに。。

というわけでバリの交通マナーは狂ってるのでレンタルバイクする人は気をつけてください。
ちなみにバリは店の前だろうが何だろうが駐輪すると、どこからともなくおっさんが現れて20円くらい持ってかれるので小銭をたくさん持っておいたほうがいいです。
ダナンとクラビは日本で原付運転したことがあったら大丈夫。クラビはノーヘル文化っぽい。ヘルメットしてる人見ると外国人だから近寄らんとこってなる。
みなさんご安全に!

閑話休題

午前の練習は午後のスパーリング向けテクニックとパッドワーク、アブワークだった。腹筋しんどすぎる。
ペアワークでオランダ人とちょっとだけ喋れた。赤毛でアバウトタイムのティムにちょっと似てていいやつだった。優しい。
ちょっとずつジムに馴染んで雑談できるようになってきた。
目が合うと毎回ミット持ってくれるトレーナーもいてくれるようになった。
よく考えたら日本のジムでも馴染むのにめちゃくちゃ時間かかるので、外国がどうとか関係なくコミュニケーション能力の問題ですね。

ヘロヘロで帰ってシャワー浴びて洗濯して飯食って昼寝!
今日もカオマンガイ。この店3日目だ。

うますぎ

またまた横道逸れてクラビ(アオナンビーチ)の食費事情(2024年3月)です。
どこの国もそうだけど、コロナ以前以降や円安の影響もあって、2024年3月現在に海外の物価情報を得ようとすると、1年前の情報でも為替とか物価が違いすぎてびくりすることがある。
ましてやクラビ(アオナンビーチ)は日本人には大分マイナーっぽいので主に貧乏旅行者向けに備忘で残しておきます。
※1THB=4円くらい換算

とはいえバーとか全然行ってないので食堂とかGrabフードの感覚値です。
高頻度で食べてるカオマンガイとかガパオとかヌードルとか、ローカルも食べに来るような店だと大体60THB(200円)くらいベース。ローカル店でちょっとスペシャルなメニューだと150THB(600円)くらい。屋台も同様。
ピザ屋とかは300THB(1200円)以上くらいはザラにある感じ。ハンバーガーとか西洋料理は安くて250THB以上する。
タイ料理でも観光客が多いところ(ビーチ付近)だと最低100THB(400円)する。
コンビニで買えるビールが500mlで55THB(220円)くらい。スーパーも変わらず。
店飲みだとローカル店で80THB(320円)〜、バーでカクテル頼むと190THB(760円)〜かな。カクテルはもっと高いかも。看板見ただけで飲んでないので分からない。

というわけで油断してると意外と日本と変わらないくらいかかります!日本がおかしい!

閑話休題ⅱ

午後練はムエタイスタイルでライトスパーリング。
このジム結構観光客向けだから素人もいるので、物足りなくもありつつ安全に出来て楽しい。(≒自分よりでかいやつに勝てる)
でもデカいやつに蹴られるとカットしても死ぬのでちゃんとスネがボコボコになった。コップンカップ。

今日は締めにアイスバスタイムがあった。
ただの氷風呂。最近よくSNSで見るやつ。
サウナの水風呂みたいで楽しかった。

フランス人

家に帰ってシャワー浴びてパスタ作って食べて就寝。
バジルが大量に余ってたので豚ひき肉とニンニク使ってガパオをイタリアンに再構築してみました。
味付けは白ワインと塩胡椒のみだけど美味しかった。

ナンプラー入れたらほぼガパオ
キッチンがでかくて最高

体が限界なのでワインちょっと飲んで就寝。
蹴りすぎて足の付け根が痛すぎるし頭がぼーっとする。
ラスト1日頑張ります。


12日目(クラビ)

今日もギリギリまで起き上がれず。
なんか腹の調子も悪いし全然力が入らない。
コーヒーで無理矢理元気搾り出してジムへ。ジム最終日。

今日はクリンチの日らしくて午前もクリンチの練習とか膝蹴りの練習、あとはパッドワーク。
全然力出なくてヘロヘロで終えた。
最終日なのに全然モチベが上がらない。
ここ2、3日会うたびにちょと喋る仲になったチェコ人のナイスガイもいなかった。
昨日が最終日だったっぽい。連絡先交換したかった。。

このジムは多分ヨーロピアンが多くて、各々英語も喋れるけど、自然と同じ国とか文化圏で固まってるっぽかった。フランス人が一番多い気がする。
つまりアジア人はめちゃくちゃ少ないのでマジでマイノリティだった。
1人だけ韓国人がいたけど、アジアっぽい見た目の人でもフランス人だったパターンが3人くらいいた。
ジムだけじゃなくてアオナンビーチエリアが大体そんな感じだった。
滞在中一回も日本人見なかった。行動範囲の問題もあるかもしれないけど。

そういう雰囲気の中で、ヨーロピアンでも群れる感じがない人たちと静かにちょっとだけ談笑して過ごしてた。
クラスの端っこでニヤニヤしてる感じで楽しかった。

閑話休題ⅲ

ヘロヘロになりながら帰宅して、カレー食べたくなったのでGrabでフィッシュカレー頼んだ。
美味かったけど腹の調子悪いのに刺激が強すぎて死んだ。
下痢ってわけではないので本当に体が疲弊してるんだと思う。

ハンモックで一緒にお昼寝した。ここが天国。

洗濯物してお昼寝して午後練へ。

午後は引き続きクリンチテクニックとクリンチスパーリング。
力が全然出ないし、クリンチがめちゃくちゃ苦手なので自分より体小さい人にやられまくった。
逆に自分よりデカい人でも素人だと抑え込めて楽しかった。
それでもクリンチはめちゃくちゃ疲れるので嫌い。

クリンチが嫌いすぎて特にハイライトとかなく最後のセッション終了。
一番よく話してたフランス人(両親ラオス人で見た目はアジア系)と連絡先交換した。
翌日と翌々日は予定なかったので無限に寝てようと思っていたんだけど、そのフランス人のJohanがどっか行こうって誘ってくれた。
ムエタイジム通ってムエタイ繋がりで友達ができた。うれぴー。
13時過ぎに飯でも行こうと約束。

帰ったら疲れすぎてビールも飲む気にならず、コンビニで適当に買ったおかゆ食べて就寝。
まじで疲れた。

ジム帰り疲れすぎてビーチで黄昏てたら一番いい夕焼け見れた


13日目(クラビ)

途中トイレで目覚めつつ10時間寝た。最高。
洗濯物してチルってたらすぐ13時になりJohanと合流。

Johan(29)

彼はフランスでフランチャイズ店のオーナーしてるらしい。自分は特に働かなくていいらしい。やり手じゃん。
パリ郊外に住んでるパリっ子らしい。シティーボーイじゃん。
Johanおすすめのハラルフード屋で今回初パッタイ食べた。

100THB(400円くらい)

彼は飲まない吸わないタイプらしいけど暑すぎて我慢できず昼ビール。

実はジム通い中は日中酒飲まないようにしていました。
ちなみにクラビのハラルフード屋さんは勿論ビール置いてないけどコンビニで買ってきて飲んでも全然許してくれる。店員さんに一言言ったほうが印象はいいと思う。

タイ人の特に女性はOKとかコップンカーとか言う時に必ず笑いかけてくれるから最高に居心地がいい。
バリとタイは本当に心地よくて好きです。

食後にライレイビーチでも行くかーという流れに。
ライレイビーチはアオナンビーチから船で10分ほどの陸路で行けないビーチ。
船も大量に行き交ってるので気軽に行きやすい。

ビーチに向かう途中でジムでよく会話してた3人組と遭遇。
知らなかったど3人ともフランス人でJohanとも仲良いらしく、ライレイビーチに一緒に行くことに。
突然フランス人主力パーティーになった。飛び交うフランス語。

3人ともペアワークの時よく一緒になってて会話する仲だったし、なんか3人ともめちゃくちゃ良い人たちで楽しく過ごせた。
観測範囲狭いんですけどフランス人はあまり英語ペラペラって感じじゃなくて、シンプルな会話だしハッキリ発音してくれて話しやすかった。

漁船みたい。往復200THB(800円くらい)
でっけーカッケー岩がたくさん見れる。
オオミズトカゲいた
特に何もしてない

年齢の話になり、31歳って言ったら若く見えすぎるって引かれた。
3人組は26歳前後とのこと。
あっちが老けすぎなのかこっちが幼すぎるのか微妙。
若く見られすぎるのも舐められるので全然よろしくない。
髭があればどうにかなるけど俺は髭が生えないのでどうしようもねえ。

2時間くらいゴロゴロして日が暮れてきたので船で帰還。

疲れたので適当にビーチで解散。
Johanは次の日バンコクに向かうとのことで、バンコクでも会う約束した

実は前日に予約していたムエタイファイトに備えてシャワー浴びに帰宅。
ベッド砂まみれになって最悪。
試合は夜9時からで少し時間があったので今回初のタイマッサージ屋に行ってみた。

目をつけていた1時間250THBくらいで周辺最安値のお店に行ってみたけど、広くて清潔でお姉さんのテクが抜群に良くて最高だった。
最近バリマッサージばっか受けてたけど、やっぱタイマッサージは世界最強。
肘使ったり組み技使ったりMMAよりハードな競技。
経験上ちょっとふくよかなおばちゃんにやってもらうのが一番効いて良い。
今回は当たりでした。
サバーイって言ったらめっちゃ優しくしてくれた(力は強い)。
ムエタイやってる話ししてNOペインNOムエタイって言ったらNOペインNOタイマッサージって言ってた。その通り過ぎる。

マッサージ受けてシャッキリしたところでムエタイスタジアムへ。

こぢんまりしたスタジアムで完全観光客向けって感じ。
でも1200THB(4800円くらい)で7試合くらい見れたので大満足でした。
外国人ファイターが多くて微妙な気持ちだったけどめちゃくちゃ上手い人いて面白かった。

トリは外国人同士でめちゃくちゃ上手かった

判定が少なくてKO、TKO連発だったので盛り上がった。
若い子とかもう無理〜ってわざとらしくKOされた感じ出してて可愛かったんだけど、1試合ガチ失神KOが出て観光客メインの会場が引いてた。

初めてリアル格闘技観戦したけどめちゃくちゃ楽しかった。
格闘技やる前より見え方が違うのも楽しい。
とは言っても「あれは痛い…」「あれは避けれない…」とかだけど。

試合の合間に飲み物買いにいったらデカい白人に「ムエタイファイターか?」って言われた。
その後も何人かに言われたので日焼けしすぎた。
同じデカ白人に話の流れで何歳?って聞かれたから31歳って答えたらめちゃくちゃビックリしてて
「まじかよ!俺と同い年の20歳かと思った!!え?まじ?嘘でしょ?聞いてくれよ!この人の年齢当ててみ???」って違う白人おっさんにも話フリ始めて勘弁してくれ。
ちなみにおっさんには16歳だろって言われた。
日本で若いって言われるのとは意味合い違ってくるので何とかならんか。
ローキックで分からせるしかないか。

23時に全試合終了。
まだ外いたらと思ってJohanに声かけてみたけどホテル戻ってたので、屋台でケバブ買って食べて日記書いて寝た。
写真ないけど60THBで具沢山で美味しかった。
明日は山登りを計画中。

14日目以降に続く。

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