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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 04.10.2023

Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 04 October 2023

日本語訳:

  • 2023年9月28日、ロシア軍防空部隊がトクマク上空で自軍のSu-35S“フランカーM”多用途戦闘機を1機、撃墜した可能性は極めて高い。なお、トクマクは現在の前線から約20km後方に位置している。

  • 侵略開始以降、ロシアは約90機の固定翼機を失っているが、広範な任務に投入されているロシアの最新鋭ジェット戦闘機であるSu-35Sに関していえば、今回の件は5機目の損失に過ぎない。今回の件とその場所には重要な関係がある。なぜなら、トクマクは重厚に要塞陣地化された都市であり、全戦線のなかで最も激しい戦闘が行われている地区の指揮をとっている各種ロシア軍司令部が置かれることが多い都市であるからだ。

  • これらの司令部が置かれた場合、通常、専用の短・中距離防空システムによって、司令部は防護されることになる。この防空システムが最高度の警戒態勢にあることはほぼ間違いない。それは、ウクライナがこのような地点に対する戦線後方への長距離攻撃を、効果的に遂行し続けているからだ。

Su-35S
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9d/MAKS_Airshow_2015_%2820615630784%29.jpg)

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