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2023年を写真と文章で振り返る

2023年、どんな年だった?

って、かならず毎年妻に聞かれます。
去年はなんて答えたかなーと思い返すと、「変化の年」とか言ってた気がします。
たぶんその前も、そのまた前の年も「変化の年」とか言ってました。
去年は住む場所が変わり、一昨年は職場が変わり、その前も職場が変わったり、息子が生まれたり、、
結婚してから毎年のように転勤、出産、転居、転職、、と何かしらの環境が変わり続けてきました。

今年は去年と住む場所も変わらず、職場も変わらず、(オフィスは移転した)家族が増えたわけでもありません。
ですが、振り返ると変わったなと思えることが今年も結構ありました。

そういえば車も変わりました。

まず4月に写真展に出たことが大きな変化のきっかけでした。

もともと写真系のつながりも少なく、展示もしたことがない。
自分の写真に対する自信も正直なかった中で、自分なんかが展示をして良いのかという不安の中、
行動したらなんかステージ変わりそう!という気持ちだけで出展しました。

そこで自分の写真を見て感想を直接聞くことができて、
伝えたい人には伝わる写真なんだということが実感できたことで、
自分の現在の立ち位置が見えてきました。
何よりたくさんのフォトグラファーさんたちとのつながりができたことが、大きな進歩でした。

そんな写真展あたりのタイミングで機材をCanon→Nikonへ総入れ替え。
いろんな理由はあったものの、一番の理由は撮ってて楽しいカメラだと思えたからで、実際そうでした。
そして入れ替えを機に、レンズは全て単焦点に絞ってしばらく撮っていました。

ズームレンズを使わないことで、自分が動くことで被写体との距離を調整するようになりました。
人の表情をしっかり撮りたいと思えば近づくし、周りの風景も一緒に写したいと思えば少し離れる。
それによって、寄りと引きを、明確に自分が何を撮りたいかという意志のもと、選択できるようになったと思います。
(でも最近望遠ズーム欲しい)

寄り
ちょい引き
引き。3枚とも全部同じレンズ。

そしてお仕事としての撮影件数も、前年比150%くらいのご依頼をいただきました。
ほとんどが家族写真の出張撮影で、小さな反省はありますが、それ以上に「良い写真が撮れた」と思えることが圧倒的に増えました。


多くの口コミとしてもフィードバックをいただけて、とてもありがたい限りです。

写真に対する感想はもちろん嬉しいのですが、コミュニケーションや雰囲気に対してコメントいただけていることがとてもありがたかったです。
自分より写真が上手い人はごまんといる中で、自分が撮る意味や、自分だからこそ与えられる価値は何かをここ1~2年考えていましたが、
『リラックスした自然な雰囲気を作った上で、普段通りの表情を切り取る』
ということに関しては、自分が撮る意味があるのかもと思えるようになりました。

本業は営業なのでコミュニケーションは苦手ではないですし、こどもとの会話も比較的慣れています。(もともと人見知りなので、人見知りの子の気持ちもわかる笑)
そのため「うちの子が初対面の人にここまで心を開くのは初めてでびっくりしました!」というようなお声をいただくこともしばしば。

どんぐりをももらえたら成功

自分のスタイルとして、かしこまったり、かっちり準備した写真を撮るのではなく(そういう写真も素晴らしいという前提で)
偶発的に撮れた最高の瞬間を目指して撮っています。
もちろん適当に撮ってるわけではなく、ナチュラルな雰囲気を崩さない範囲での指示だしと、こういうのが撮りたいな(撮れるかな)という予測の中で撮影していて、
それが撮れる確率が少しずつ上がってきている実感があり、少しステージ上がったかな?と思えてきました。まだまだですが。

そんな2023年でしたが、来年はもっとステップアップしていきたいと思っているので、ぜひとも何かあればお声がけください。(お仕事ください)

そしてYoutubeでの発信もやってこうと思ってるので、
もしよければ(ぜひ、切実に)チャンネル登録もお願いします。

最後は図々しいお願いになってしまいましたが、皆さま今年も大変お世話になりました。
関わってくださった方々、本当にありがとうございました。

良いお年を!

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