やまぐちしょうた

1990年生まれ。2児の父。平日はベンチャー社員。週末はフォトグラファー。 写真を通し…

やまぐちしょうた

1990年生まれ。2児の父。平日はベンチャー社員。週末はフォトグラファー。 写真を通して家族愛を感じられる人を増やしたいという想いで、こども写真、家族写真を撮影しています。 我が子が家を出る時に、これまで撮り溜めた写真で動画を作ってプレゼントするのが一つの夢。

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    わが子を撮る中で、大事にしてること、感じたことなどをまとめています。

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自己紹介とお仕事依頼とポートフォリオ

自己紹介 改めて簡単に自己紹介です。 フォトグラファーのやまぐちです。 1990年生まれで、6歳娘と4歳息子(2024年時点)の二児の父です。 生まれは福岡県、実家は長崎で、小学校のころに父親の転勤で東京へ。 そこから大学を卒業し、社会人数年を都内で過ごし、今度は自分の転勤で名古屋へ。 そこから転職などを経て、いまは神奈川に住んでます。 平日は半分リモートでサラリーマンをしながら、週末を中心に副業として家族写真などを撮っています。 娘が生まれたことをきっかけにカメラを購

    • なんで写真撮ってるんだっけ

      作品としての写真を撮る人、記録としての写真を撮る人、またはその両方。 いろんなスタイルの人がいますが、自分の写真のベースは記録写真だと思っています。 理想系は記録の中で作品性を両立できる写真で、そこを目指して撮っています。 話は変わり、先月祖父が亡くなりました。全く予期せず突然に。 毎日散歩したり、市の体育館に卓球をしにいったり。高齢ではあったけど健康体でした。 こういう人が長生きするんだろうなと思うようなタイプだったので、突然すぎて実感が湧きませんでした。 最後に会ったの

      • 言葉にする大切さ 〜ハッピーバレンタイン〜

        何かことをなすには、言葉にして言い続けることが大切。 言霊とも言いますが、自分が意識していることの一つです。 写真を副業にするとき、良い趣味だねと言ってくれる人も多かったのですが、自分では絶対に趣味とは言わないようにしていました。 SNSのプロフィールにフォトグラファーと書いて、知人から鼻で笑われたこともありましたが、そこは頑なに変えませんでした。 そして今ありがたいことに、自分の写真を見て撮って欲しいと依頼してくれる人が徐々に増えてきました。 この要因の一つは自分がフォト

        • 2023年を写真と文章で振り返る

          2023年、どんな年だった? って、かならず毎年妻に聞かれます。 去年はなんて答えたかなーと思い返すと、「変化の年」とか言ってた気がします。 たぶんその前も、そのまた前の年も「変化の年」とか言ってました。 去年は住む場所が変わり、一昨年は職場が変わり、その前も職場が変わったり、息子が生まれたり、、 結婚してから毎年のように転勤、出産、転居、転職、、と何かしらの環境が変わり続けてきました。 今年は去年と住む場所も変わらず、職場も変わらず、(オフィスは移転した)家族が増えたわ

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        記事

          帰省と写真~変わらないものと変わるもの~(後編)

          お盆の帰省記録、後編です。 (前編はこちらから) 海に行った翌日にもかかわらず、娘の「プール行きたい!」の一声でプールへ。こどもは体力おばけです。 自分が小さい頃によく祖母と行っていたプールで、何も変わらずあの頃のままでした。出口にある屋台のアイスクリーム屋さんもそのまま。 遊び場やプールのバリエーションが充実してるわけではないんですが、それでもこどもたちはすごく楽しそうだったので、30年経ってもこどもの心は変わらないんだと安心しました。 世の中はどんどん変わっていくけど

          帰省と写真~変わらないものと変わるもの~(後編)

          帰省と写真~変わらないものと変わるもの~(前編)

          お盆なので、実家の佐世保に帰省しました。 佐世保が実家というと、7割が「佐世保バーガーのとこね」、3割は「ハウステンボス行ったことあるよ」という返答が返ってきます。 しかし、それよりもっと良いところがあるんです。帰省しても佐世保バーガー食べないし、ハウステンボスも行きません。 そんな佐世保への約1週間の帰省。撮影枚数約3,000枚。 抜粋した写真で思い出と気づきを振り返ります。 帰省する時は毎回飛行機なので、こどもたちもだいぶ飛行機には慣れてきました。 初めて飛行機に乗せ

          帰省と写真~変わらないものと変わるもの~(前編)

          何気ない日常を残すこと

          素の感情を写したような日常写真が好きです。 絵として美しい写真も好きですが、自分が一番心動かされるのはリアルな表情や感情がある写真です。 それが映える写真スポットではなく、普段の家で撮ったような写真でも。 初めてそれを感じたのは、自分が親になってから実家に帰省した時のことでした。 たまたま開いたアルバムに、生後間もない自分と、それを抱っこしている母の写真がありました。母の目線は幼い僕に向いており、カメラの存在は意識していません。そしてすごく穏やかで優しい目を向けていました

          何気ない日常を残すこと

          夏の到来

          沖縄で梅雨明けというニュースをみて、 「お、そろそろ関東も梅雨明けかな」と思いきや、沖縄と本州では1ヶ月くらい梅雨明け時期のタイムラグがあるんですね。 そもそも梅雨って明確な定義があるわけではないらしいし、晴れる日は晴れる。気分だけはもう梅雨明けです。 そんな季節の移り変わり、風邪をひいてしまった妻には家で休んでてもらい、こどもたちとお出かけしてきました。 完全に夏です。そしてロケーションが田舎の夏休み。虫取り網と虫かごを持った親子連れもちらほら。 うちの子たちはダンゴム

          求められると頑張れる

          休日の朝。妻がパートに出ていることが多いので、お昼頃まではワンオペで過ごしています。 いつもはこどもたちにテレビを見せている間に洗濯や掃除、お昼ご飯の準備などを済ませるのですが、この日はちょっと疲れていました。 「ちょっと手伝ってもらっていい?」 娘に声をかけると、待ち構えていたかのような反応スピードで、キラキラした目をこちらに向けてきました。 「いいよ!何お手伝いする?」 とりあえず洗濯物にハンガーをかけてもらいながら、洗濯バサミを手渡してもらいました。 物足りな

          求められると頑張れる

          自分の写真を残すのは、自分のためじゃない

          「自分の写真が少ない」 パパカメラマン永遠の課題であり、ずっと前から気づいていたものの、特に最近まで気にせずにいました。 いまは半分笑い事のようですが、笑えなくなる時がきます。撮っておけばよかったと気付いた時にはもう遅く、過去の写真は撮り直せません。 こどもの姿は半年や1年で大きく変わっていきますが、大人も意外と変わります。数年前の写真を見返すと、顔も髪型も、肌の張りも、(体型も、、) 結構違います。自分の親が今の自分と同じ年齢のとき、どんな顔をしていたのか、見てみたいと思

          自分の写真を残すのは、自分のためじゃない

          世界が美しく見えるとき

          そろそろ関東も梅雨入り発表があるかどうか…と予想される6月上旬。 1年の中でも気持ちがどんよりしてくる季節です。そして外に出かけるのが億劫になり、室内で過ごすことが増える人も多いと思います。 しかし、雨が上がった後はスーパー写真タイムです。 雨が上がりの晴れ間は、最も世界が美しく見える時だと思っています。 人間で言うと風呂上がりです。一番清潔。 ということで、雨上がりに長靴を履いてお散歩してきました。 いつもなら、「水たまり気をつけてね!」と制するところですが、長靴は無

          世界が美しく見えるとき

          ボケてても、ブレてても

          ご存知かと思いますが、こどもは動きます。しかも予測のつかない動きをします。 突然走り出したり、影に隠れたり、物を投げてきたり、ジャンプしたり… その結果、これまでたくさんのピンボケ写真やブレブレ写真を量産してきました。 ピンボケ、ブレは悪? 撮った写真を見返すとき、ちょっとピントがずれていたり、ブレた写真は削除して、ばっちり写ってるものだけを残していました。「うわー、これピントあってたらめっちゃ良い写真だったのになー」なんて思いながら。 しかし、ある時思いました。 「ち

          ボケてても、ブレてても

          母の日とブランコ

          日本中が親孝行に包まれる、母の日。 存在感薄めの父の日とは対照的に、数週間前から街中の至る所でカーネーションや母の日ギフトがプッシュされています。 特に意識しなくても、母の日プロモーションのおかげで毎年忘れずにこの日を迎えられるのはありがたい。 ということで、妻がパートに行ってる間にこどもたちを連れてお花屋さんに行ってきました。 お花を買って、その足で近所の公園へ。 さすがにお花を持ちながら遊ぶのは大変らしく、 「お花、持ってていいよ」 と言って弟に持たせてました。 左

          母の日とブランコ

          50mmレンズで残す日常

          みなさんはよく使う焦点距離はありますか? 昔は広角レンズのダイナミックさにあこがれて24㎜で撮ってみたり、ボケ感や圧縮効果に魅力を感じて望遠レンズを多用してみたり、、 と、レンズを購入しては売り、その資金で新しいレンズを購入し、を繰り返してきました。(たぶん今後も繰り返します) ただ、徐々に今の自分に合う焦点距離がわかってきて、今ではほとんどの写真を50㎜単焦点レンズで撮っています。 被写体との距離感 ぼくにとっての被写体はこどもです。そのこどもと良い距離感を保ちながら撮

          50mmレンズで残す日常

          特別じゃない日にこそカメラを

          ぼくはこどもと出かける時、ほとんどカメラを持ち歩いています。 近所の公園に遊びにいくときも、ショッピングモールやスーパーに買い物にいくときも…。 たまーに持っていかないことがあるのですが、そういう日に限って綺麗な夕焼けが出ていたり、こどもがすごく良い表情や仕草をしていたり、「持ってくればよかったー」と後悔する場面があります。カメラを持ってない日は大抵そういう気持ちになったりするので、多分毎日何かしら写真を撮りたくなるようなシチュエーションに遭遇しているんだと思います。 いつ

          特別じゃない日にこそカメラを

          はじめての写真展を終えて

          4月25日~30日、渋谷ルデコで開催された「壁展」に出展してきました。 人生初、写真展です。 展示を終えた感想としては、最高で幸せな時間でした。 本当に楽しかった。 この時間がずっと続いてほしいと思えたのはいつぶりでしょうか。 (立ち続けた足は悲鳴をあげてました) そんな超素敵な展示経験になりましたが、 正直に言うと搬入の日の気持ちは真逆でした。 周りの作品のクオリティに圧倒され、 ちょっと心が折れそうでした。 「自分はここに展示してていいのか」 「来てくれた人にどう思

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