あらゆる音楽はおもしろい

ふだん娘は適当に歌ったりしていて、「崖の上のポニョ」とか、「パプリカ」とか、そんな中に時々バンドで作った曲、たとえば「みんなのほいくえん」とか、「タイに行ったアイツ」を歌ったりする。

思い浮かぶ歌に理由はあまりなくて、その時々の気分に合わせて浮かんだ歌をただ声に出して歌う中に、親が作った曲が含まれているってどんな感じだろう?とか思うが、きっと娘は別に深く考えたりすることはなく、ただ浮かんだから歌ったに過ぎない。

が、歌っているのを聞くと、こちらとしては「おっ」と思ったりする。レコーディングしてからもう半年くらい経ったのかな?とか思ったりする。きっとこれからもたくさんの歌や曲に出合って歌ったりするんだろうが、そんな中のひとつとしてバンドで作った曲が含まれるのか。「カラオケに入ってないの」「カラオケには入ってないなー、入ってたらいいよね」とかいう会話。

と、そんな娘に最近Rolling StonesとGuns n' RosesのTシャツを買ってあげたら気に入って日々のローテーションに着ている。せっかくなのでYoutubeでRolling StonesとGuns n' Rosesの楽曲を聞かせたら「かっこいい!」と悪くない反応。父はそんな音楽を高校とか大学でよく聞いていた。そういう音楽に子供のころに出合うってどんななんだろう。

音楽は最初は誰かのススメとか影響で出会っていく。そのうちに興が乗れば趣味嗜好で自ら開拓していくだろう。耳が開いていけば、クラシックやジャズの面白さにも気付く時が来る。あらゆる音楽はおもしろい。

最近作っている曲、まだ制作途中だけれども、娘は聞きたがる。「いいじゃん」と言ったりする。そうか、いいのかと思う。作り手になると良いか悪いかがわかりにくくなる。「いいじゃん」と言ってくれるだけでありがたい。

(山王日枝神社前でストーンズのTシャツを着た娘と姪がジャンプ!)

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