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ムードメーカー

昨日は平日だったが、沖縄居酒屋からのカラオケ突入で久しぶりの午前様。

飲み歩きたいのになかなか自分から誘えないタチで、特にコロナ禍で出歩かなくなってからは飲みにいく機会も極端に減っていた。

今回は、3年前にお仕事の関係で一度お会いした同業の方から、仕事の関係で沖縄に行くのでお食事でもいかがですかと誘われた。

お誘いはうれしかったのだが、それほど濃いお付き合いではなかったことや初対面の人を連れてこられるということで、約束の日が近づくにつれて、話題が続かなくて気まずくなったりしないかなどと余計な心配が頭をもたげてくるのには困った。

果たして、お約束当日、つまり昨日。

直前までの心配はまったくの杞憂だった。
過去に一度会っただけとは思えないくらい話が大盛り上がりし、翌日は通常通り仕事であるにも関わらず二次会はカラオケに飛び込みみんなで熱唱、とあいなった。

お誘いいただいた方が、まるで旧知の友のようにフランクで気兼ねなく接してくれたこと、また何より人数合わせで連れていった同僚の女性が、これまた初対面の人とも物おじせず会話ができ、酒が進むに連れてどんどん豪快になっていって雰囲気を盛り上げてくれたことが奏功した結果だ。

私は状況を見て場を盛り上げることが苦手だ。
”飲み歩きたいのになかなか自分から誘えない”のは、そういう性格であるからというのが大きい。

だから、今回のようにムードメーカーがいるのといないのとでは飲みの場の雰囲気が変わってしまう。楽しく飲みたいのに、だ。

もう少し若いころなら、そういう性格を克服するために、自分から積極的に人を誘って飲み会を増やすという選択肢もあるだろう。
でも、もうこのトシになると、それが自分だと開き直って、こういう性格とともに生きていくというのも、一つの選択だ。

どちらが正しいのか、なんて、誰にもわからないよね。

でも、やっぱり飲み会は楽しいほうがいいんだよなあ。

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