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名前をつけて、意識できるようにする。

 アオアシ18巻のハイライトは伊達コーチのこれ。

「大事なのは、そこに『ハーフレーン』という名前を付けてまで、意識することなんだ」

 名前を付けて、意識できるようにする。名前付けは、概念化の一歩。ここ最近、プロダクト開発に限らず、仕事における「概念化」の重要性を感じている。

 ただのふりかえりに留まらず、パターン認識し、言語化し、チームの共通理解にまで昇華する時間を設ける。コルブの経験モデルでいう、内省から概念化に至るところ。チームの動きは、概念を意識できていなかったときと、意識できるようになった後で大きく異なる。このサイクルはチームでも取り組みたいし、個人でも意識したい。すぐに始められるはずだ。

 先日、この1年のプロダクト開発で取り組んできたことを話した。

・重奏型仮説検証
・ジャーニースタイル
・フォーメーションパターン
・適者生存型アーキテクチャ

 これも、「名前をつけて、意識できるようにした」ものだと言える。新しい概念をチームが使いこなすためにはその後の練習(実験)が欠かせない。もちろん、試合(プロジェクト)を始める前にだ。


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