私の時代が終わった
すイエんサーが終わるらしい。
熱心に見ていた訳では無いが、学生時代はRの法則と続けて見ていた。
思い出もない。特別好きだった回も別にない。
すイエんサーのテーマソングが「すい〜すい〜すーだららったすらすらすいすいすい〜」だったことしかもう覚えていない。
(私はここで初めてスーダラ節を知り、その後カラオケで歌えるまでになった。)
ファンでも、この番組にお金を落としていたわけでも、番組のために何かをしたわけでも無い。
わけでも無いのに、番組終了に悲しみを感じている。
もっと言うと、この番組の終了により私の時代が終わったんだとさえ感じている。
本当に。
終わってしまう。
番組は視聴者がいないと終わってしまうものだ。
私はその“視聴者”でもない。
それなのに当時を私の時代だったと錯覚している。
烏滸がましい。烏滸がましいことこの上ない。
関係者からすれば、こんなことを言っている小娘を腹立たしいと感じるかもしれない。
しかし、私は人間である。
人間なのであるなぁ。
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