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実は世の中雰囲気で動いている

どうもこんにちは。
兼業投資家のパパンです。


皆さんは世の中が雰囲気で動いている事をご存知でしょうか?


例えばこれから世界中の人々が、景気が悪くなると”思った”としましょう。


しかし、実際にはそんなに景気が悪くならなかったとしても、一時的に株価は下落します。


これは、株式投資をしている人なら皆当たり前に知っている事なんですが、おそらく一般の方はなんのこっちゃでしょう。


でも実際、そんな事が起こるんです。
これは皆が景気が悪くなるだろうと『予想』した結果動きます。
予想した結果、株は売られ、下落するんです。
要するに雰囲気で動いています。


ですので、少し長い目でみると、予想が間違っていたとわかれば修正され、事実に基づいて動いていきます。


世の中は『雰囲気で動き、事実に基づき修正される』のです。


しかし問題は、国民がずっと”間違った事実”を”事実と誤認”して捉えてしまっている場合が大変です。


この場合『雰囲気で動き、雰囲気に基づき収束させてしまう』ことがあるのです。


こうなってしまうと大変な事態に陥ってしまい兼ねないので、舵取りをするお偉いさん達は私利私欲にのまれず、しっかりと正確な判断をしなければなりません。


これに関して言いますと、一人一人の国民もしっかりと正しい知識を得る努力をしておかないと、日本の政治家は民意を反映して選ばれた人達だという事を理解しなければなりません。


国民が間違った言論をしだすと、国の政策に大きな影響を及ぼす事になりかねないのです。


これらに似た話として、評論家の中野剛志さんという方が凄く面白い話をしておられたので、ここに記載させて頂きます。


『自己実現的予言』

「例えば銀行があり、健全な経営をやっていたとする。
ところがある時あの銀行は倒産するという噂がながれ、
皆がそう思い込んだ結果、倒産するのが心配だから皆が預金を引き出す。
そうすると本当に経営が不健全になって潰れる。
これは銀行が不健全だぞ潰れるぞと言った予言が本当に潰れる」

「アメリカで黒人差別が横行していた時、黒人は頭が悪い、知的水準が低いと偏見で思い込んでいた。もちろんそんな事実はない。
そして学校で勉強させても無駄だということで、学校にやらないということになると、今度は学校に行かないから本当に知的水準が上がらなくなる。
そうすると学校に行ってないせいで知的水準が低い黒人達をみると、ほら、知的水準が低いだろ?と恐ろしい事が起こる」


どうだったでしょうか?
皆さんはきちんと事実に基づき判断できているでしょうか?
間違った判断をしない為に、常に曇りなき眼で俯瞰してみていきたいですね。


                    兼業投資家 パパン

パパンの投資塾~|経済的自立への道~











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