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ジャム作り~勉強会~

ジャムだとかコンフィチュールという言葉を聞くとワクワクした気持ちになるのは私だけでしょうか?素材をじっくりと眺めて、どんな風に作るとこの果実のおいしさを最大限引き出せるのかな?と考え、ヨーグルトに入れてみようか、スコーンに添えてみようかと空想ばかり・・・

さて、自分たちも自然栽培の農園を運営しているのですが、雑草のこと、虫のこと、さまざまな困難がありお世話にも手がかかります。ちっぽけなことかもしれませんが、少しでも農薬を使わない土地があれば土を汚さないだろうし、自分たちの体に入れるものだってより自然なものがおいしいだろうし、という自己満足的な理由でがんばっています:)

同じように苦労をしながらも素材の力強さを伝えたいという生産者さんたちを見ている中で、こういう生産者さんたちこそを応援するべきなんじゃないかと日々感じていました。2人ともに農園をしながら、かたやタイ料理店を営み、かたや料理教室を営む中で、普段の仕事で食に関わっているのだから、良いと思うものをもっともっと発信していけばいいんじゃないか、啓蒙なんてえらそうなことは言いませんが、良いものは良いと伝えたい!選択するのは消費者1人1人だけど、選択肢が増えるのは悪いことじゃない!という思いでジャム作りが始まりました。

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お互い料理人といえどお菓子作りやジャムに関してはプロではないのできちんと勉強しようということになりました。そこで20年以上お菓子の本場フランスでパティシエとして経験を積み自身のパティスリーでもさまざまなコンフィチュールを製造販売していたmomoさんに勉強会を開いてもらいました。

果物それぞれの糖度や水分量が異なるのでプロは専用の機械でまず果物を確認。そこから砂糖の分量を決めていくのだそう。とはいえ、機械の導入まではできないので、伝統的な製法で砂糖の量を決めていくやり方を教えてもらいました。使用する鍋、果物の切り方、砂糖の割合、混ぜ方、加熱の仕方、混ぜ方、煮込み時間、などなど。細かな注意事項が続きます!!!

通常はグラニュー糖を使用することが多いジャム作りですが、使用する果実は自然農、あるいは減農薬というこだわりなので、お砂糖も沖縄県さとうきびの洗双糖を使います。

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このお砂糖、やわらかでコクのある深みのある甘さ。ジャム以外にも使いたいおいしさなんです。

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おいしいものを食べることで生産者さんを応援するって楽しくないですか?そんな私たちの思いに共感してくれる人がたくさんいたらいいな~と思います。

このジャムですが、岐阜県柳瀬にあるタイ料理店ポーヤイの店頭、または料理スタジオ168にて購入が可能です。また通販も可能ですのでご希望の方はご連絡ください♪

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