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バタフライエフェクト(Butterfly Effect)

バタフライエフェクト。
この言葉、ご存知の方も多いでしょうか?

まずは言葉の意味をしっかりお伝えするために、実用日本語表現辞典の説明を引用させていただきます。

バタフライ効果(ばたふらいこうか)とは、微小な初期状態変化大きな結果生む現象を指す言葉である。この概念は、カオス理論一部であり、特に気象学分野でよく用いられる名前の由来は、羽ばたくことで遠く地域で嵐を引き起こすという比喩から来ている。バタフライ効果は、予測不可能結果生む可能性示しており、微小な変化大きな影響を及ぼすことを理解する上で参考になる。現代では、この概念ビジネス社会現象科学技術など、多様な分野引用されている。

〈引用〉実用日本語表現辞典

私はNHKの『映像の世紀』を観て、この『バタフライエフェクト』という言葉をハッキリと認識しました。
なのでその番組の影響が多分にあると思うのですが、私自身は『まるで蝶のひとひらの羽ばたきのように微かな、地球の片隅での誰かのほんの小さな小さな言葉や行動が、大きなうねりとなっていき、世界全体に大きなインパクトを与えるような出来事になっていく』というようなニュアンスの解釈をしています。

そしてマリリン・モンローのことが以前から大好きだった私はこの番組のマリリン・モンローの特集の回を観てとても感動し、その溢れてきた感動や想いをなんとか表現してみたい衝動に駆られて以下の記事を書きました。

今、日本でも世界中でも胸が痛くなるような出来事がたくさん起きています。

私は何か有名なわけでも全くなく、ずば抜けた才能や能力があるわけでもない、ちっぽけな人間です。
そんな私の行動や言動は大した影響力もない、私が何か言ったり、したりしたことは、まさにこの地球上で、蝶がひとひら羽ばたいたようなものに過ぎないのだと思います。
それでもそんな私でさえ、自分の『良心』や『愛』に正直で在ることは、やはりバタフライエフェクトを生み出すと思うのです。

私だけじゃない、どの人もです。

とは言え、いつも『良心』や『愛』に正直であるというのは簡単なことではないとつくづく感じます。
そしてそのためにもまず徹底的に必要になるのが、『自分を愛する』ことだと思うのです。

「そんなものは自分にはない」と切り捨ててきた、存在を許さなかった自分の心の闇を、他ならぬ自分が、そこにあることを認め許し、ジャッジしない。
それだけでまず誰より自分がラクになり、接する相手の中にある闇も本当の意味で許すことができるようになる。

そうやって許された相手は、もしかしたらそれをきっかけに自分の心の闇を受け入れられるようになるかもしれない。

そうしたらまた、その人と接した、自分の闇を許せなくて苦しんでいる誰かが、自分の闇を受け止められるようになるかもしれない。

そのうねりや連鎖が、全ての生きとし生けるものが尊重される真の意味で調和の取れた優しい世界を作っていくのだと思います。

闇というのは、多くの場合、その人の心の傷や悲しみ、惨めさ、恥、絶望感などです。

その闇を切り捨てたり、なかったことにするのは、自分の大切な一部を切り捨てること。

それを1人1人が続けるとこの世界でいつも何かや誰かが切り捨てられ続けてしまう。

このnoteの中だけでも、多くの方がそれぞれの方向性から自分を愛することや、自分の心と対話すること、自分を受容すること、自分を幸せにすること、自分を識ることetcの大切さやメソッドを書かれています。
note 以外の媒体も含めれば、どれだけたくさんの方がそういったことを発信しているでしょう。
日本以外の国でも、おそらくそれぞれの言語でそれぞれの媒体で、こうしたことがたくさん発信されているのだと思います。

それぞれの発信がバタフライエフェクトとなり、一人一人が自分の中にある闇=切り捨ててきた一番傷ついてきた自分を抱きしめることができるようになりますように。

この世界が真に優しく美しいものになっていくことを信じていますし、私の発信も微かな蝶の羽ばたき程度かもしれませんが、バタフライエフェクトを信じて楽しみながら発信していきたいなと感じています。

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