ふと石内都さんの写真集が見たくなって、じっくりとみいっていた。

購入したのは大学生のとき。
ギャラリーのインターンに行っていて、そのギャラリーに所属していた作家さんだったので（確か）写真集が置いてあった。

「喪失と悲しみ」
　モノクロ写真で撮影された、女性の顔、手、足、傷etc…
それは、白と黒の組み合わせなのだけれど、ちゃんと色がみえる。

当時写真部に所属していた私。
カラー写真が好きでモノクロの良さがあまり分かっておらず、作品はカラーばかり撮っていた。

でも、この写真集は欲しいと思ったんだよな。
大学生の自分に、感謝。

良い作品は様々な角度から永遠に楽しめるんだなと思った。